1         10 11 12



Q: メックがジャイロを損傷したり、脚を失ったり、脚の駆動装置類が故障した場合は、累積で操縦ロールにペナルティが科せられますが、これは転倒時のメックウォリアー負傷チェック・ロールにも適用されるのですか?

A: はい、されます。 ―ランドール



Q: 4脚メックの左もしくは右胴部が破壊された場合は、前部の脚は影響を受けるのでしょうか?

A: はい、受けます。 例えば、4脚メックの右胴が破壊された場合は前部の右脚が無くなった事(脱落)になります。もちろん、無くなった事によるペナルティが科される事になります。
 ―ランドール



Q: TAGは水中で使う事はできるのでしょうか? 例えば、水中から地上に誘導型アローIVによる観測射撃をするというような……。

A: いいえ、不可能です。 ―ランドール



Q: 私のメックの右胴中枢値が残り2点で、装備欄を3箇所使用しているとします。この状況で致命的命中が3箇所発生しました。次のターンの攻撃命中で2点のダメージを受け、更に1箇所の致命的命中を受けました。

 私のメックの中枢値は、既に無くなっています。この場合でも致命的命中は適用されるのでしょうか? 適用される場合は、致命的命中も次の部位に移行するのでしょうか?(注1)

A: はい。その部位の消失に関わらず、致命的命中は常に適用されます。部位が消失したとしても、必ず致命的命中判定ロールはしなければなりません(部位に弾薬がある場合は、爆発の可能性がありますからね)(もちろん、ゲームに影響が無い場合は、ロールをいちいちする必要はありません。例えば、その部位に弾薬が無い場合等……)
 致命的命中の「移行」については、バトルテック・マスタールールP.36を見てください。その部位に装備が何も無い場合は、次の部位に致命的命中は「移行」するとなっています(頭部、胴部に起こった致命的命中は「移行」しません) 上記の場合は、致命的命中が3+1箇所発生していて、その部位に3箇所しか装備が無くその前の段階でそれが全て破壊されていますので、残る1箇所が次の部位に移行し適用されます。 ―ランドール



Q: 数ヶ月前に起きた事です。カンガ・ホバー戦車は、3ラウンド目に水地ヘクスの上で移動を終了しました。そして、4ラウンド目の移動フェイズに、そのホバー戦車を動かしているプレイヤーは、「ジャンプ」移動をしたいと言いました。これは許されるのでしょうか?

 ホバー戦車は、水上でジャンプジェットの使用が可能なのでしょうか?

(注: カンガ・ホバー戦車は、ジャンプジェットを装備しているユニークな戦車です。TR2750のP.100に掲載されています)

A: はい、可能です。 ―ランドール



Q: プロトメックのLRM弾薬重量は、25/3 kg(3発で25kg)となっています。これは、LRMの弾薬が3発でワンセットなのでしょうか? LRMは3発単位でしか積めない事を意味しているのですか?(もし、そうなのなら……suck:<)

A: はい、そうです。プロトメックのLRMは、3発単位で積まなければいけません。 ―ランドール



Q: この場合はどうなるのでしょうか? ステルスアーマーは、ECM部位が損傷を受けると機能しなくなりますが、ステルスアーマー自体は攻撃による致命的命中が発生しません(ダイスは振り直しになります) 腕や脚、胴体の部位が消失した(中枢が無くなった)時でも、ステルスアーマーの機能は発揮されるのですか?

A: ステルスアーマーに致命的命中は発生しません。その箇所になった場合は、致命的命中箇所決定ロールは振りなおしになります。エンドー・スチールや、フェロ・ファイバー装甲の場合と同じです。(どこかの部位が無くなっても、機能は維持されると言う事です) ―ランドール



Q: カルノフ・UR輸送ヘリのAWACSバージョンは存在しているのでしょうか?

A: そのような計画は存在していません。したがって、ありません。 ―ランドール



Q: クラン・ウルバリーンに関するソースブックが将来出版される事はあるのでしょうか?

