Pilot Card MechWarrior: Firepower


GS-015: デイヴ・リース (Dave Rees)

メック: RTX-2P ラプターII “エックス・アクシス”

 物静かで控えめであるメック戦士デイヴ・リースは、そのメックの能力と同じくらいに目立たない存在であり続けている――“エックス・アクシス”が存在が知られている最後の無痕跡技術(透明技術)の類を装備している事を考えれば、それは必然的なものだったのであろう。“聖戦”の最中にはポピュラーであったこの無痕跡技術の入手率は、スフィア共和国の成立により急落していった。この“素晴らしい”技術の為にリースは追われており、“エックス・アクシス”は破損状態に陥り始めている。リースは無痕跡技術を“聖戦”以前のレベルへと修復する事を望み、この技術を見つけられそうな安全な仕事を受けている。しかし、その時になるまでは、彼は戦闘の真っ只中で仕事をするのである。そして、そこにて時折、彼は“聖戦”の最中にそれが行ったのと同様に機体を透明にして走行するのであった。


JURY-RIG (選択)
 このユニットが射撃攻撃の目標となった際、6面ダイスを1つ振ります。この出目が5か6の場合、このユニットはその防御値に+2を得ます。



GS-016: スティーヴン・P・フローフンヘーファー (Steven P. Frohnhoefer)

メック: NC-ACE ノヴァキャット “グラインダー”

 スティーヴン・フローフンヘーファーは射撃の名手であるのみならず、戦闘が来た際にはかなりの壊し屋でもある。仕事をするのに完調状態の粒子ビーム砲(PPC)か荒々しい力のどちらを使用するか選ぶ機会を与えられた際、フローフンヘーファーは大抵の場合に於いて荒々しい力の方を選ぶのである。この傾向は、彼と彼のWグラインダー”を戦術家の悩みの種――戦場に於いて危険かつ予測不可能なものへとしている。非戦闘時、フローフンヘーファーとその“グラインダー”は、惑星“ソラリスVII”にて追加の仕事を探しその異端の技術を有益に活用するべく動いているのを見付ける事が可能である。


UNSPORTING CONDUCT (選択)
 このユニットが突撃の特殊攻撃を行った際、その射線が何らかの非水系の地形か他の非歩兵ユニットの台座を通っている場合、目標はこの攻撃に対してその防御値に+2を得はしません。



GS-017: セシル・ノイマン (Cecil Neumann)

メック: RTX-20 ラプターII “ルースター”

 幾人かは、何故、セシル・ノイマンがメック戦士の生活を止めないのかを不思議に思っているが、戦闘で彼を見たものはその理由を理解している。若き指揮官を恥じ入らせる様な反射神経と戦術能力を尚も持っているノイマンとその“ルースター”は戦闘の過熱点への移動を続けており、如何なる雄大な王家や氏族を手助けする事よりも、苦境に陥っている者達の所で止まり手助けをする事の方を好んでいるのである。ノイマンに近しい者達は、かような善意は彼の過去の特定の出来事、彼がその愛する“ラプターII”――幾人かはワード・オブ・ブレイクの“聖戦”の時から彼の一族内に存在していたものだと話している――を手に入れた時期近くの出来事と関連がある、と言っている。


CELERITY (選択)
 このユニットが失敗した射撃攻撃の目標となった際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が3〜6であった場合、このユニットをその移動力の値まで動かせられます――この移動は如何なるフィギュアとも台座接触をして終了してはなりません。この移動は命令を消費はせず、如何なる離脱ロールも必要ではなく、それが離脱をした場合でもダメージを与える事はなく、このユニットが熱を得るような事も起きません。この移動の最中、このユニットは攻撃を行う事はできません。



GS-018: チャールズ・ウェスターフィールド (Charles Westerfield)

メック: SSP-PV ストーキングスパイダー “クモ”

 チャールズ・ウェスターフィールドのストーキングスパイダーはバトルメックというよりもレクリエーション用の乗物に見えるものであるが、それは真に不足のないやり方で仕事を仕上げるのである。“クモ”は新品同様に維持されている――それはウェスターフィールドが生活のあらゆる面に於いてきれい好きであるのによる所が大きいものである。この優先は戦闘中、しばしば彼に敵ユニットの動きよりも自分のメックの仕上がりを注視するようにさせてしまっている。しかし、それにも拘らず、“クモ”の歩兵を目標とする能力はウェスターフィールドに正当な仕事の割り当てをもたらしているのであった。


