Pilot Card MechWarrior: Wolf Strike


GS-062: コリーン・ソーヤー (Colleen Sawyer)

メック: AS7-D アトラス “シュガーラッシュ”

 コリーン・ソーヤーはヒーロー訓練学校の卒業生で、この学校の波乱に富んだ過去からその事を過度に誇りにしている。戦闘に於いて、彼女はのべつ幕なしに話をし、通信チャンネルを御喋りで以て埋め尽くす。しかしながら、彼女の武勇とそのアトラス“シュガーラッシュ”の火力は、その通信問題を補って余りあるものである。幾つかの理由により、彼女は歩兵部隊を戦場における主要目標と見なしており、歩兵小隊群の真っ只中に猛然と襲い掛かり彼等を手際よく消散している。


YOU AND YOU AND . . . (選択)
 このユニットが白兵戦攻撃を行う際、それの正面で台座接触している全ての敵対する歩兵と車輌が目標になります。攻撃ロールを1回行い、その攻撃ロールの結果を各目標の防御値と比べます。この攻撃が成功した目標に対して、このユニットのメインダメージ値と等しいダメージを入れます。



GS-063: ジェイムズ・キャロット (James Carrott)

メック: RVN-4N レイヴン “マジスター”

 ジェイムズ・キャロットのメック戦士としてのルーツは20年近く前まで遡れるものであり、彼の忠誠心はリャオ家と第21ケンタウリ槍機兵隊の両方に対して置かれている。キャロットは2002年にWizKids Approved Playの地位に就く為にその18世紀の歴史についての経歴を離れ、そして、地位を上げていき2003年にはConsumer Experienceのディレクターとなった。キャロットはまた、MechWarrior Approved Playの新たな側面を作り上げるのを助けた。彼は後ろから自分の友人達を刺すような戦場で行動していない(もしくは暴君としての自分の名声に悦に入っていない)時は、積み上げられたコミック・ブックに没頭したり、変化に富んでいる赤ん坊を追い掛け回したり、彼自身の中心領域を手酷く扱ったりしている。そして、彼は未だに、戦場で価値ある敵に挑戦する為の時間を見つけ出しているのである。


NICE TRY
 あなたの指揮ステージの開始時、このユニットが明確な射線を引く事ができる――この際はこのユニットの最大射程の値を無視します――1つの敵対する目標となるメックを選択します。あなたの次の指揮ステージが開始されるまで、その目標に割り当てられている如何なるパイロットの能力も無効化されます。



GS-064: “隻眼”ジャック・ファレル (“One Eyed” Jack Farrell)

メック: AS7-D アトラス “ハンマーフォール”

 “隻眼”ジャック・ファレルは、そのジュピター“ゴッドフィスト”をジェイコブ・バンソンのリャオ家からバンソンズ・レイダーズを離脱させるという試みの間に失ったが、その後、彼は新品のアトラスを操縦して再び戦場に現れた。自分の最初のメックを失った後の彼の2機目となる強襲型バトルメックの獲得は、彼がバンソン本人の好意を得ているか、彼がかような高価かつ希少な戦争の兵器を調達する手段を持っているかのどちらかである事を実証するものである。ジャック・ファレルの新品のアトラスは、ジャックの欠点を補う為に特別装備が組み込まれており、彼がそのコクピットの中で如何なるメック戦士とも対等に(大部分の場合に於いて対等以上に)職務を果たすのを可能としている。


ONE EYED
 このパイロットが推奨メックに割り当てられた場合、そのメックはその攻撃値に+2を得ます。それ以外のメックに割り当てられた場合、そのメックは代りにその攻撃値に+1を得ます。

BRUTE FORCE
 このユニットがそのメインダメージを使用して白兵戦攻撃に成功した際、その入れるダメージは衝突ダメージになります。



GS-065: アリッサ・ジョーンズ (Alyssa Johns)

メック: KGC-20 キングクラブ “ジブラルター”

 アリッサ・ジョーンズがどの様にしてそのキングクラブ“ジブラルター”の入手手段を得られたかについては不明であるが、彼女が元々はスフィア共和国崩壊の最中に蹂躙された惑星市民軍の一員であったのではないか、と多くの者達が推測している。この推測は、放浪する掠奪者達から自分達を防衛するのを求めている他の惑星の人々と仕事をする際に、ジョーンズが自分の料金を低くするのを厭わない事から来ているものである。


LIKE A ROCK (選択)
 このユニットの強化アーマーと重アーマーは、衝突ダメージと特殊攻撃からのダメージを減少します。



GS-066: カート・ターナー (Kurt Tanner)

メック: RVN-4N レイヴン “シャドウ”