A: さあ? ある日、唐突に彼等は頭上に現れるかもしれませんよ! ―ランドール 



Q: 最近遊んだゲームにて、私達はアーティラリー・キャノン(間接砲を短砲身化して、直接射撃に使えるようにしたもの)使用時の処理について疑問を抱きました。アーティラリー・キャノンは、目標のヘクス自体を狙う事により、−4の射撃ボーナスを得る事が出来るのでしょうか?
 マキシマムテックには、アーティラリー・キャノンはLRM間接射撃ルールを使用出来ると書いてあります。これは、アーティラリー・キャノンは、目標を照準する必要がある武器で、ヘクス自体を狙う事は出来ないから、−4の射撃ボーナスを得る事は出来ない事を意味していると思うのですが……?

A: アーティラリー・キャノンは、「間接砲」ではない普通の武器として扱います。しかし、目標ではなく、そのヘクス自体を狙うものです。それ故に、−4の射撃ボーナスを得る事が出来ます。
 マキシマムテックの、アーティラリー・キャノンはLRMの間接射撃ルールを使用できるとの意味――“All three artillery cannons can fire indirectly in same manner as LRM Indirect Fire.”は、そうたびたび使用されないであろう戦闘オプションの1つが実行可能であると言う事に過ぎません(したがって上記の事に結びつけて考えるのは間違いです) ―ランドール



Q: エアロテック2に於いて、TAGを用いた誘導弾を宇宙空間で使う事は可能でしょうか? 例えば、TAGを使うLRM弾頭、アローIV、レーザー誘導間接砲弾頭を用いて、宇宙空間のターゲットを狙うのは? 特に、レーザー誘導間接砲弾頭については?

A: いいえ、不可能です。 ―ランドール



Q: 1つのターゲティング・コンピューターを、別々の部位に分けて装備する事は出来るのでしょうか?

A: 1つのターゲティング・コンピューターを分けて、複数の部位に跨るように装備する事は出来ません。 ―ランドール



Q: こんにちは。 私はスペインのバトルテック・ファンで、グループで遊んでいる者です。脚の致命的命中に関して問題があります。メックの脚の腰に致命的命中が発生しました。そして、他のターンにて、大腿駆動装置、下腿駆動装置、足駆動装置に致命的命中が発生しました。

 この新たなる致命的命中の発生は、メックの移動力、操縦に影響を及ぼすのでしょうか? 腰に致命的命中が発生した場合は、以後、脚に与えられた全ての致命的命中をキャンセルするのでしょうか? ルールには、「以後の損傷は無視する」と書いてあります。私には腰への致命は、脚の全ての駆動装置が腰への致命発生前に致命無しで動作しているかを考慮しないように思えるのですが。(注2)

A: 一度、腰に致命的命中が発生したのならば、以後にその脚の駆動装置に発生した致命的命中は何の影響も与えません。この回答があなたの疑問を解決してくれる事を願っています。もし、解決しないのであれば、また投稿して下さい。 ―ランドール



Q: 小説、“Path of Glory”と “Test of Vengeance”に於いて、リヴァイアサン級輸送/戦艦は、惑星“アルシャイン”にて改装中との記述がありましたが、この艦船の新バージョン・データは、エアロテック2・レコードシートに収録されるのですか?

A: されますよ! ―ランドール



Q: 最近(3063年)は、連邦=共和国内戦、ドラコ連合、カペラ大連邦国の話ばかりです……自由世界同盟に連邦=共和国内戦以外で独自のイベントや、スポットがあたる日は来るのでしょうか?

A: これだけは言えます。自由世界同盟は太陽に照らされるであろうと ;-) ―ランドール



Q: メックの右胴か左胴の中枢値が全て失われ、そこに致命的命中を受けていないXLエンジンがあったとします。無くなった胴部位にあったXLエンジンは、致命的命中を受けるのでしょうか?(注3)

A: はい、受けます。 これは、中心領域製のXLエンジンであったならば、エンジンが破壊される事を意味します。 ―ランドール



Q: エンジンが破壊され、ゲーム盤上から「除去」されたメックから装備している武器をサルベージする事は可能ですか?

A: 3回のエンジン致命的命中でメックのエンジンは破壊されます。が、その時点で(処理をした後も)破壊を免れている武器ならサルベージは可能です。 ―ブライアン・ニスタル



Q: 地上にいるパイロットや他の人員をメックがコクピットに拾い上げるには、何ターンの時間が必要でしょうか?