WIDOWMAKER (選択)
 急降下攻撃の特殊攻撃を行った際、このユニットは1つの非歩兵ユニットの代りに歩兵ユニットを目標にする事ができます。



GS-019: フランチェスカ“フランキー”アミール (Francesca “Frankie” Amir)

メック: NC-ACT ノヴァキャット “ナインボール”

 ルーレット・テーブルに於いてと同様に戦闘にも熟練している“フランキー”アミールは、“女の手並み”にも熟練している。彼女はフランチェスカ・アミールとして生まれたのであるが、約10年前に“ナインボール”との愛称を付けたノヴァキャットを入手して以来、その名を使ってはいない。恐らくギャンブルよりも傭兵契約の方が確実なものであると考えているアミールは、中心領域で出現しつつある競合的環境の中で仕事を見つけ出すのに余り苦労をしていない。他のガンスリンガー達(アミールによって“嫉妬深い”との烙印が押されている者達)は、それをアミールが魅力的かつ競争に強いという事実のせいであるとしている。


COOL AND COLLECTED
 このユニットがパルスを使用した射撃攻撃を解決した際、その攻撃に於いてこのユニットが得る熱の合計を計算する時にその得る熱の合計から1を引きます。



GS-020: ボリス・ヴァシレフ (Boris Vassilev)

メック: MAL-XP マリス “ブラックアウト”

 自分のメックと殆ど同じくらいに大きな男であるボリス・ヴァシレフは戦場の内外で己を巧みに使える人物であり、しばしば、不運にも彼の進路に立ち塞がってしまった如何なる者にもそのメックの愛称と同じものを見舞っている。ヴァシレフは男性として生まれたのであるが、彼は不思議なくらいに温厚かつ冷静な性質であり、この事は彼を雇用者に従った仕事をするのにほぼ不足のない人物へとしている。“ブラックアウト”との愛称が付けられているヴァシレフのマリスは最近になり出現したエリス・エンタープライゼス社製の新設計機であり、この機体はスフィア共和国がそのマリスの新しいモデルを幾つかテストするのを促したのであった。


GOOD NIGHT, IRENE
 このユニットが射撃攻撃で1つの敵対フィギュアを目標にし、決定的成功をロールした際、その目標へダメージを入れるのではなくその目標を除去します。



L-007: ケンシン・タダシ (Kenshin Tadashi)

メック: SH-V シロー “ヤミ(ダークネス)”

 ケンシン・タダシは、適応と革新で以て武士道の平衡を保つというドラコ連合の長年に渡る欲求――この“破壊の世紀”に於いて前進を続ける望みを彼等が抱ける唯一の方法――の成果である。戦場に於けるタダシの功績は多大なものがあり、彼はメック、シロー(彼はそれに“ダークネス”との愛称を付けている)の操縦権を与えられた。この(ロクロクビと同じく)新設計かつ新造機であるシローは、ドラコ連合の革新の一例である――中心領域有数の軍であると公言をする為の彼等の努力なのである。


NOWHERE TO HIDE (選択)
 このユニットが間接射撃攻撃で1つのフィギュアを目標にした際、その目標はこの攻撃に対してその防御値に+3を得はしません。この攻撃が成功した場合、その目標に攻撃者のダメージ値と等しいダメージ(このダメージの最大値は2ではなく3です)を入れます。



L-008: ワハーブ・フジッリ (Wahab Fusilli)

メック: RK-S ロクロクビ “オオカミ(ウルフ)”

 尚もO5Pの入念な監視下にあるワハーブ・フジッリはその技能の研鑽を続けており、その“気”を向上させている――この追求は彼をVTOLから軽量級メック、ロクロクビ(彼はこのメックにWウルフ”と愛称を付けている)へと異動させた。フジッリの戦闘スタイルは攻撃的なものであり続けているが、現在は“公益”という考えの為にそれは和らいでいる様に見えるものである。これが、教育によるものなのか、それともドラコ連合のISFエージェントかもしれない事が発覚しつつあるという恐怖によるものの何れであるかは、まだ不明である。


NOBLE SACRIFICE (選択)
 1つの友軍ユニットが射撃攻撃の目標であると宣言された場合、このユニットがその攻撃の目標になれるのならば、代りにこのユニットが目標となります。



L-009: バウンティ・ハンター (Bounty Hunter)

メック: LK-V1 ロキ “カゼ”