 偵察と追跡を得意としているフリーランスのメック戦士であるカート・ターナーは、アウトリーチ傭兵訓練コマンド(OMTC)の所産である。カートはフリーランスになる前の短期間、ウルフ竜機兵団に加入しており、この傭兵部隊を友好的な関係で以て離隊している。現在、彼は、その攻撃者の正体を確定する事や攻撃者をその本拠地まで追跡しそこへの報復襲撃をするのを可能とする事を望む集団によって、最も頻繁に雇用されている。


LIKE A SHADOW (選択)
 1つの敵対するフィギュアがこのユニットから離脱をし、このユニットと台座接触している他の敵対するフィギュアが存在していない時、その離脱する敵対するフィギュアの移動終了後に、その離脱する敵対するフィギュアの正面に台座接触させてこのユニットを置きます。あなたがこれを行った場合、このユニットは1の熱を得ます。



GS-067: レナ・ブライス (Lena Brice)

メック: XNS-11 クサントス “キングスレイヤー”

 あなたに強襲型メックを倒す必要性がある際には、あなたはレナ・ブライスと彼女の“キングスレイヤー”を求めるべきである。大きな目標の処理を得意としている事はレナにとって実入りのいい取引をもたらすものであり、彼女はその特大の獲物を狩り出す事を大いに楽しんでいる。中心領域を闊歩する更により大型のメックについての噂が広まっていっている事により、レナは処理できない程の仕事の申し出を受けている。そして、この事は彼女がその目標を選ぶ事を可能にしているのである。


BOB AND WEAVE (選択)
 このユニットがシャットダウンをしていない際は、このユニットに与えられる如何なる非強行軍ダメージも1減少させます――このユニットは1の熱を得ます。



GS-068: ライアン・カッター (Ryan Cutter)

メック: VXN-7A ヴィクセン “ディセプション”

 



 



L-054: グウィン・フェトラドラル (Gwin Fetladral)

メック: WUL-FN ウルフェン “グレイハンター”

 ギャラクシーコマンダー:カル・ラディックが殺害された際に、グウィン・フェトラドラルはその活力を失った様に見えた。彼女は数回の作戦を通してアナスタシア・ケレンスキーに仕え、その後に彼女はスチール・ウルヴズとスフィア共和国の残骸から立ち去ったのである。しかし、ウルフ氏族がかつてスフィア共和国であった場所に侵攻してきた際、 グウィン・フェトラドラルはその侵攻の最前線に立ち、ウルフ氏族の新設計機の1つを操縦する機会という栄誉を与えられたスターキャプテンとなっていたのであった。グウィンは自らの戦士達を熟練した技能で以て率い、彼等の火力を最大限の効率で指揮している。


GUIDING THE PACK (選択)
 このユニットが1つの敵対する目標フィギュアに対する射撃攻撃に成功した際、友好的なフィギュア達はそのターンが終了するまでこの目標に対してはその攻撃値に+1を得ます。



L-055: ライゾウ・ミカワ (Raizo Mikawa)

メック: OSR-4D オシリス “マッチ(マッチスティック)”

 ライゾウ・ミカワは、ドラコ連合で利用できる最高の軍事教育の所産である。ドラコ連合軍で軍務に付いた長い歴史を誇っている一族の末裔である事は、ライゾウが祖先の志を継ぐ事をいずれにしても受け入れさせた。ライゾウがエンジニアになるのを望んでいたとの事実は、全く顧慮されなかったのであった。しかしながら、彼の機械に対する天性の才能は彼に良き働きをした――彼が操縦していたメックが戦闘の最中にオーバーヒートをし彼を危うく殺しかけた不愉快な戦闘後、彼は全ての敵メックの弱点を学んでおり、冷却システムにその焦点を合わせているのである。


FIRE IT UP (選択)
 このユニットが敵対する1つの目標とするメックに最低でも1のダメージを与えるエネルギー射程タイプを使用した射撃攻撃に成功した際、その目標は1ではなく2の熱を得ます。



L-056: オナー・ウィットマン (Honor Wittman)

メック: CHK-B2 クリムゾンホーク “スタルケ(ストレングス)”

 大学――それも名声あるナーゲルリンク軍士官学校を――卒業したその一族の間での最初の1人となったオナー・ウィットマンは、小売店主である彼女の両親達の誇りかつ喜びの種である。そのクラスを首席で卒業した彼女は、エリートである近衛隊の軽打撃小隊に配属された。彼女の小型メックに対する愛好――ライラ共和国に於いては稀なものである――は、近衛隊のその貴族の同僚達への如何なる劣等感に由来するものでもなく、むしろ惑星“ターカッド”の山々の中でのハイキングで培われた自由への愛情に由来するものである。


