GS-A16: ダンテ・フィールス (Dante Fierus)
メック: HBR-VP ヘルブリンガー “ブリムストーン”
ダンテ・フィールスは、ライラ共和国の特殊部隊――ヴァレン・ブライスはこの特殊部隊の3人の隊員の内の1人である――の支援を任じられたアノダイン・クロス市民軍の臨時の指揮官である。更に加えて、フィールスはヘルズ・ホース氏族から来た部隊と交渉をし、(ライラの)特殊部隊がその任務で収めるであろう如何なる成功も彼等が利用するのに助力をする事を申し出もした。フィールスは自分の部下達を素早く戦闘に加えさせるが、彼は問題が生じた際に恐慌を来す事にも素早く、自分個人の利益の為に貸し与えられている部隊を用いようとしてしまう。
WHEN THE GOING GETS TOUGH (選択)
このユニットが攻撃の目標に宣言された際、その攻撃手順が進行される前に、即座にその操作者によりこのユニットに移動命令を与える事ができます。この命令は、如何なるプレイヤーの総命令数からも来たものではありません。このユニットは、この命令による他の全ての熱に加えて1の熱を得ます。
L-A01: ヴァレン・ブライス (Vallen Brice)
メック: AS7-D アトラス “ウンシュテルブリッヒ(イモータル)”
独学のメック・メカニックであるブライスは“熱心な趣味人”として修繕をする事に無数の時間を費やし、自分の故郷である惑星“アルルナ”の民間所有メックのチューニングやアップグレードをしていた。この彼女の一風変わった手法は程無く彼女にメック技術者としてライラ共和国の特務曹長の地位をもたらしたが、彼女の“規則通りに”仕事をするの厭う傾向は彼女に戦地での潜在的責務を負わす事へとなった。しかしながら、並外れて洞察力のある一人の大佐が、彼女のメックに関する深い知識と彼女の問題解決に対しての型破りな取り組み方が彼女をメック戦士としても非凡な人物へとしている事に気付いている。適切な機会が与えられた場合、彼女は更に多くのものを証明すると思われる。
DO IT YOURSELF (選択)
あなたのクリンナップ・ステージの終了時、このユニットのコンバット・ダイヤルに黒の修理マーカーか緑のスタート・マーカーが見えていないのであれば、6面ダイスを1つ振ります。その出目が4の場合、このユニットの1ダメージを修理します。その出目が5の場合、このユニットの2ダメージを修理します。その出目が6の場合、このユニットの3ダメージを修理します。
P-A13: ヘルズホース氏族戦士 (Clan Hell's Horses Warrior)
戦争での諸兵科連合ドクトリンを奉じている数少ない氏族の内の1つであるヘルズホース氏族は、この思考様式を日常生活にまで及ぼしている。他のカーストよりも特定の幾つかのカーストの方がより重要であると見なしている他の氏族とは異なり、ヘルズホース氏族はその全てのカースト間とカースト内での協力を称揚しているのである。このドクトリンの一環として、ヘルズホース氏族は政治と政治活動を軽蔑しており、自分達に必要がある時のみそれを行う。彼等にとって、社会に対する貢献は戦場に於いて行われるものであり、指導者達が集まる会議場で行われるものではないのである。
P-A14: シュタイナー家軍曹 (House Steiner Sergeant)
シュタイナー家――ライラ共和国との名でも知られているものは、中心領域の覇を競う5大王家の内の1つである。大王家の中で最大の経済力を持つシュタイナー家は、軍事技術に於ける最新かつ最高のものを使用できる能力を持っている。しかし不幸な事に、その最新の技術は常にその軍事指導者達の教育に寄与する訳ではないのである。他の王家にも増して、シュタイナー軍内の軍指揮官達の多くは、その地位を能力ではなく貴族の血筋とコネで以て得ているのであった。
P-A15: シュタイナー家大尉 (House Steiner Hauptmann)
スフィア共和国の崩壊以降、シュタイナー家は過去に離反した惑星群の奪還に向けて動いており、この不安定な時代の最中に更なる力を掴む事さえも狙っている。この自分達の計画の一環として、彼等は特殊部隊を派遣し、高周波発生装置(HPG)を戦争の兵器へと変える事についての実現可能性調査をしている。このHPGシステム――元々は何光年も離れている惑星間での通信用に使われていたもの――は不可解にも故障をし、多数の惑星を混乱状態に追いやったものである。
P-A16: ヘルズホース氏族スターコマンダー (Clan Hell's Horses Star Commander)
中心領域の外縁に存在しているヘルズホース氏族は、それにも拘らず、スフィア共和国の崩壊――見込みのある兵器としての高周波発生装置の使用も含む――に対して彼等独自の野望を向けている。しかしながら、時間が経過したのと近隣のジェイドファルコン氏族が内戦に突入する様に見える事から、彼等の侵攻の路は実際にはジェイドファルコン氏族の領域へ彼等を導く事になるであろうと思われる。