 この謎めいている“バウンティ・ハンター”については、殆ど何もわかってはいない。彼はドラゴンズ・フューリーへ表面的な忠誠を見せるのをともかくも継続しているが、多くの者達はこの忠誠が突然に終りを告げる事になるのではないかとの疑いを抱いている。彼がその前に所有していたメック――彼が“ノケツナ”と呼んでいたマローダーII――をどこで失ったか(もしくは、どこに置いていったか)については、 その彼が新たに取得したロキの出所と同様に、不明である、


JUST A JOB (選択)
 このユニットが1つのユニーク・ユニットを目標として致命的失敗をロールした際、それは代りに決定的成功となります。その目標がパイロットを付けていた場合、この攻撃を解決した後にそのパイロットを除去します。



L-010: カツロ・スウトク (Katsuro Sutoku)

メック: SH-P シロー “ハシラ(ピラー)”

 カツロ・スウトクはドラコ連合軍(DCMS)にて少なくとも20年間忠実に仕えており、そして、彼は更にもう20年間を仕えるという様子を全てに於いて示してもいる。カツロ・スウトクは一メック戦士以上のものになる事を欲してはおらず、自分が宇宙での自分の居場所を見つけていると確信しているのである。この様な献身と熱意はスウトクをドラコ連合最新の成果――ドラコ連合の背後に位置する動力因であるシロー・クリタに因んで名付けられたメック、シローのコクピットへと置くに至らせている。スウトクは、自分のシローへ“ハシラ(ピラー)”とうまく名を付けている。


ABOVE AND BEYOND (選択)
 このユニットに与えた1つの命令を解決した後、それに2つ目の命令を与えます。この2つ目の命令を解決した後、このユニットにその2つ目の命令の結果として与えられる他の全てのダメージに加え、2の強行軍ダメージを与えます。このユニットはまた、その2つ目の命令によって発生する他の全ての熱に加え、1の熱を得ます。



L-011: マルヴィナ・ヘイゼン (Malvina Hazen)

メック: SHK-V2 シュライク “ブラックローズ”

 ジェイドファルコンのギャラクシー・コマンダーであるマルヴィナ・ヘイゼンの戦場での獰猛さは、殆ど無類ものとして知られている。“総力戦”哲学の断固たる信奉者であるヘイゼンは、その戦闘に於いて全くではないとしても少数しか生存者を残しはしない。彼女の外見は細いものであるが、そのシュライク“ブラックローズ”の操縦に於いて(身体の)サイズは重要なものではない。ヘイゼンのその攻撃的な性質は“ブラックローズ”に相応の報いを与えてしまっている――“ブラックローズ”は過去に於いて、ハチェットマンのブレードの最後の一振りにより多大なダメージを被っているのである。ヘイゼンは最近になり、“ブラックローズ”の2つのオートキャノンを2つの射程延長型粒子ビーム砲に交換している。


PERFECT REFLEXES (選択)
 1つの敵対フィギュアがこのユニットを目標とした白兵戦攻撃か特殊攻撃を解決した後、このユニットはそのフィギュアを目標に射撃攻撃を行います――このユニットはその攻撃を行う前に1つのフリースピンを行う事ができ、これは命令を消費はしません。このユニットは、この攻撃で熱を得はしません。



L-012: ステファン・ダークス (Stephan Dirks)

メック: SH-P ロクロクビ “セイギ(ジャスティス)”

 ステファン・ダークスの一族は長年に渡ってドラコ連合の国境線に居住しており、ドラコ連合の文化と共にそのスコットランド系と思われる家系の維持を行ってきていた。ドラコ連合軍で任に就く事はダークス一族に於いて顕著な伝統であり、それにより軍務から名誉と共に退役した一族のメンバーは幾人も存在しているのであった。ステファン・ダークスは新型であるロクロクビの操縦権の獲得を為し遂げ、彼はそれに“セイギ(ジャスティス)”と名付けている。ダークスの“ジャスティス”を操縦している際の人並み外れた機動性は、彼を同僚のメック戦士達に“義人(正義の闘士)”と呼ばさせている。


SWIFT JUDGMENT (選択)
 このユニットが1つの敵対フィギュアと台座接触している際にこのユニットにアサルト命令を与えます――このユニットは離脱判定をする必要はなく、それが離脱をした際にそれがダメージを与える事はしません。



L-013: アンサナシオス・ラプティス (Anthanassios Raptis)

メック: SSP-PP ストーキングスパイダー “オードリー”