STRENGTH AND HONOR
 このユニットが白兵戦攻撃に成功した際、最大数を1で、このカードにトークンを1つ置きます。このユニットが白兵戦攻撃か射撃攻撃に失敗した際、このカードから1つのトークンを除去します。

 このカードにトークンが置かれている場合、このユニットはその防御値に+1を得ます。



L-057: シンシア・ケリー (Cynthia Kelly)

メック: VTR-U1 バイオレイター “ザ・ビースト”

 彼女と共に戦う者達によって“バックスタッバー”と呼ばれているシンシア・ケリーは、歩兵や輸送車輌等の“柔らかい”目標を狙うのを楽しんでいる。彼女は攻撃をする為に女性戦士を見つけ出し、自分のパートナーを守るのを試みさせる事によりその男性の仲間を過った場所に誘い出す事で知られている。彼女は自分のメックを自分が男達に対して行うのと同じ様に取り扱っている――何かより良いものが現れるまではそれらを使うのである。“ザ・ビースト”は彼女が操縦する5機目のメックであり、より良い機体を入手できたのであれば、彼女がそれを即座に手放すであろう事は殆ど疑いの余地のないものである――たとえ、彼女がバイオレイターのドリルを自分の敵達に打ち込むのをどれだけ楽しんでいようと関係なく。


COMING UP EMPTY (選択)
 このユニットのメインダメージ値が0でありかつこのユニットが白兵戦攻撃に成功した際、6面ダイスを1つ振ります。このユニットのダメージ値の代りに、その出目に等しいダメージを目標に対して入れます。



L-058: トゥン・チョウ (Tung Cho)

メック: SSP-PP ストーキングスパイダー “火的心脏(ファイアハート)”

 トゥン・チョウと会った者達は大抵の場合に於いて一度は彼の事を孫子の最良の伝統を持つ学者=戦士と考えるであろうが、戦場で彼の事を見た如何なる者もその穏やかさが狂信的な本質を隠している見せかけだけのものである事を知っている。トゥン・チョウはダオシェン・リャオ首相の中心領域を統治するという神から授けられた権利を信じており、彼は首相がその正当な権利を得るのを見る為ならばあらゆる事を行うであろう。


FOR GLORY! (選択)
 このユニットが“アルファストライク”を使用した攻撃を行う際、この攻撃に於いてはこのユニットはその攻撃値に+2を得ます。



L-059: バーナム・ドラモンド (Barnum Drummond)

メック: BLK-NT ブラックナイト “ベイリー”

 スターカーネル:バーナム・ドラモンドは、ノヴァキャット氏族に奉仕した長く栄光に満ちた歴史を持っている。彼は氏族の戦士の大部分が前線勤務から引退する様な年齢に近づいている――しかしながら、彼はゾラーマ部隊(二線級部隊)に加わるのではなくカタナ・トーマークに仕える軍武官という装いの下に、彼女のディーロン軍管区の再創設の試みの中、最前線から指揮を執り続けているのであった。そして、戦場で彼に立ち向かった者達は、程無くバーナムとその“ベイリー”が恐るべき組み合わせである事を悟るのである。


INSPIRED COMMAND
 このユニットが“指令”を使用する際、出目が4か5の場合は1の追加命令、出目が6の場合は2の追加命令を得ます。



L-060: ニッキー・ラディック (Nikki Radick)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “リーヴァー”

 ニッキー・ラディックは恐らく守護派ウルフ――氏族は中心領域を守護するべきであるという彼女の信念は固いものである――であるが、この事は、攻撃は最大の防御である、と彼女が信じるのを妨げるものではない。彼女の戦士からブラッドネーム保持者のスターキャプテンへの上昇は急速なものであり、彼女は新たに再起したウルフ氏族の間で最も傑出したリスターの1人であると見なされている。彼女の成功の理由の1つは、彼女の指揮下にいる戦士達が彼女に捧げている不動の献身である。この献身は、ニッキーが戦場で彼等を守るのを厭わなかった事に対して報いてのものである。


PROTECT THE PACK (選択)
 このユニットが“ADVANCED ANTI-MISSILE SYSTEM”を使用する際、その出目が2〜4であった場合はその目標に入るダメージを1減少(ダメージ減少後のその最低値は1)します。その出目が5か6であった場合は、その目標に入るダメージを2減少(ダメージ減少後のその最低値は0)します。



L-061: ルドルフ・ツェン (Rudolph Tseng)

メック: AS7-D アトラス “ビョルン”