A: 足元にいる人をメックが拾い上げるには、2ターンの時間が必要です。1ターン目で、メックと対象の人物が移動終了時に同一ヘクスにいなければなりません。このターンはメックは普通に戦闘を行えます。2ターン目で、メックは動かず、戦闘をせずに回収を行わなければいけません。2ターン目で回収される人員は、メックの背面胴中央を垂らされる縄梯子等でよじ登らなければいけません。もし、この時にメックの背面胴中央がダメージを受けた場合は、登攀中の人員は死亡します。 ―ブライアン・ニスタル



Q: 私は興味を抱いています――降下船の内部図解について。けれど、私が知っている限り、そういうものは存在しておらず、少しあるものも、稚拙でリアリティに欠けていると思います。私はバトルスペースのファンであるだけでなく、メックウォリアーのファンでもあります。戦士達を艦船の内部で活動させたく、内部図をそれに使いたいのです。役立てられるリアルな内部図解はないのでしょうか?

A: 了解。これが、あなたへの回答になると私は信じています。ドロップシップ&ジャンプシップ(製品番号#1619)作戦手順セクションP.31、41、.51、63とP.5、11に簡単な降下船と戦艦の内部解説があります。エクスプローラー・コー(製品番号#1681)には、P.45にユニオン級の簡単な解説、P.47にインベーダー級航宙艦の簡単な解説が掲載されています(この両者は、ドロップシップ&ジャンプシップのP.5、11の完全な再録です)
 最後に、リヴィング・レジェンド・アドヴェンチャーパック(製品番号#1646)には、P.58からP.64にかけてイージス級巡洋艦の完全な内部図解が掲載されています。 ―ランドール



Q: ハイ! ランドール! プロトメックは、ジャンプジェットを利用しての空中からの格闘攻撃ができるのでしょうか? 例えば、メックのコクピットまで飛んで突撃をするというような……そう奇想天外では無いと思います――プロトメックは強靭な装甲を持っていますし。

A: 小説ではいいですね ;-) しかしながら、バトルテック・ゲームでは、その行動は不可能です。 ―ランドール



Q: ライト・オートキャノンはレベル2兵器ではないのでしょうか? ウルトラ・オートキャノン、ロータリー・オートキャノン、LB−Xオートキャノンと、各種の弾頭類は、レベル2兵器なのですが。ライト・オートキャノンは、公式でレベル2兵器にはならないのですか?

A: 恐らく幾つかの点では、あなたの言に頷けます。しかし、現時点では、ライト・オートキャノンはレベル3兵器に留まるでしょう。 ―ランドール

(注:2006年に発売された新たな統合ルールブック“Total Warfare”にて、ライト・オートキャノンはトーナメントでも使用できるスタンダード兵器に格上げされました)



Q: エアロテック2でのマリーン(海兵隊、海軍陸戦隊)の扱いはどうなのでしょうか? 必要なコストは正規軍の歩兵と同じなのでしょうか? それとも艦船乗組員と同じなのでしょうか? 同様にエレメンタル(バトルアーマー部隊)はどうなのでしょうか?

A: それらは歩兵として扱います。作成段階では、乗組員としての数に入れてコストを軽減するのに使う事はできません。 ―ランドール



Q: ある部位の弾薬に引火し爆発が起きたとします。弾薬が爆発した部位では、新たに致命的命中チェックを何回やるのでしょうか? 例えば、マシンガン、LB-Xオートキャノン、AC/10では弾薬の爆発の仕方も違うので、判定数も違いそうですが?

A: 致命的命中チェックを行うのは、そのダメージの大小に関係無く、中枢に「1回でもダメージが来た時」に毎回行われます。上記だと、どの様な種類の弾薬でも、爆発は「一回のダメージ」と数えます。よって、致命的命中チェックをするのは一回でよいです。しかしながら、弾薬の爆発ダメージが別の部位の中枢にまで移行して損害を与えた場合は、その部位でも同様に一回の致命的命中チェックをする必要が生じます。 ―ランドール



Q: 私が見た所では、マキシマムテックには、幾つかのバトル・バリュー値の違う弾頭――インセンダイアリー弾頭(焼夷弾)、セミ・ガイド弾頭(半誘導)、スワーム・I弾頭(識別型スワーム弾)等々が存在しています。(上記を踏まえての)疑問なのですが、レベル2ルールのLRM弾頭の、スワーム弾頭、サンダー弾頭には、違うバトル・バリュー値は無いのでしょうか?

