Pilot Card SolarisVII Champions


GS-A34: ジェフ“ファーストプライム”ヘンドリックス (Jeff "Firstprime" Hendricks)

メック: AS7-DA アトラス “ファーストプライム”

 “フォートレス・リパブリック”が発動した時にその向こう側に存在してしまっていた共和国護衛兵団の一員であるヘンドリックスは、その以前の忠誠の義務を捨てて、惑星“ソラリスVII”にてその名を揚げた、と誰に聞いてもそう言われるものである。幾人かは、彼が未だにストーンの構想を信奉している者達の為に仕事を(良く言っても採算の取れないレートで)請け負っている事から、この彼についての話が意図的に広められた噂に過ぎないものでないかと疑っている。また、幾人かは、彼がゴースト・ナイトの一員に違いない、と噂している。そして、それと同様に、彼がマーリックの私生児であるというものや、彼がホロビデオの俳優業に就く事を目論んでいる、という噂話も存在しているのであった。しかし、この男についての真実は殆どわかってはいないものの、彼の試合場に於ける記録については誰も異論を唱える事はできないものである。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。このパイロットがWolf Strikeのユニット105に配置された時、そのメックの勢力シンボルは無くなります。

SITUATIONAL AWARENESS (選択)
 このユニットが1つの目標フィギュアに対して射撃攻撃を行う際、このユニットの攻撃値とダメージ値に+1の修正を加えます。このユニットが攻撃の目標であると宣言される度に1D6を振ります――その出目が4〜6である場合、このユニットの防御値に+1の修正を加えます。



GS-A35: ジョン・クラッペリック (John Klapperich)

メック: CPLT-D1 カタパルト “シャドウ”

 クラッペリックは、その内戦後に幻滅したジェイドファルコンの戦士であったと信じられている。惑星“ソラリスVII”にいない時は、クラッペリックは噂によれば“シャドウ”に搭載されている先進的なECM(対電子戦装備)の製造企業として良く知られている企業が並ぶカペラの宙域に居住しているとの事である。クラッペリックの対戦相手達は、偽の映像や照準ロックの失敗によりその弾薬を無駄に消費する事となった後には、センサーよりも自分の眼を信じる事を素早く学習する。クラッペリック自身は自らの右眼に埋め込まれたイメージ強化装置から利益を得ている様であるが、それは非常に気付きにくいものであり、多くの者達はそれを単なる刺青であると信じ込んでしまっている。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。

MIRAGE (選択)
 この能力は、このユニットの熱ダイヤルに緑もしくは無地の色が見えている時にのみ使用可能です。このユニットは“ラン”ができませんが、その移動は地形とフィギュアの台座を無視します。このユニットが間接射撃の射撃攻撃や“追尾ミサイル”を使用した攻撃の目標であると宣言された時、1D6を振ります。その出目が4〜6の場合、その攻撃は実行不可能になります。“高精度照準”を持っている対戦フィギュアは、このユニットを目標とした時には、1や2の目が出た攻撃ダイスを振り直す事はできません。



GS-A36: トニー・マラヴォーラ (Tony Maravola)

メック: CPLT-D1 カタパルト “ジュゼッペ”

 傭兵であり、あらゆる意味の言葉に於いて聡明な人物であるマラヴォーラは、闘技場の内外で行われる仕事を獲得するのに必要な手段を常に持っている。政治問題を率直に語る事はないが、マラヴォーラが共和国と取引をする事はほぼなく、(今は)消滅したと思われるバンソンズ・レイダーズや彼等と似た者達との関係を持つ事の方を好むのは良く知られている。マラヴォーラに部品や装備についてを尋ねたのならば、彼は素早くそれを格安で入手できる者を“見つけ出した”とあなたに伝えてくるものである。彼自身の装備に関してだが、それについて聞かれた時、彼は声を潜めてこう言っている――“トラックの一台から落ちてきた”と。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。このパイロットがSolaris VIIのユニット020に配置された時、そのメックの勢力シンボルは無くなります。

FUGGETABOUTIT (選択)
 このユニットが1つの敵対フィギュアを目標にした時、このユニットは以下のもの――“カモフラージュ”、“電子カモフラージュ”、“おとり”、“ECM Suite”、“Angel ECM Suite”、“高速移動”、を1つ選んで無視する事ができます。



GS-A37: トラヴィス・シュルツ (Travis Shults)

