出典: Technical Readout: 3050 Upgrade
ウラー
重量: 30t
シャシー: プロセス12 エンドースチール
パワープラント: スターファイアー180XL
巡航速度: 64km/h
最高速度: 97km/h
ジャンプジェット: 無し
ジャンプ能力:
装甲板: コンパウンドH18
武装:
16t分のポッドスペース使用可能
製造元: バビロン・メックワークスV(クラウドコブラ)、プロダクションライン・ガンマ2(スノーレイヴン)、アイアンホールド・プラント9(ジェイドファルコン)
主工場: バビロン、ラム、アイアンホールド
通信システム: コブラトーク12
照準・追尾システム: シリーズXXX・マルチトラック
ウラー(氏族名キットフォックス) 技術基盤: 総重量: 機体中枢: エンジン: 歩行MP: 走行MP: ジャンプMP: 放熱器数: ジャイロ: 操縦席: 装甲値: |
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重量 |
頭部 胴中央/背面 左右胴/背面 左右腕 左右脚 |
中枢値 |
装甲値 |
重量・装備配置
部位 頭部 |
固定装備 |
残装備欄数 |
胴中央 | ダブルヒートシンク | 0 |
右胴 |
2×XLエンジン 3×エンドースチール 2×フェロファイバー |
5 |
左胴 |
2×XLエンジン 2×ダブルヒートシンク 2×エンドースチール 2×フェロファイバー |
2 |
右腕 左腕 |
1×エンドースチール 1×フェロファイバー 1×エンドースチール 1×フェロファイバー |
6 6 |
右脚 左脚 |
無し 無し |
2 2 |
基本型武装構成
武器/弾薬 ストリークSRM4 弾薬(ストリーク)25 LB 5−X AC 弾薬(LB−X)20 ER大口径レーザー 小口径パルスレーザー |
部位 右腕 右腕 右腕 右腕 左腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
A型武装構成
武器/弾薬 ガウスライフル 弾薬(ガウス)16 2×ER中口径レーザー |
部位 右腕 右腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
B型武装構成
武器/弾薬 SRM6 弾薬(SRM)15 ウルトラAC/10 弾薬(ウルトラ)20 ER中口径レーザー ER小口径レーザー |
部位 右腕 右腕 右腕 右胴 左腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
C型武装構成
武器/弾薬 アクティブ・プローブ TAG ECM 3×アンチ・ミサイルシステム 弾薬(AMS)96 ER大口径レーザー 小口径パルスレーザー 2×マシンガン 弾薬(マシンガン)200 A−ポッド A−ポッド |
部位 右腕 右腕 右腕 右腕 右胴 左腕 左腕 左腕 左胴 右脚 左脚 |
装備欄数 |
重量 |
D型武装構成
武器/弾薬 LRM15 NARCミサイルビーコン 弾薬(NARC)6 弾薬(LRM)16 LRM15 弾薬(LRM)16 LRM5 弾薬(LRM)24 |
部位 右腕 右腕 右胴 右胴 左腕 左腕 左腕 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
E型武装構成
武器/弾薬 ER PPC ER小口径レーザー 2×ダブルヒートシンク ジャンプジェット ATM3 弾薬(ATM)60 ジャンプジェット ジャンプジェット ジャンプジェット |
部位 右腕 右腕 右腕 右胴 左腕 左胴 左胴 右脚 左脚 |
装備欄数 |
重量 |
F型武装構成
武器/弾薬 HAG20 弾薬(HAG)12 2×中口径パルスレーザー |
部位 右腕 右腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
H型武装構成
武器/弾薬 ガウスライフル 弾薬(ガウス)16 2×ヘビー中口径レーザー |
部位 右腕 右腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
S型武装構成
武器/弾薬 大口径パルスレーザー 小口径パルスレーザー マシンガン 弾薬(マシンガン)100 ジャンプジェット 中口径パルスレーザー ストリークSRM4 弾薬(ストリーク)25 マシンガン ジャンプジェット ジャンプジェット ジャンプジェット |
部位 右腕 右腕 右胴 右胴 右胴 左腕 左腕 左腕 左胴 左胴 右脚 左脚 |
装備欄数 |
重量 |
W型武装構成