A: いいえ、ありません。 ―ランドール



Q: バトルテック・マスタールールでは、「C3コンピューターをLRM・インダイレクトファイアー(間接射撃)に使う事はできない」と書いてあります。これは、LRMをC3システムで使用できない事を意味しているのでしょうか?(そうだとしましたらメックのナギナタは、使い物になりません……) それとも、これはC3は、インダイレクトファイアーには使えないだけの事を意味しているのですか?

A: その文は、C3をインダイレクトLRMに使用することはできないというだけの意味です。普通に射撃するぶんには、あなたはLRMをC3を使って射撃することが可能です。 ―ランドール



Q: メックフォースUKとメックフォースNAに掲載された兵器は、ルール・レベル2なのですか? それとも、ルール・レベル3なのですか? メックフォースUKの兵器の説明で、レベル2兵器と明記されているものもありますが、この場ではレベル3兵器として扱われているようですが……これは本当なのですか? だとすると、メックフォース系の雑誌(2種)で掲載されたメックと兵器もまた同様に扱われるのですか?

A: 他でもない、現在流通しているバトルテック・マスタールール・リヴァイズド・エディションに、「全てのメックフォース掲載の武器と装備はレベル3として扱う」と記述されていますよ。 ―ランドール


Q: 3025年代のメックは3050年の技術でアップグレードされたのですよね? けれど、大部分のメックのアップグレードは、お粗末なものです。例えば、5K型クイックドロウはダブルヒートシンクが付け加えられただけです。ジャンプして全ての武器を撃っても過熱は24点なのに17個ものダブル・ヒートシンクを装備しています。同様に3050年版ゴリアテはマシンガンを1門しか装備していないのに弾薬は2tも搭載しています。
 マスキロフカ(リャオの諜報組織)はマシンガン・フリークなのですか? 何でこうなのかを知りたいです :-)

A: わかりました。レコードシート:アップグレードを見てください。それには非常に強化されたQKD-8Kクイックドロウが載っています。同様にレコードシート:アップグレードで、別のメックの良いデザインも見つかると思いますよ。恐らく、その他にも。 ;-) ―ランドール



Q: MASCはメックに装備する時には、同一の部位の装備欄に装備するのですか? それとも複数の部位に分けて装備できるのですか?

A: いいえ、MASCは同一の部位に「ひとつのかたまり」で装備しなければなりません。 ―ランドール



Q: メックの弾薬引火により引き起こされた新たな損害によるダメージは、累積して操縦ロールのペナルティに加算されるのですか? マキシマムテックのレベル3ルールでは、20点毎に操縦ロールに+1が科されます。例えば、弾薬爆発の致命的命中チェックでガウスライフルに致命が発生して新たに15点が加えられた(計40点の累積ダメージ)場合はどうなのでしょう?

A: はい。その事例の通り、メックウォリアーは累積ダメージで操縦ロールしなければばりません。 ―ランドール



Q: 知りたいのですが……。FASA(もしくは、関わった人々)は、バトルバリュー・システムの開発に、どれだけの時間がかかったのですか?

A: バトルバリュー・ルールは、ブライアン・ニスタル、ロス・バブコック、私とで数ヶ月を費やして作成して、その後に数ヶ月間、多数のグループとテストプレイを行いました。まだ完成には程遠いし、プレイしている間に不具合も出てきていますが、今でもバトルテックのユニット評価をするには素晴らしいシステムだと私は思っています。 ―ランドール



Q: 火炎放射器のルールで、「全てのプレイヤーの同意があれば、ダメージの代わりに熱を与えられる」というものがあります。これは、火炎放射器を装備した歩兵小隊でも同様ですか? 全てのプレイヤーの同意があればいいのですか? それとも駄目なのですか? また、歩兵小隊のフィールド・ガン(歩兵砲)は、レベル2ルールに落して使えますか?