 ルドルフ・ツェンはトゥルーボーンのゴーストベアー戦士ではあるが、自由レイザルハーグ共和国の頃から慣れ親しまれていた、レイザルハーグ統制の一部である北欧の伝統を奉じている。現代のバーサーカーである彼は、戦場にて自分自身を殺人的な激情に駆り立てさせている。この事は、もし、彼が軽量級メックを操縦していたのならば非常に危険なものになったであろうが、しかし、“ビョルン”のコクピット内に於いてはそれは肯定的な驚愕となるのであった。


STOKING THE FIRE (選択)
 あなたの指揮フェイズの開始時、このユニットに1の衝突ダメージを与えます。



L-0062: サイラス・ウルフ (Cyrus Wolf)

メック: WUL-FN ウルフェン “マロー”

 サイラス・ウルフはフリーボーンの戦士であり、ラヴィジャー星隊に加入する権利の為に獰猛に戦ってきた。彼は“対等の環”の中でこの星隊の以前の5人目のメンバーに挑戦し、その静かな戦闘にて冷淡な効率さで以てその者を殺害した。気性が荒く粗暴であるサイラス・ウルフは、勝利を得る為ならば何でも行うであろう。彼の行動様式はその上官からの疑問を彼にもたらしているが、彼の成果は賞賛に値するものがあり、それ故に彼はラヴィジャー星隊と共に前線へ留まっているのであった。


SILENT HUNTER (選択)
 このユニットに引かれた射線が干渉地形を通過している際、このユニットはその防御値に+1ではなく+2を得ます。



L-063: クリス・カーンズ (Kris Carns)

メック: CHK-2B クリムゾンホーク “フォーギヴン”

 クリス・ウルフは、スチール・ウルヴズが惑星“ノースウィンド”を強襲するよりも前からスチール・ウルヴズで働いていた。ウルフハンターズのメンバーとしてアナスタシア・ケレンスキーへ合流するという彼女の行動は、残存しているスチール・ウルヴズ達にとっての打撃となり、そして全く同様に彼女がウルフハンターズを離れた事はウルフハンターズにとっての打撃となった。ウルフ氏族へ戻った彼女は自分の父親がカーンズのブラッドネームを帯びていた事の証明ができ、そして、彼女はそれに挑戦した。この彼女の挑戦は不承不承受け入れられただけのものであったが、最近になり“フォーギヴン”と改名された機体を操縦する彼女の技量は彼女に全ての挑戦者を倒す事を可能としたのであった。現在、彼女はラヴィジャー星隊の仲間達と共に元・スフィア共和国を突き進むウルフ氏族の前線に立っている。


TENACIOUS (選択)
 このユニットがシャットダウンした際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が5か6であった場合、このユニットは1の熱が減少し、自動的に再起動します。このユニットがこの能力で再起動した場合、このユニットは次に熱を得たり減らしたりするまでは熱効果ロールをするのを無視します。



L-064: エーヴァ・ワード (Ava Ward)

メック: VTR-U1 バイオレイター “クリーヴァー”

 エーヴァ・ワードはラヴィジャー星隊の中心と言ってよい力であり、部隊の他のユニットによって既に叩きのめされている敵へ近づき個人的に止めを刺す事を厭わずに行っている。彼女は氏族の典型である格闘攻撃への軽蔑の念を持ってはいるが、星隊に格闘武器を持ったメックを持つ事が自分の仲間への接近を試みる恥知らずの中心領域の戦士を防ぐのにどれだけ有用であるかを認めてはいる。彼女は自分のバイオレイター“クリーヴァー”のクローで敵達を締め付け、彼等にコクピットの周囲に装備されたMRMで以て“熱烈なキス”を与える事を特に好んでいる。


FIERY KISS (選択)
 このユニットと台座接触している敵対するメックがこのユニットに対する失敗した白兵戦攻撃や射撃攻撃を解決した際、このユニットはこの敵対するメックに対して射撃攻撃を行います。この攻撃は、このユニットに発熱をもたらす事はありません。



L-065: リー・ヴィッカーズ (Lee Vickers)

メック: BLK-NT ブラックナイト “ホット・シート”

 リー・ヴィッカーズは、自分が好きになれないエネルギー兵器に出会った事は全くない。それらは速く撃て、遠くまで撃てるものであったが故に、彼はそれらをより一層好きになっていったのであった。敵メックと戦う為と、星隊のメンバーの内の少なくとも1人は決して弾薬切れを起さないのを確かなものにする為に、彼はラヴィジャー星隊の一員へとなった。彼の戦場での獰猛さに匹敵するのは、彼の戦場外での獰猛さのみである。彼は“対等の環”の中で数回の神判に参加し常にその勝利者となっており、その度ごとに対戦相手を死に至らしめているのである。


SAVAGE (選択)
 このユニットが“パルス”を使用した成功した2度目の射撃攻撃を解決する際、このユニットはその目標に対してそのメインダメージ値とその前の攻撃の修正を使用した3度目の射撃攻撃を行います。この3度目の攻撃はこのユニットに発熱をもたらす事はなく、如何なる特殊装備も使用する事はできません。