 WUL-FN ウルフェン “グッピーリップス”

 ジェイドファルコンの一戦士であったシュルツは、マルヴィナ・ヘイゼンが権力を握った際によくわからない不安で一杯となった。そして、彼女の“総力戦”哲学が気に入らなかったシュルツは、自らの氏族に最も寄与できるのは外部からであろうと判断したのであった。惑星“ソラリスVII”に居を定めた彼は素早く、闘技場リーグを通じて自身を他の競技者達よりも著名な存在にした。この彼の稼ぎの多くは主戦線の援助に当てられているのであるが、氏族の基準から見ればシュルツは快楽主義的な生き方にどんどん傾き続けているものである。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。このパイロットがWolf Strikeのユニット099に配置された時、そのメックの勢力シンボルは無くなります。

LET'S GET IT ON! (選択)
 このユニットが配置された時、あなたはこのユニットに1の強行軍ダメージを与える事ができます。このユニットが白兵戦攻撃を行う際、そのダメージ値に+1の修正を加えます。このユニットは、白兵戦攻撃をする為にアサルト命令を与えられた時には、最大で22の移動力値で“ラン”をさせる事ができます。それをした場合、このユニットは“ラン”を使用した事による1の熱を得る事はありません。



GS-A38: トーマス“クロ”フラナリー (Thomas “Kro” Flannery)

 SHK-V2 シュライク “セイレーン”

 ジェイドファルコンの氏族人であるフラナリーは惑星“ソラリスVII”にて自氏族を代表しており、そこにて彼は他の中心領域に対して良き戦士が何を為せるのかを示している。しかしながら、彼の氏族から離れて過ごした時間は彼に傭兵の仕事を請け負わせるに至っている。幾人かは、それは彼が堕落しつつあるからだと言っている。幾人かは、それは彼が単に敵の事をより良く知る為に敵をスパイするという氏族の伝統に従っているからである、と言っている。しかし、その彼の理由が何であるかに関係なく、リング内での彼の名声は否定する事はできないものである。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。

STANDING OVATION (選択)
 このメックに突撃や急降下攻撃を行う為の移動命令を与えます。攻撃の解決後にその攻撃が成功していたのならば、このユニットは即座にその目標に対して白兵戦攻撃を行います。この白兵戦攻撃の最中には、このユニットは如何なる特殊装備も使用不可能です。このユニットは、その命令によって発生される他の全ての熱に加えて1の熱を発生します。



GS-A39: ライアン・グラディオウ (Ryan Gladieux)

 CHK-2B クリムゾンホーク “ブシドー”

 その人生の大部分に於いてグラディオウの家族はバンソンズ・レイダーズであった――彼はバンソンズ・レイダーズの現在行方不明である指導者ジェイコブ・バンソンの忠実なボディーガードとしての任を一時期は果していた事さえもある。しかしながら、任務に就いていた間に、彼の小隊はクリタの戦士達によって蹂躙されてしまった。そして、その後のクリタ家による拘禁の最中に、グラディオウは彼等のパイロット達の優雅さに魅惑された。彼は最終的には彼等と共に訓練する事を許された――彼は武士道を学び、程無くして戦闘にてクリタ家のエリート部隊さえも凌ぐ程となった。現在、彼は自分の家族達への愛情と自分の新しい生き方――彼はそこで新たな兄弟として迎え入れられた――とのバランスをうまく取る事を試みている。


 このパイロットがAge of Destructionのユニット141に配置された時、そのメックの勢力シンボルは無くなります。このパイロットはAge of Destructionのユニット141に配置された時、以下の特殊能力を使用できます。

CHI FOCUS (選択)
 このユニットとこれから6インチ以内に存在するこれの自軍フィギュアは、敵のR.I.S.C.装備を無視し、1D6で1の目を振った時のみ自軍のR.I.S.C.装備を除去します。


 このパイロットは、如何なるメックに配置された時にもその特殊能力を使用する事ができます。

EMPTY-HAND TECHNIQUE (選択)
 このユニットが白兵戦攻撃を行う際、このユニットはそのメインダメージのシンボルに白兵戦攻撃のダメージ・シンボルと“近接戦兵器”の特殊装備を持ちます。このユニットが特殊攻撃を行う際、あなたは1D6を振り、その出目をメインダメージ値と交換する事ができます。



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