A: 両方とも不可です。 ―ランドール



Q: 最低移動ルール(Minimal movement)は、「走行」と考えるのですか? 例えば、移動力が3/5もしくは、それ以下のメックは、レベル2高地やレベル2以下の水地ヘクスに進入できるのでしょうか?(「走行」扱いだと水地ヘクスには入れませんが……)

A: はい。最低移動ルールを用いて水地ヘクスに進入する事は可能です。 ―ランドール



Q: 何故、最低移動ルールを作ったのですか?

A: 私にも、わかりません。そのルールは、2ndエディションのボックス・セットからあります(P.6に載っています) いずれ、オリジナルの製作者に何故そのルールを作ったか聞いてみます。もっとも、それから17年も経っていますので、覚えているか疑わしいですが。 ;-) ―ランドール



Q: テクニカル・リードアウト3067には、新デザインのバトルアーマー、歩兵支援/輸送用の車輌、メック、降下船は載っているのですか? または、プロトメック輸送用の降下船は?

A: このまださほど時の経っていない「近い未来」では、新バトルアーマーは存在していません。歩兵輸送用の車輌は幾つかが、TR3067に載っています。プロトメック輸送用の降下船は、アルカディア級というものがあり、TR3067に掲載されています。 ;-) ―ランドール



Q: バトルフォース2のエアロテック版は出ないのでしょうか? 私の言うのは、気圏戦闘機等を伴った艦隊戦を出来るのか、という意味です。

A: 私は、それらの製品について余り考えていません。バトルフォース2は優れたシステムであったにしろ、さほど好調な売れ行きではありませんでした。それとエアロテック関係の製品も(テクニカル・リードアウトは除いて)さほど売れなかった事実を鑑みると……。
 あなたの言う製品だと、FANPROを説得するのは難しいでしょう。敢えてとは言いませんが、もし私がゆっくりとでも試み、製品を出したいと思っているものがあるとするのならば、サクセッション・ウォーズ2(Succesion Wars 2)ですね!!! ;-) ―ランドール



Q: ダヴィオン(Davion)とリャオ(Liao)の正しい発音は何ですか?

A: Dah-vion Lee-ow ―ランドール



Q: 敵が自機の後ろにいる場合は、腰を右に回転すれば右腕の武器は撃てるのでしょうか?(例は、左の場合でも同様だろうと私は思っています) また、メックは前腕駆動装置が無くても、その部位装備武器の射界に制限は来ないで射撃が可能なのですか?

A: 両方とも可能です。 ―ランドール



Q: スーパーチャージャーを、気圏戦闘機で使用する事は可能なのでしょうか?

A: いいえ、不可能です。 ―ランドール



Q: 私が思うに、小説“Patriots and Tyrants”にて連邦=共和国の内戦が開始されたのは3063年です。しかし、TR3067の序文では、内戦は「5年間の凄惨な戦いの後に3067年に終結した」と書かれています。もし、3063年に内戦が開始され、5年の歳月を経て終ったのならば、あの序文を書いた人はどうやって戦争終結を見通す事が出来たのでしょうか? その点について、聞きたいです。

A: 連邦=共和国内戦は、3062年の終わり頃に開始されたと見なされています。その時、合計25の部隊が、ヴィクター側、キャサリン側の名乗りを上げて、本格的に戦場で激突し、戦闘を行いました(p.12, Operation: Flashpoint) ―ランドール



Q: マキシマムテックでは、ドライバーも含めた乗員は、1つの武器を攻撃側の移動修正を加えずに射撃する事が出来ると書いてあります。この1つの武器は、リンク・ウェポンのルールを使った武器でもいいのでしょうか? 例えば、中口径レーザー3門をリンク・ウェポンに指定して、1回のトリガーで3門が発射されるのは、1つの武器と見なされるのですか?

A: いいえ。 ―ランドール



Q: “House Davion sourcebook”には「AS7−RS アトラス」の記述が載っています。そして、TR3025には、大口径レーザーを装備した改造機について書いてあります。 これら2つの設計に関連はあるのですか? これらの正式な機体データは公表されていますか?

A: いいえ、FASAは、それらの機種の正式データの発表はしていません。 ―ランドール

(注: 後に発売されたレコードシートにAS7-RSアトラスのデータは収録されました)



Q: 承知しているでしょうが、古い疑問が有ります。オリジナルのTR3025と、TR2750には、メックの可能な特殊なルールや数値が本文に含まれていました。例えば、ジャベリンのトップ・ヘビー問題、マングースの装備しているプローブ等々。中心領域のメックは、前記のような特徴を使えるのでしょうか? 駄目なのでしょうか?

