出典: Technical Readout: 3050 Upgrade
ソア
重量: 70t
シャシー: JFS−703
パワープラント: レッドライン350XL
巡航速度: 54km/h
最高速度: 86km/h
ジャンプジェット: JFスタンダード
ジャンプ能力: 150m
装甲板: J63−3E フェロファイバー
武装:
22.5t分のポッドスペース使用可能
製造元: イーグル・クラフトグループ、セントルイス・メックワークス
主工場: アイアンホールド、ナイルズ
通信システム: モデルJ−D 607
照準・追尾システム: ホークアイ58
ソア(氏族名サモナー) 技術基盤: 総重量: 機体中枢: エンジン: 歩行MP: 走行MP: ジャンプMP: 放熱器数: ジャイロ: 操縦席: 装甲値: |
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重量 |
頭部 胴中央/背面 左右胴/背面 左右腕 左右脚 |
中枢値 |
装甲値 |
重量・装備配置
部位 頭部 |
固定装備 |
残装備欄数 |
胴中央 | ジャンプジェット | 1 |
右胴 |
2XLエンジン 2×フェロファイバー |
8 |
左胴 |
2XLエンジン 2×フェロファイバー |
8 |
右腕 左腕 |
1×フェロファイバー 1×フェロファイバー |
7 7 |
右脚 左脚 |
2×ジャンプジェット 2×ジャンプジェット |
0 0 |
基本型武装構成
武器/弾薬 ER PPC LB 10−X AC 弾薬(LB−X)10 LRM15 弾薬(LRM)16 |
部位 右腕 左腕 左腕 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
A型武装構成
武器/弾薬 大口径パルスレーザー ガウスライフル 弾薬(ガウス)8 SRM6 弾薬(SRM)30 |
部位 右腕 左腕 左腕 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
B型武装構成
武器/弾薬 LRM20 弾薬(LRM)12 SRM4 弾薬(SRM)25 LRM20 弾薬(LRM)12 SRM4 弾薬(SRM)25 アンチ・ミサイルシステム 弾薬(AMS)24 NARCミサイルビーコン 弾薬(NARC)6 |
部位 右腕 右腕 右腕 右腕 左腕 左腕 左腕 左腕 左胴 左胴 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
C型武装構成
武器/弾薬 ER大口径レーザー ER小口径レーザー ウルトラAC/20 弾薬(ウルトラ)10 ストリークSRM6 弾薬(ストリーク)15 |
部位 右腕 右腕 左腕 左胴 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
D型武装構成
武器/弾薬 ER大口径レーザー ER小口径レーザー 3×ダブルヒートシンク マシンガン アンチ・ミサイルシステム 照準コンピューター ER大口径レーザー ER小口径レーザー 3×ダブルヒートシンク マシンガン 弾薬(マシンガン)200 アンチ・ミサイルシステム 弾薬(AMS)48 |
部位 右腕 右腕 右腕 右胴 右胴 右胴 左腕 左腕 左腕 左胴 左胴 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
E型武装構成
武器/弾薬 ATM12 ATM6 弾薬(ATM)15 弾薬(ATM)30 ER PPC |
部位 右腕 右腕 右胴 右胴 左腕 |
装備欄数 |
重量 |
G型武装構成
武器/弾薬 ER PPC 3×SRM4 弾薬(SRM)25 2×ダブルヒートシンク ER大口径レーザー 3×SRM4 弾薬(SRM)25 2×ダブルヒートシンク ヘビー小口径レーザー |
部位 右腕 右胴 右胴 右胴 左腕 左胴 左胴 左胴 胴中央 |
装備欄数 |
重量 |
H型武装構成
武器/弾薬 ヘビー大口径レーザー ER中口径レーザー 2×ダブルヒートシンク 照準コンピューター 2×ダブルヒートシンク ヘビー大口径レーザー ER中口径レーザー 2×ダブルヒートシンク アンチ・ミサイルシステム 弾薬(AMS)24 3×ダブルヒートシンク |
部位 右腕 右腕 右腕 右胴 左腕 左腕 左腕 左腕 左胴 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
HH型武装構成
武器/弾薬 HAG20 弾薬(HAG)18 ヘビー中口径レーザー ER中口径レーザー APガウスライフル 弾薬(APガウス)40 プラズマキャノン 弾薬(プラズマ)20 ER中口径レーザー |
部位 右腕 右腕 右胴 左腕 左腕 左腕 左胴 左胴 胴中央 |
装備欄数 |
重量 |
M型武装構成