L-066: マルクス・ケレンスキー (Markus Kerensky)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “フェル”

 マルクス・ケレンスキーは、ラヴィジャー星隊の誰もが認める“アルファ(第1位の人物)”である。フリーボーンのサイラス・ウルフでさえも、彼の命令に疑問を抱く事なく従っている。この即時の服従の一部はマルクスの鋭い戦術的洞察力によるものであるが、それ以外は彼のウォーウルフのガウスライフルの凄まじい正確さによるものでもある。マルクスは一射で敵メックの脚のアクティベイターを精密に撃ち抜けられる所にまで自分の技能を磨き上げており、彼の仲間達に止めを刺させる為に敵メック達を鈍くさせたり行動不能にさせたりするのである。


HAMSTRING (選択)
 このユニットは、ダメージの特殊装備を使用する事はできません。このユニットが1つの敵対する目標メックに対してそのメインダメージ値を使用し最低でも3のダメージを入れた際、その目標はその操作者の次のターンに動く事はできません。それを忘れない為の注意を示すものとして、このカードを目標の隣に置いて下さい。



L-067: ヴィクター・ドレサリ (Victor Dresari)

メック: AS7-D アトラス “サンファイア”

 ヴィクター・ドレサリは、惑星“ケンタレスIV”のエイダン・ドレサリ公爵の長男かつ公爵領の法廷推定相続人である。彼は経験を積む為と自分の父親が死んだ後に政権を受け継ぐ準備をする為に、ダヴィオン家の進撃の最前線に送られている。この若き貴族によって引き起された破壊と戦場に於ける彼のアトラスは、プロパガンダ機構に匹敵する程の有効性があり、この事は中心領域全域に彼の戦士としての名声を絶えず広めさせている。


AWESOME PRESENCE (選択)
 1つの敵対するフィギュアが移動してこのユニットとの台座接触を試みた際、そのフィギュアの操作者は6面ダイスを1つ振ります。その出目が1か2であった場合、そのフィギュアは移動してこのユニットと台座接触をする事はできません。



L-068: カイル・ウルフ (Kyle Wolf)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “ヴィンディケイション”

 



 



L-069: キャサリン・シュタイナー=ダヴィオン (Katherine Steiner-Davion)

メック: GRF-5M グリフィン “スティレット”

 ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオンの妹であるキャサリン・シュタイナー=ダヴィオンは、自分の背の低い兄の陰に隠れて生きる事に決して満足はしなかった。そして、3062年、彼女の政治的策謀と権力を握るとの試みは連邦=共和国内戦を引き起したのであった。内戦の終結時、勝利を収めた彼女の兄は彼女をウルフ氏族占領地域に追放し、そこにて彼女はウラジミール・ワード族長によってボンズマンにされた。この元・国家主席/女王がバトルメックの操縦を学んだのはウルフ氏族からであったが、彼女の真の才能は政治分野に存在するものであるが故に、彼女は決してそれに特にうまくなるという事はなかった。


POLITICS AS USUAL (選択)
 あなたの指揮ステージの開始時、1人の対戦相手によってプレイされている勢力集団やシチュエーション同盟のCEC(戦闘強化カード)を1つ選択します。あなたの次の指揮ステージが開始されるまで、このユニットはその勢力集団やシチュエーション同盟のCECの恩恵を得られます。



L-070: グウィン・フェトラドラル (Gwin Fetladral)

メック: WUL-FN ウルフェン “グレイハンター”

 ギャラクシーコマンダー:カル・ラディックが殺害された際に、グウィン・フェトラドラルはその活力を失った様に見えた。彼女は数回の作戦を通してアナスタシア・ケレンスキーに仕え、その後に彼女はスチール・ウルヴズとスフィア共和国の残骸から立ち去ったのである。しかし、ウルフ氏族がかつてスフィア共和国であった場所に侵攻してきた際、 グウィン・フェトラドラルはその侵攻の最前線に立ち、ウルフ氏族の新設計機の1つを操縦する機会という栄誉を与えられたスターキャプテンとなっていたのであった。グウィンは自らの戦士達を熟練した技能で以て率い、彼等の火力を最大限の効率で指揮している。


LONE WOLF
 このユニットから8インチ以内に行動可能な友好フィギュアが存在していない際、このユニットはその防御値に+1を得ます。



L-071: ライゾウ・ミカワ (Raizo Mikawa)

メック: OSR-4D オシリス “マッチ(マッチスティック)”