武器/弾薬 大口径パルスレーザー 中口径パルスレーザー 大口径パルスレーザー 中口径パルスレーザー |
部位 右腕 右腕 左腕 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
概要:
中心領域兵達には“ウラー”と呼称されているこのキットフォックスは、重武装の軽量級オムニメックになるべくクラウドコブラ氏族によって設計されたものである。中心領域に侵攻した氏族の間では、ジェイドファルコンのみがウラーを多数機で配備している。
性能:
ウラーの重量の半分以上は変更可能なものとなっており、速力や機動力よりもポッドスペースの方を重視している。その一般的な武装構成は、1〜2基の長距離兵器――より軽量である複数のレーザー、ミサイルラック、その他の装備ににサポートされている――を中心に作られている。
基本型武装構成とB型武装構成は、1基のミサイルランチャーと複数のレーザーにバックアップされた1基のオートキャノンを中心にしている。未熟な戦士達は、しばしば、その両者の区別をする事ができないものである。A型武装構成は、中心領域の軍勢――強力なガウスライフルで武装した軽量級メックというものを予想だにしなかった――にとっては手酷い驚きのものであった。D型武装構成は、火力支援専門のプラットフォームである。
C型とS型武装構成は、中心領域への帰還の為に作られたものである。都市部戦闘用に整備されたそれら両型は、通常型歩兵部隊にとって極めて致死的な対戦相手となる。
E型とF型、H型武装構成は、新たな兵器システム組み込みの試みを表しているものである。E型は1基のATMランチャーを搭載したものであり、一方、H型は強力なガウスライフルと2基のヘビーレーザーを持ったA型の派生的な機体である。H型に似ているF型は、A型武装構成をベースにしている。ヘルズホース氏族は、自分達の新たなHAG20と2基の中口径レーザーを組み合わせたのであった。弾薬を2tしか持っていないが故に、そのメック戦士達は弾を無駄遣いしないよう注意を払わなければならない。
W型武装構成は、ウルフ氏族、ウルフ・イン・エグザイル氏族、ウルフ竜機兵団によって、しばしば訓練機として使用されている。複数のパルスレーザーで武装したこの武装構成は、その右腕に前腕駆動装置と手駆動装置を搭載してもいる。
配備:
“タニス・ワールド”の資源へのアクセスを確保しつつ、クラウドコブラ氏族は新兵器プログラム群を開始した。2890年、それらのプログラムの最初のものが、新型軽量級オムニメックという形で以て結実した。ファング星団隊にて使われたウラーは、程無くしてジェイドファルコンとコヨーテに対する一連の勝利をクラウドコブラにもたらした。
このクラウドコブラの成功に注目したジェイドファルコンのブレット・マルサス族長は、その設計に対する所有の神判を挑んだ。惑星“バビロン”の荒涼たる不毛の地にて戦ったジェイドファルコンは、紙一重の差で勝利を収めた。そして、その貴重な獲物を得られたジェイドファルコンは、素早くウラーを自分達の標準の軽量級オムニメックへとしたのであった。
スノーレイヴン氏族もまたこの強力なウラーに興味を抱いていたが、この機体の設計権を確保するのに戦闘よりも取引の方を選んだ。それから後に、ブラッドスピリット氏族はスノーレイヴンからウラーを得た。
ウラーは、その他の氏族の間では余り一般的な存在ではないままであり、彼等はより速力のある軽量級オムニメックの方を好んでいる。彼等の軍内に見られるウラーは、戦場から取得されたアイソーラである。
著名なメック戦士
ロアーマスター:エレーニ・リアーズ
若きリスターかつ卓越した軽量級メックのパイロットであるエレーニは、ガンマ銀河隊の中から選び出されディン・シュタイナー族長の副官を務めていた。(その後)リアーズのブラッドネームを勝ち取った彼女は、満場一致でクラウドコブラ氏族のロアーマスターへ選ばれた。
私的解説:
ウラーは氏族侵攻時にジェイドファルコン氏族が多用した事からかの氏族の専用メックの1つであるかと思いきや、元々はクラウドコブラ氏族が開発したものでした。PCゲームのメックコマンダーですと、序盤はとりあえず鹵獲したこの機体ばかり使用する事になりますので、記憶に残っている人も多いでしょう。このオムニメックも大きなアップグレードは受けていませんがダークエイジにて現役で使用されており、息の長い機体となっています。
ウラーは氏族の軽量級オムニメックの中では基本設計も無難で各種武装構成にも恵まれており、補給が潤沢であればどんな状況でも役に立つ機体でしょう。機会がありましたら、ウラーのみで小隊を編成してトーナメント大会で対戦してみるのも面白いかと思います。