武器/弾薬 ER PPC 弾薬(ストリーク)30 LB 10−X AC 弾薬(LB−X)10 ストリークSRM6 ER小口径レーザー |
部位 右腕 右胴 左腕 左腕 左胴 左胴 |
装備欄数 |
重量 |
概要:
このサモナー――中心領域では“ソア”ど呼称されている――は、1つの大きく嵩張る兵器による負荷に適応できるように設計された機動力のある重量級メックである。ソア(しばしばティンバーウルフと不当な比較をされる)は、攻撃と防御の両方の為の機動力を求めて作られた。この設計機の存在期間は、200年近く前にまで遡るものである――その時、ジェイドファルコン氏族は、新たなオムニメックを求めて捕獲したスレッシャーをベースに使用してみたのであった。それは襲撃機と高速打撃強襲機の両方で成功を収め続けており、LAAFのメンバー達はその性能については嫌になる程に熟知している。
性能:
その基本型武装構成に於いては、サモナーは襲撃機として優れている。その火力の大部分を1基のER PPCに頼よりつつも、その1基のLRM15とLB級オートキャノンは追加の長距離打撃力をもたらしている。A型もそれと似た様な性格をしているが、より近距離を重視したものとなっている。主にミサイルで武装しているB型は、火力支援に使用されている。C型武装構成は、1基のウルトラ・オートキャノン/20――戦場で最も恐れられている兵器の1つ――を中心にしたものである。そして恐らく、この設計機を最も効率良く用いるものは、各腕に複数のERレーザーを搭載し照準コーンピューターを持っているD型武装構成であろう。
近年見掛けられるE型は、新たなATMミサイルシステムを活用している。ヘビーレーザーの出現はH型を生み出す結果となり、それは2基のヘビー大口径レーザーとER中口径レーザーに重きを置いている。基本型とアルファ武装構成の混合であるM型は、至近距離での戦闘を目的としたものに見える。そのER PPCは射程を与えるものであるが、LBオートキャノンは弾薬が不足したままであり、一方ストリーク−6ランチャーは2tの弾薬を持っている。
最近になり2つの新たな型が生じている――最初のものはHH型で、それはハイパーアサルト・ガウスライフルに重きを置いている。ヘルズホースの戦士達によって使用されるそれはまた、新たなプラズマキャノンと様々な中口径レーザーを搭載してもいる。クイン・ケレンスキーによって人気になった武装構成――G型と称されている――は、各胴に搭載されたSRMラック、各腕に搭載されたエネルギー兵器を中心としたものである。(それは)至近距離での火力用に、複数のヘビーレーザーが追加されている。
配備:
サモナーは、最初の侵攻に於いては、ジェイドファルコンの部隊では他の氏族の部隊よりも3倍は一般的な存在であった。そして、他の氏族が同重量等級のより新しい設計機を作り出していっているが故に、その差はますます開きつつある。コヨーテ氏族の格言ではこう言われている――「サモナー、ヘルブリンガー、キットフォックスが1機もいないジェイドファルコンを見たのならば、倍する注意を払え」と。
著名なメック戦士
スターキャプテン:クイン・ケレンスキー
自分の先祖達と同じ道を歩み続けているクインは、目的遂行の為に受動的に行動する人物では決してない。しかし、天賦の才のあるメック戦士かつリーダーである彼女のその個性は、やがて彼女に跳ね返る事となった――ジェイドファルコンに彼女を求めての所有の神判を挑戦された際、彼女の指揮官は入札を低く行い、彼女を放り出したのである。ジェイドファルコンに加わった以降、クインはその自分の元の氏族に対する最も攻撃的な人物となっており、何時の日か自らの遺伝子遺産に対する挑戦が認められるのを目指している。氏族の戦士の大部分は格闘攻撃を不快なものと感じているが、クインは対戦相手を軽く叩いて自分の技能を披露する事と対戦相手を嘲弄する事を好んでいる。
私的解説:
ソア(サモナー)と言えばジェイドファルコン氏族が真っ先に思い出されるぐらいに、それはジェイドファルコン氏族にて重用されている重量級オムニメックです。重量級メックとしては中々の機動力、適度な装甲、適度な武装構成を持っている事から、ソアは長らくジェイドファルコン氏族の主力機を務めます。その後の“Wars of Reaving”で惑星“アイアンホールド”の工場は失われますが、効率は良くないものの他の製造施設が中心領域でも既に稼働していたのがソアにとっては幸運でした。そして、ダークエイジ前の3093年には改良型のソアIIが登場してソアからの置き換えが順次開始されていますが、それでもソアはダークエイジでも依然として戦力の重要な位置を占めています。
ソアの武装構成は短期決戦には優れているものが多く、その弾薬の搭載量とかにはかなりの計算が為された跡が感じられます。しかし、対戦相手が持久戦を選んだ場合、ソアの搭載弾薬量は心許ないものになるのではないかと思います。ボードゲーム上では、自分で使う場合でも相手に使われる場合でも、その事を念頭に置いた運用をすべきでしょう。