 ライゾウ・ミカワは、ドラコ連合で利用できる最高の軍事教育の所産である。ドラコ連合軍で軍務に付いた長い歴史を誇っている一族の末裔である事は、ライゾウが祖先の志を継ぐ事をいずれにしても受け入れさせた。ライゾウがエンジニアになるのを望んでいたとの事実は、全く顧慮されなかったのであった。しかしながら、彼の機械に対する天性の才能は彼に良き働きをした――彼が操縦していたメックが戦闘の最中にオーバーヒートをし彼を危うく殺しかけた不愉快な戦闘後、彼は全ての敵メックの弱点を学んでおり、冷却システムにその焦点を合わせているのである。


HOTFOOT (選択)
 このユニットが急降下攻撃の特殊攻撃に成功した際、その目標は1の熱を得ます。そして、このユニットは、急降下の特殊攻撃の結果としての強行軍ダメージを与えられる事はありません。



L-072: オナー・ウィットマン (Honor Wittman)

メック: CHK-B2 クリムゾンホーク “スタルケ(ストレングス)”

 大学、それも名声あるナーゲルリンク軍士官学校を、卒業したその一族の間での最初の1人となったオナー・ウィットマンは、小売店主である彼女の両親達の誇りかつ喜びである。そのクラスを首席で卒業した彼女は、エリートである近衛隊の軽打撃小隊に配属された。彼女の小型メックに対する愛好――ライラ共和国に於いては稀なものである――は、近衛隊のその貴族の同僚達への如何なる劣等感に由来するものでもなく、むしろ惑星“ターカッド”の山々の中でのハイキングで培われた自由への愛情に由来するものである。


ON THE EDGE (選択)
 このユニットに対して行う移動力対応熱効果ロールの出目に+1を加えます。



L-073: トゥン・チョウ (Tung Cho)

メック: SSP-PP ストーキングスパイダー “火的心脏(ファイアハート)”

 トゥン・チョウと会った者達は大抵の場合に於いて一度は彼の事を孫子の最良の伝統を持つ学者=戦士と考えるであろうが、戦場で彼の事を見た如何なる者もその穏やかさが狂信的な本質を隠している見せかけだけのものである事を知っている。トゥン・チョウはダオシェン・リャオ首相の中心領域を統治するという神から授けられた権利を信じており、彼は首相がその正当な権利を得るのを見る為ならばあらゆる事を行うであろう。


COVER ME (選択)
 このユニットは、ダメージの特殊装備を使用する事はできません。このユニットが射撃隊列に於ける第1攻撃者である際、このユニットは1の追加ダメージを入れます。



L-074: シンシア・ケリー (Cynthia Kelly)

メック: VTR-U1 バイオレイター “ザ・ビースト”

 彼女と共に戦う者達によって“バックスタッバー”と呼ばれているシンシア・ケリーは、歩兵や輸送車輌等の“柔らかい”目標を狙うのを楽しんでいる。彼女は攻撃をする為に女性戦士を見つけ出し、自分のパートナーを守るのを試みさせる事によりその男性の仲間を過った場所に誘い出す事で知られている。彼女は自分のメックを自分が男達に対して行うのと同じ様に取り扱っている――何かより良いものが現れるまではそれらを使うのである。“ザ・ビースト”は彼女が操縦する5機目のメックであり、より良い機体を入手できたのであれば、彼女がそれを即座に手放すであろう事は殆ど疑いの余地のないものである――たとえ、彼女がバイオレイターのドリルを自分の敵達に打ち込むのをどれだけ楽しんでいようと関係なく。


OH, NO YOU DON’T (選択)
 このユニットが1つの敵対する車輌かメックと台座接触している際、その車輌やメックは“高速移動”、“ジャンプジェット”、“バトルメック・ジャンプパック”の装備を持っていたとしても、ロールの出目が5か6の場合にのみ離脱に成功します。



L-075: バーナム・ドラモンド (Barnum Drummond)

メック: BLK-NT ブラックナイト “ベイリー”

 スターカーネル:バーナム・ドラモンドは、ノヴァキャット氏族に奉仕した長く栄光に満ちた歴史を持っている。彼は氏族の戦士の大部分が前線勤務から引退する様な年齢に近づいている――しかしながら、彼はゾラーマ部隊(二線級部隊)に加わるのではなくカタナ・トーマークに仕える軍武官という装いの下に、彼女のディーロン軍管区の再創設の試みの中、最前線から指揮を執り続けているのであった。そして、戦場で彼に立ち向かった者達は、程無くバーナムとその“ベイリー”が恐るべき組み合わせである事を悟るのである。


RALLY THE TROOPS (選択)
 あなたの指揮ステージの開始時、このユニットに台座接触している全ての友好的な“要回収”を持っているフィギュアは、そのダイヤルに黒の修理マーカーが示されていたとしても、1のダメージが修理されます。



