Pilot Card MechWarrior: Solaris VII Heavy-Class Action Pack


S7-GS-015: デル・ピニック (Del Pinnick)

メック: NTL-AG ネアンデルタール “サイラス”

 デル・ピニックは、5年前に惑星“ソラリスVII”で引退をするまでシュタイナー家の空軍で25年間に渡り目覚ましい働きをしてきた、年を取っている闘士である。しかしながら、デルの記録には多数の空白と謎めいた箇所が存在しており、彼は明らかにその過去の行いに苦しめられているのである。彼は優秀なメック戦士で、聡明であり、感動的な程に話のうまい人物である。デルのその厭世的な冷笑主義とその裏に隠された希望というものが混じり合った態度は彼を常にインタビュー記者に人気のある人物へとしており、彼はしばしば高レベルの試合用のゲスト・コメンテーターとしても活動している。


STAND YOUR GROUND
 このユニットが成功した白兵戦攻撃の目標となった際、このユニットが3以上のダメージを受けるのならば、その与えられるダメージ値を1点減少します(この減少後の最低値は2)



S7-GS-016: マルチェッロ・ドンニーチ (Marcello Donnici)

メック: RFL-5M ライフルマン “クルーシブル”

 恒星連邦のマイナーな貴族の一門に生まれたマルチェッロ・ドンニーチは、メック乗りとしての自分の経歴が始まる前から終ったと思っていた。自分の父親によって取り決められた結婚を受け入れる事を拒否した彼は勘当され、自分の一族から縁を切られたのである。しかし幸運な事に、マルチェッロの持つ将来性が顧みられないという事はなく、彼の祖父は死ぬ際に自分の所有するライフルマン・バトルメックを彼に遺譲したのであった。そのメックに“クルーシブル(るつぼ)”との愛称を付けたドンニーチは、傭兵稼業と“ソラリスVII”の闘技場の両方にて、自分の対戦相手をガラクタへと変える事にその機体を使用している。


NOT OUT YET
 このユニットが0のダメージ値を使用した射撃攻撃を行う場合、6面ダイスを1つ振り、その出目から1を引きます。この結果が、その攻撃に於けるこのユニットのダメージ値となります。



S7-GS-017: アヴァニシ・カールサー (Avanishi Khalsa)

メック: CLN-C2 ケーヴライオン “ロスズ・リヴェンジ”

 アヴァニシ・カールサーは1つの目的――惑星“ソラリスVII”で最高の戦士へとなる、という目標を持っている。彼女は自身の全てをこの努力に捧げており、1日に10時間のトレーニングをし、自分が未だに関係しているその氏族の不滅の価値というパブリック・イメージを注意深く作り上げている。しかしながら、彼女はその夢の追及に余りにもひたむきでありすぎ、彼女は容易に自分の周囲の者達と疎遠になってしまうのであった。アヴァニシと彼女のケーヴライオン“ロスズ・リヴェンジ”が頂点に登りつめられるのか、彼女の勝利を共に分かち合える誰かがそこに残っているかどうかは、時間が経たない事には何とも言えないものである。


PENT-UP RAGE (選択)
 このユニットが射撃攻撃を行う際、この攻撃のそれぞれの目標に対するそのダメージ値に+1を加えます。



S7-GS-018: ヴァレリウス・デオダトゥス (Valerius Deodatus)

メック: WRW-LF ウォーウルフ “ブラック・トゥース”

 ヴァレリウス・デオダトゥスは、尊大の塊である。ハンサムで威厳ある人物であるのだが、同時に彼は傲慢かつ高慢な人物でもあるのである。ヴァレリウスは惑星“ソラリスVII”で成功を収めている闘士の内の1人であり、彼個人で自分の訓練場に賞金・CM契約・名声をもたらしている。そして当然の事であるが、この事は彼の過大な自尊心を戒めるのに全く役立っていないのであった。彼は、ウルフ氏族のクルセイダー派勢力の出身で事態の監視の為に派遣されてきたのではないか、と疑われている。彼のエレメンタルのサイズの大きな体、尊大な態度、新品のウォーウルフ……余りにも多くの事柄をそれは説明できるからである。


ALPHA MALE (選択)
 このユニットは、より低いイニシアチブ値を持つ1つの目標に対して特殊攻撃実行を選択する事ができます。このユニットが特殊攻撃を実行する際、このユニットの攻撃値に+1の修正を加えます。このユニットが1つの命令を解決した後に熱を得る場合、あなたは代りにこのユニットに対してその得る熱と等しい減少不可能ダメージを与えるのを選ぶ事ができます。



S7-GS-019: フィアガル・ドゥーガル (Fearghal Dougal)

メック: MTS-PV モーティス “セラフ”

 印象的かつ神秘的な人物であるドゥーガルは、ソラリス・シティーが三合会・マフィア・ヤクザを惹き付けるのと同様に、熱心な女性の追っかけ集団を惹き付けている。しかしながら、ドゥーガルはそれらの“メックバニー”達に全く興味がなく、自分のモーティス“セラフ”と共により多くの時間を過ごす事の方を好んでいる様に表面上は見えるものである。それでも、ドゥーガルはほぼ定期的にその腕に女性の追っかけ集団をしがみつかせつつ街でその姿が見掛けられる様に務めている――彼は自分の人気と立身を維持するのがその行動に懸かっている事を熟知しているのである。更に、彼は自分の感謝を示すべく、その“ドゥーガルズ・ドールズ”の為にパーティーを多少稀にであるが催す事でも知られている。


LONG ARM OF DEATH (選択)
 このユニットは、その目標に対してクリアな射線が引けるのならば、その正面が目標と台座接触していなくても単一の目標に対して白兵戦攻撃を行う事ができます。このユニットは、その攻撃に於いては射程が2となります。ヘクスではない場合、このユニットのその攻撃に於ける射程は3になります。



S7-GS-020: ジョーナス・ソーンダーズ (Jonas Saunders)

メック: CPLT-D1 カタパルト “サイノシュアー”

 そのカタパルトの塗装からそうは見えないのであるが、ソーンダーズはソードスォーンの忠実な支持者であり、ダヴィオン家が軍の再々編成を呼び掛けた際にその軍勢からの離脱をせざるを得なかったのであった。戦闘を諦める気はなかったソーンダーンズは惑星“ソラリスVII”に移動をし、“サイノシュアー”を塗装し直し、ソードスォーンが再び自分を必要とする事態が来るのに備えてその操縦技術を鋭い状態に維持し続けている。ソーンダーズは頻繁に全ての右派政党に出入りしているが、メディアの放送局は彼が家にいるかの様にくつろぎ昔のソラリス・チャンピオン達のメック模型の組み立てをしているだけである事を報道している。


TARGET ACQUIRED (選択)
 間接射撃の射撃攻撃を行う際、このユニットはその間接射撃の修正を無視します。このユニットの間接射撃の射撃攻撃が成功した場合、このユニットは、最大値2ではなく最大値3で、そのダメージ値と等しいダメージをその目標に与えます。



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