S7-GS-001: チアン・ラン (Chiang Lanh)
メック: RK-W ロクロクビ “ヨウジンボウ”
幾人かにとって、“戦士の道”は規範である――チアン・ランにとって、それは最も重要な命である。“ソラリス”の荒っぽく乱雑な闘技場の中でさえも、ランは美徳・名誉・自律・騎士道を体現している。彼の武士道への固い信奉は、他のメック戦士達からの尊敬とドラコ連合市民達からの支持を彼にもたらしている。彼が“ソラリス”に存在しているのは大統領自らの命令の下にないか、と噂されている――これは、彼のメック“ヨウジンボウ”がドラコ連合宙域の外では滅多に見掛けられない機種である事から来たものである。
HIT AND RUN
このユニットが白兵戦攻撃を行う為のアサルト命令を与えられた際、このユニットはその移動力の全ての値まで移動をする事ができます。このユニットがその移動力を全て使用しなかった場合、白兵戦攻撃の解決後、このユニットはその移動力の残りの値を使用して移動を継続する事ができます。
S7-GS-002: ポーライナ・フェラー (Paulina Ferrar)
メック: HL-SP ヘリオン “レーザー・バイト”
ポーライナ・フェラーは闘技場の比較的新参者であり、惑星に来てまだ1年未満である。“ソラリスVII”メック・パイロットの大部分とは異なり、ポーライナは自分の成功が蓄積される事で向けられる全ての注目に気後れしている様に見える。その素晴らしい美貌と疑問の余地のない技能にも拘らず、彼女は普段は控え目でありメデイアが周囲にいる際には落ち着く事ができないでいる。正に、彼女はカメラに顔を映すよりも自分のヘリオンで作業をするかホロノベルを読むかする事の方を好んでいるのである。しかしながら、彼女はゆっくりとであるが世間の目の中でより自信を持つようになっており、その自信が増しつつある事によりその人気も増しつつあるのであった。
DIVE FOR COVER
このユニットが成功した射撃攻撃の目標となった際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が5か6であった場合、そのダメージを1点減少します(これの減少後の最低値は1)
S7-GS-003: イマード“ハル”アグリン (Imad "Hal" Aglin)
メック: MLX-VE コシ “シックス・ガン”
その禁欲的で威圧的な外見にも拘らず、イマードはかなりのユーモアのセンスを持っており、彼の小隊仲間の多くがそれの餌食となっている。イマードは自分のコシの操縦席へその巨体を辛うじて押し込める事ができており、恐らくもう少し重い機体の方が向いているものと思われる。しかしながら、このメックはフラヴィオ・ロドリゲスによって彼に“贈られた”もの(“リャオ領域のある場所で”とイマードは認めている)であり、彼はそれ以外のものを操縦する事は拒否しているのであった。“シックス・ガン”は適切な名前である――イマードはかような小さな機体から圧倒的な火力をうまく引き出す事ができるのである。
RAPID FIRE (選択)
このユニットが2以下のダメージ値を使用して射撃攻撃を行う際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が3~5であった場合、このユニットのダメージ値に+1の修正を加えます。その出目が6であった場合、このユニットのダメージ値に+2の修正を加えます。
S7-GS-004: クリス・チャップマン (Chris Chapman)
メック: SDR-5L スパイダー “ラッキー”
第2宙域の惑星“ホールステッド・ステーション”にて幸運の星の下に生まれたチャップマンは、ロビンソン戦闘士官学校にて素晴らしい成績を収めた後、程無くして“ソラリスVII”というゲーム惑星に辿り着いた。平和の時代に於いては赴くべき本物の戦場は存在しておらず、チャップマンは自分自身と自分のスパイダー“ラッキー”を闘技場へと連れていったのである。その対戦相手にとって常に不幸のニュースをもたらすものであるチャップマンとその幸運は、“ソラリス”にてそれなりの成績を挙げ続けており、その結果、彼はささやかであるが熱狂的なファンを持っているのであった。
LUCKY SHOT (選択)
このユニットが成功した“エネルギー”の射撃攻撃を行う際、このユニットのダメージ値の代りに1のダメージを入れます。その次のターン、その目標の攻撃値には修正を加える事ができません。