L-076: ニッキー・ラディック (Nikki Radick)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “リーヴァー”

 ニッキー・ラディックは恐らく守護派ウルフ――氏族は中心領域を守護するべきであるという彼女の信念は固いものである――であるが、この事は、攻撃は最大の防御である、と彼女が信じるのを妨げるものではない。彼女の戦士からブラッドネーム保持者のスターキャプテンへの上昇は急速なものであり、彼女は新たに再起したウルフ氏族の間で最も傑出したリスターの1人であると見なされている。彼女の成功の理由の1つは、彼女の指揮下にいる戦士達が彼女に捧げている不動の献身である。この献身は、ニッキーが戦場で彼等を守るのを厭わなかった事に対して報いてのものである。


LEADING THE PACK (選択)
 1つの敵対する目標としたフィギュアに対しての成功した射撃攻撃を解決した後、その目標に対して射撃攻撃を行わせる為の1つの命令を友好的な1つのウルフ氏族フィギュアに与えます。この命令は、このターンに於けるあなたの総命令数から来るものではありません。



L-077: ルドルフ・ツェン (Rudolph Tseng)

メック: AS7-D アトラス “ビョルン”

 ルドルフ・ツェンはトゥルーボーンのゴーストベアー戦士ではあるが、自由レイザルハーグ共和国の頃から慣れ親しまれていた、レイザルハーグ統制の一部である北欧の伝統を奉じている。現代のバーサーカーである彼は、戦場にて自分自身を殺人的な激情に駆り立てさせている。この事は、もし、彼が軽量級メックを操縦していたのならば非常に危険なものになったであろうが、しかし、“ビョルン”のコクピット内に於いてはそれは肯定的な驚愕となるのであった。


CRACKING EGGS (選択)
 このユニットが輸送ユニットにダメージを入れる際、6面ダイスを1つ振り、その出目から2を引きます(これの最低値は1) その結果に等しい衝突ダメージを輸送されている各ユニットに対して入れます。



L-078: パウル・ウーデット (Paul Udet)

メック: VTR-V1 ヴァルチャーMk IV “シュミュッツフォーゲル(ダーティーバード)”

 パウル・ウーデットはライラ同盟軍(LAAF)の生え抜きの士官かつナーゲルリンクの卒業生であり、連隊の指揮について早くも教育をされている。ウーデットを司令部から遠ざからせている唯一のものは、前線で指揮をする事に対するその愛好である。ウーデットが司令部に留まらず、そのヴァルチャーMk IVに乗って戦場を駆け巡る事を諦めないでいる間は、彼は決して大尉よりも上に昇進する事はないであろう。


KILL SHOT (選択)
 このユニットが1つの敵対するフィギュアを除去した各ターンの最初の時に、このユニットは即座に1つの敵対するフィギュアに対して射撃攻撃を行います――この攻撃に於いては、このユニットはその攻撃値に−2を得ます。この攻撃の解決後、このユニットはその攻撃によって発生する他の全ての熱に加えて1の熱を得ます。



L-079: ヴォーン・センダー (Vaughn Sender)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “スレイヤー”

 ウルフ氏族のトゥルーボーン戦士であるヴォーン・センダーは、戦闘と神判にて幾度も自分自身を証明してきている。彼のコーデックスは彼の若さとしては一際優れたものであり、彼は新型メックのウォーウルフの内の1機を操縦する機会を与えられている。ヴォーンは小部隊の指揮をしている際とそのメック“スレイヤー”の操縦してる際の両方にて、待ち伏せと追撃の才能を示している。


OVER THE TOP (選択)
 このユニットが“追尾ミサイル”を使用した射撃攻撃に成功した際、そのダメージ値が“追尾ミサイル”使用による1の減少をする事はありません。



L-080: ヤス・アキヤマ (Yasu Akiyama)

メック: KHU-R1 カルフ “爪(クロー)”

 彼女の名前は“平穏”を意味しているのであるが、ヤス・アキヤマは全くその様な人物ではない。彼女は、荒々しい交戦と直接的な戦闘に対して際立った興味を示している。かような傾向は、通常は彼女を概して落ち着いているレイザルハーグ軍にとって余り適していない人物にしたであろうが、彼女にとって幸運な事に、彼女は彼等を顧みさせる技能を持っていたのであった。戦場に於けるその獰猛な突撃と格闘戦への愛好で知られているヤスは、戦場の内外で恐れられている。


HERE COMES THE CAVALRY (選択)
 このユニットが突撃の特殊攻撃に成功した際、このユニットは1低いダメージを受けます(これの最低値は1)



L-081: サミュエル・ウルフ (Samuel Wolf)