A: レベル2ルールに於いては不可能です。しかしながら、レベル3ルールで、幾つかはマキシマムテック(pp. 58-59, Revised)に収録されています。その他のレベル3ルールについても将来、紹介される可能性はあります。 ―ランドール



Q: サクセッション・ウォーズ2についてのあなたの言及を見て、投稿しました。サクセッション・ウォーズ1は再販されないのですか? 素晴らしいゲームだと思うのですが。

A: そうですね。私はサクセッション・ウォーズを過去に何回もプレイして、回数を覚えていないくらいです。しかしながら、サクセッション・ウォーズの売れ行きは非常に悪く、早期に絶版にせざるを得ませんでした。それに現在のバトルテック世界の時間軸上に合致していない部分も多々あります。
 私は、FANPROに新しいバージョン「2」作成の説得をする時に多くのチャンスがあると思います。その時に、彼等が必要と思ったのならば、オリジナルの再版をするでしょう。 ―ランドール



Q: 私はFANPROが、バトルテックの新製品を発売する事を知っています。しかし、彼等は昔のFASAの製品群の再販はするのでしょうか? 店頭で買えるのでしょうか? メックウォリアー・ダークエイジの発売前に出すのは自粛しているとの話を聞きました。
 ですが、私は、少なくともボックス・セットは、新規プレイヤーにクラシック・バトルテックを紹介するのには、理にかなっている商品だと思うのですが。

A: はい。FANPROは、バトルテックの中心的製品――例えば、バトルテック・マスタールール・リヴァイズド・エディションの再販をする予定を持っています。しかしながら、それが何時になるかの正確な決定は、まだされていません。ミニチュアに関しては絶版の話がありますが、それはクラシック・バトルテックの書籍については全く影響がないでしょう。 ―ランドール



Q: マシンガンの弾薬が爆発したとしたら、400点のダメージを受けます(200×2点) 1トンのアンチ・ミサイルシステムの弾薬(12発)が爆発したら、何点のダメージを受けるのですか?

A: 1トンの弾薬なら、中心領域製なら24点、クラン製なら48点のダメージを受けます。アンチ・ミサイルシステムの弾は「一発」の爆発につき、2点のダメージですから。 ―ランドール



Q: レフェリーが居る中で、メックの一対一の戦闘を行っている時に、片方のメックが自爆の実行を始めました。レフェリーは、他方のプレーヤーにメックが自爆を試みている事を伝えなければいけないのでしょうか?

A: その状況は、レベル2ルール下では起こりませんね。しかしながら、マキシマムテック・リヴァイズドのP.20には自爆ルールが載っています。そこでは、他方のプレイヤーに自爆について宣言する必要がありますけど、この場合は違います。
 そう、一番いい解決法としての意見は、レフェリーが目標値(2機の間にある地形修正、射線等で)を決めてこっそりとダイスを振って判定することだと思います。判定に成功したのならば、相手に敵の行動について伝える。失敗したのならば、伝えない。この回答が、あなたの助けになる事を望みます。 ―ランドール



Q: 私は、レベル3ルールのプロトメック設計を考えており、ストリークLRMを設計に使おうと思いました。異なった種類のミサイル発射筒―SRMの重量は1筒につき250kg、ストリークSRMの重量は500kg(通常の2倍)です。
 この例から、私は考えました――LRMの重量は200kgですから、ストリークLRMの重量は400kgになるのではないでしょうか?私は、これが妥当だと思うのですが、プレイ仲間はレベル3兵器だから、もっと重いはずだと言うのです。

A: そうですね。たぶん、その計算で正しいですよ。 ―ランドール



Q: バトルテックのルールブック群の中に、サーチライトの照射距離が載っている公式の物はあるのでしょうか?

A: いいえ、ありません。サーチライトは、装備しているユニットの存在する盤上内の幅で照らす能力があるとして下さい。 ―ランドール



Q: バトルメックの弾薬爆発と影響について質問があります。弾薬が爆発して発生したダメージは、そのターンに受けた総ダメージに加算して操縦ロールに反映するのですか?