S7-GS-005: ランディー・クライトン (Randy Creighton)
メック: CVR-A1 カダヴァー “ポッサム”
ランディーは、如何なる定義上に於いても、目立ちたがり屋である。彼は全ての物事を――たとえ、自分のカダヴァー・バトルメックをスタートラインに歩かせると言った様な単純な事でさえも――派手に勿体を付けて実行するのである。幸いな事に、彼もそれは承知しており、時折もたらされる“恰好だけの野郎(all hat and no cattle)”との批判を笑いながら無視しているのであった。その派手な外面とは裏腹に、ランディーは射撃の名手かつ熟練の戦術家である。彼は自分の過去について多くを語りはしないが、彼の恒星連邦の軍の記録は少なくとも彼が大尉レベルの軍階級であった事を指し示している。
NOT DEAD YET (選択)
このユニットは、その表示窓に3つの弾痕シンボルが表示されても即座に除去はされません。その代りに6面ダイスを1つ振ります。その出目が1~4であった場合、このユニットは除去されます。その出目が5か6であった場合、このユニットの6ダメージを修理し、もし装備が存在するのならばこのユニットの装備を除去します。
S7-GS-006: ケレンサ・メイボーン (Kerensa Mayborne)
メック: VXN-7B ヴィクセン “ヴァレンタイン”
惑星“ソラリスVII”闘技場のこの所の主役の1人であるケレンサは、“最も美しいメック戦士”となる事でその経歴の初期を作り上げた。まずまずのパイロットである彼女は自分の資産の大部分を、副次的な活動と公衆へ姿を見せる事で以て築き上げたのである。彼女の運勢はゆっくりと衰え始めており、年月は彼女を暗くさせているが賢くもさせている。彼女は未だに魅力的な女性であり、金銭やこれ以上の表彰も欲してはいない。しかしそれでも尚、彼女はピンナップ・ガールとしてではなく尊敬に値する完成された戦士として覚えられる事は望んでいるのであった。
NEVER TURN YOUR BACK (選択)
このユニットに死角修正が与えられる際、このユニットの攻撃値に+2ではなく+3の修正を加えます。
S7-GS-007: ダグラス・パトリス (Douglas Patris)
メック: NX-33 ニュクス “ティック”
様々な点で、ダグラス・パトリスは典型的な“ソラリスVII”のメック乗りである。彼は生意気であり、自信家であり、写真写りが良く、試合をうまく語る事ができるのであった。私生活に於いても、ダグラスは典型的である。彼は、次の試合をうまくやる為の資金を保有しているか、自分の技量が十分なものであるのかについて心配しており、そして、心の底では自分が偽者なのではないかと自問しているのであった。しかしながら、ダグラスは自分が選んだ職業の避けられない一部であるとしてこの二元性を受け入れており、この事は彼に途方も無い沈着さを与えているのである。彼は闘士である事から来る全ての側面を非常に楽しんでおり、苦境でも落ち込む事はない。
FAST AND WILY
このユニットは、敵対フィギュアと台座接触した時にその移動を終了する必要はありません。このユニット自身よりも編成ポイントの高い敵対フィギュアをこのユニットが目標とした際、このユニットの攻撃値に+1の修正を加えます。
S7-GS-008: トーマス・テイバー (Thomas Tabor)
メック: SLR-PV ソリテール “メタブレード”
トーマス・テイバーは長年に渡り、惑星“ソラリスVII”に欠かせない者であり続けている。彼はメジャーな訓練場に所属している訳ではなく、トップの選手権大会で優勝している訳でもないが、プロモーター達は彼の名が書かれた試合広告が利益の出る夕べを保証する事を熟知しているのである。テイバーは円熟したパイロットかつショーマンであり、その敗北よりも多くのものを勝ち取っている。敗北した時でさえも、彼は優雅で真心を持っており、大抵の場合は勝者の技量を褒め称えている。彼の温和な性質は彼に“ザ・ジェントルマン”との愛称を奉らせており、その試合結果の如何に拘らず、常に彼は観てわくわくしてしまうような人物である。
EYES IN THE BACK OF HIS HEAD (選択)
全てのユニットがターンを行った、移動フェイズの終了時、このユニットはフリースピンを行う事ができます。更に、このユニットが攻撃の目標であるとの宣言がされる度に、このユニットはフリースピンを行う事ができます。