メック: WUL-FN ウルフェン “フリーモント”

 サミュエル・ウルフはその“地位の神判”にて1機のメックしか倒せなかったのであるが、将来有望な若き戦士である。優勢な敵部隊に対した時でも発揮される彼の粘り強さは彼の上官達に注目されており、そして、彼は早期昇進対象に選ばれているものと思われる。彼のメック、“フリーモント”は、“中心領域への帰還”から高名な先祖の名をとって名付けられたものである。


KNOCK KNOCK (選択)
 このユニットは、ダメージの特殊装備を使用する事はできません。このユニットが1つの敵対する目標フィギュアに対してダメージを入れる為に射撃攻撃を使用したが、ダメージを与えられなかった場合、このユニットはその目標に対して2度目の射撃攻撃を行います。この攻撃に於いては、このユニットは“徹甲弾”を得ます。この2度目の攻撃は、命令を消費する事はなく、このユニットに熱発生をもたらしたりはしません。



L-082: ニコデムス・ニーマイヤー (Nicodemus Niemeyer)

メック: MAR-2C3 マローダーII “スワン”

 サー・ニコデムス・ニーマイヤーは、遍歴騎士になる前はバソールト首都行政区の社会保安局の大佐であった。ジェイドファルコンの脅威と戦う為に第8宙域へ派遣されたサー・ニコデムスは総統が“フォートレス・リパブリック”を作り上げた際に、自分が知っており愛していた全ての物事から中心領域の反対側に追いやられたのを理解した。そして、自分が配属されたプリシピーズ・ガードの部隊から兵士達の集団を掻き集め、その道にどれだけの危険があるのかに関係なく、彼は彼等と共に惑星“バソールト”に戻る事を決意したのであった。


COME OUT TO PLAY
 このユニットが1つの敵対する目標フィギュアに対して砲弾射程タイプを使用した射撃攻撃を行った際、このユニットはこの攻撃に於いてはその最大射程値に+2を得ます。



L-083: ロドリゴ・ヴァスケス (Rodrigo Vasquez)

メック: NTL-UG ネアンデルタール “サグ”

 ワイルド・ジョーカーズの全ての者達と同様、ロドリゴ・ヴァスケスはちょっとした変人である。元・惑星“ソラリスVII”のメック戦士であるロドリゴは、自分がその“ゲーム・ワールド”で得ていたものよリも多額の給与と高額のボーナスの提示によりバンソンズ・レイダーズに誘い込まれた。そして、彼は“ソラリス”を離れる際に、自分と共にそのネアンデルタール“サグ”――ロドリゴの極端に格闘的な戦闘スタイルを念頭に置いて設計されたも同然の機体――を伴っていったのであった。


DOWN AND DIRTY (選択)
 白兵戦攻撃を行う際、このユニットはその敵対するフィギュアのパイロット・ボーナスを無視します。



L-084: キム・ノストラ (Kym Nostra)

メック: WNO-VP ウェンディゴ “オール・ナイン”

 キム・ノヴァキャットの間断のない堅実な振舞は彼女をリスターにする事はできなかったが、ノヴァキャット氏族に帰還した際、この事は彼女の上官の注意を引いた。そして、ノストラのブラッドネームの地位が空いた際、彼女はノストラのブラッドネームの為の神判を受ける事を許されたのであった。その戦場にて、彼女の能力は再び示され、彼女は自分の対戦相手達に自滅をさせ、ノストラの姓と新型のウェンディゴ・バトルメックの内の1機を獲得した。彼女がこのメック用に選んだ名前は、それが彼女の以前のメックであるクーガーとは違い、新品のメックであるという事実とその9つの命の1つも失ってはいないとの事実を反映したものである。


SLOW AND CERTAIN (選択)
 あなたのターンにこのユニットが命令を与えられなかった場合、そのターンのクリンナップ・ステージにこのユニットは1ではなく2の熱を失います。



L-085: ヴァネッサ・ガーデル (Vanessa Gurdel)

メック: BLR-4S バトルマスター “ストームウィンド”

 ゴーストベアー氏族の鉄の子宮の所産であるヴァネッサ・ガーデルは、全くのトゥルーボーンである。自分の血統とブラッドネームを誇りにしている彼女は、戦闘に於いては獰猛で、評議会に於いては穏やかである。ヴァネッサはスフィア共和国の残存物の各所で行われている平和維持活動で何の役割も果していないが、多くの者達によってレイザルハーグ統制軍のリスターの1人であると見なされている。


WHIRLWIND ATTACK
 このユニットが白兵戦攻撃を行う際、このユニットと台座接触しているそれぞれの敵対するフィギュアは、この攻撃に於けるユニットの攻撃値に+1を与えます。



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