 例えば、クランのメックがLRM10の弾薬(残2発)に致命的命中を受け、爆発しました。20点のダメージですが、どのように判定をすべきでしょうか? もし、中枢が残り12点しかなかった場合は、CASEの効果により、実際には12のダメージしか受けない事になりますが? 逃がされたダメージも加算して判定するのでしょうか?

 これは奇妙な状況でしょうが、ありえる事です。私には、実際にメックシートに記入したダメージのみで転倒回避ロールをするか、それとも、その他のダメージも加えて転倒回避ロールをするべきなのかが解からないのです。

A: はい。あなたは20点のダメージを受けたのならば、即座にロールをしなければなりません。 ―ランドール



Q: “Mad Cat Mk.II”を作ったのは、どの氏族ですか?

A: クラン・ダイヤモンドシャークです。 ―ランドール



Q: マキシマムテックに載っているサンダーボルト・ミサイルには、通常型のLRMのような特殊弾頭はあるのですか?

A: いいえ、ありません。 ―ランドール



Q: ヘビー・ガウスライフルと、C3コンピューター、C3iコンピューターを組み合わせて使った場合でも、距離によりヘビー・ガウスライフルの与えられるダメージは低下するのでしょうか? 

 例えば、自機と目標機の距離が「遠」で、C3を装備した僚機が目標機から(ヘビーガウスの効果的な距離である)「近」の距離にいる場合でも、距離によるダメージ減衰ルールは適用するのですか?

 もし、低下しないのであれば、ヘビーガウスは、非常に効果的な武器になるのですが。回答はどうなのですか?(デザイナー的な視点からの質問です)

A: C3コンピューター、C3iコンピューターは、ヘビー・ガウスライフルの威力には、全く影響を及ぼしません。C3のネットワーク内にいたとしても、攻撃機と目標機の距離によりヘビー・ガウスライフルのダメージは決まり、適用されるでしょう。 ―ランドール



Q: バトルテック・マスタールール・リヴァイズド・エディションには、サンダー・インフェルノ・ミサイルにより作り出された地雷原を通過したものは、LRM発射筒の規模と同じだけのインフェルノ・ミサイルが命中した事になり、6点の過熱が与えられると書いてあります。

 これは、通常の6点の熱を与えるインフェルノが命中したという事で、LRM10ならば30ターンの間も熱が6点与えられ続けるという意味ですよね? それとも、LRM発射筒の規模により、与えられる熱は倍加するのでしょうか?

 インフェルノ・ミサイルのルールから言って、前者が正しいとは思うのですが、個人的には後者の方が正しいと思っています(そんなに強くないでしょうし)

A: サンダー・インフェルノ・ミサイルは、LRM発射筒の規模に関わらず6点の熱を与えるものです。LRM発射筒の規模は、インフェルノの効果時間が何ターン続くかを決定するに過ぎません。 ―ランドール



Q: 高地からは、どうやって降りられるのでしょうか? 私のコマンドーはレベル8高地におり、周囲のヘクスは全部がレベル0だとします。私のメックは動けるのでしょうか? それとも飛び降りれるのでしょうか? もし、降りれるのなら操縦ロールを振る必要があるのでしょうか?

A: レベル1〜レベル2ルールに於いては、コマンドーはそのヘクスに移動できないでしょう。メックが1ヘクスで移動可能な高度はレベル2だけです。しかしながら、レベル3ルールならば可能でしょう。(それらのルールはマキシマムテックに載っています) ―ランドール



注1: バトルテック・マスタールールでは、装甲のダメージと同様に、致命的命中も条件によっては別の部位に移行する場合があります。

注2: バトルテック・マスタールールでは、腰に致命的命中が発生したら、それまでに駆動装置致命的命中によって生じていたペナルティを以後は無視し、腰損傷によるペナルティのみを適用するとのルールがあります(その脚のみです。別の脚の腰がやられておらず、駆動装置が損傷している場合は、そのペナルティは依然として適用されます)

注3: バトルテック・マスタールールでは、部位の中枢が消失した場合、その部位に装備されている装備は全て致命的命中を受けた(これは弾薬等には適用されません)ものとして扱うルールが存在しています。

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