 スフィア騎士団ソード小隊の元一員であるアンサナシオス・ラプティスは、騎士団の指揮小隊に急遽再配置された。この再配置はスフィア共和国の打ち続く凋落の結果というものであり、それはその軍の召集と騎士達の再配置をスフィア共和国にさせたのである。ラプティスは、自分にはすべき仕事がある、と単に言うだけであろうが。そのストーキングスパイダー“オードリー”を操縦している際のラプティスの正確無比の照準は、乱戦距離に同僚の小隊メンバー達が突入した際に彼が彼等を守る事に卓越させている。


DEADEYE
 このユニットは射撃攻撃を行う際、予告射撃修正と友軍射撃修正を無視します。



L-014: イネッサ・ラソンデ (Inese Lassonde)

メック: NC-ACS ノヴァキャット “デューク”

 イネッサ・ラソンデはその小隊の同僚のアンサナシオス・ラプティスと同様に、明らかに急ぎのものに見えるものにより騎士団指揮小隊に異動させられた。これは、彼女の秩序に対する強固な意志と欲求が彼女をその新しい地位へ進めさせたのではないか、と推測させるものである。ラソンデは敵のバトルアーマー部隊が接近するという重圧の下にある際にその全力を発揮でき、かような小さな目標を処理する人並み外れた能力をそのノヴァキャットで以て披露するのであった。更に、ラソンデと“デューク”は多くの場合、緊急事態に於いて指揮を執る事ができ、その特有の秩序の印を戦場にもたらすのである。


RIOT CONTROL (選択)
 このユニットがエネルギー射撃タイプを使用した射撃攻撃で歩兵ユニットを目標にした際、その入れられるダメージは1に減少する事はありません。



L-0015: コンスエラ・ダグマー (Consuela Dagmar)

メック: LK-V1A ロキ “エスペランザ”

 騎士団指揮小隊の指揮官であるコンスエラ・ダグマーは、最初はスフィア共和国の一流メック戦士の1人であるようには見えなかったが、戦闘に於ける彼女を見た後はその如何なる疑いも素早く拭い去られたのであった。良く通る声を持つ少しがっしりとしている女性であるダグマーは、デヴリン・ストーンの離脱以降スフィア共和国がより良い日々を過してきた事を知ってはいるが、彼女はスフィア共和国が中心領域の平和にとっての鍵である事を熱烈に信じている――そして、彼女はその鍵を最期まで支持し続けるであろう。自分の小隊への2人の新たな騎士の突然の異動にも拘らず、ダグマーの戦場に於ける指揮は今までと同様に安定したままである。


SUPERIOR TACTICS (選択)
 このユニットが指令を使用した際、それはダイスの出目の5〜6ではなく4〜6で追加の1命令を得ます。1人の対戦相手を選択します。その対戦相手の指揮ステージの開始時に、6面ダイスを1つ振ります。その出目が6であった場合、そのターン、その対戦相手は1つ少ない命令数を得ます。



L-016: モリコ・ホリアマ (Moriko Horiama)

メック: SH-V シロー “カミナリ(サンダー)”

 モリコ・ホリアマはスン・ツー戦闘学校に入学した際にその全員が女性であるアマテラス連隊の話を聞き、ドラゴンズ・フューリーでの地位を一度は望んでいた。しかし、時を経て教育が進み、ホリアマはドラコ連合に残る事が自分と自分の王家の双方にとって最良のものであると結論を下したのであった。彼女はその勉学に優れており、容易に協調の概念を学校で修得し、長距離火力支援用に設計されたドラコ連合の新型メックであるシローの内の1機の操縦権を獲得した。ホリアマは、自分のシローに“カミナリ(サンダー)”と愛情を込めて名付けている。


SWEEPING BLOW (選択)
 あなたの指揮ステージの開始時にこのユニットと台座接触している何らかの敵対フィギュアが存在している場合、6面ダイスを1つ振ります。その出目が3〜6であった場合、これらの敵対フィギュア達はそのコントローラーによって、このユニットから4インチ移動しなければなりません(中心点から中心点の単位で) このユニットの正面にいるそのフィギュア達は、正面にいなければなりません。1つの敵対フィギュアが4インチ移動する空間がない場合、それを移動させる代りにそれに1の衝突ダメージを与えます。



L-017: マーカス・ランドル (Marcus Randall)

メック: MAL-XV マリス “ピースメイカー”

 マーカス・ランドルは忍耐と厳しい仕事を通じて、僅か4年という短期間で遍歴騎士から騎士へと昇進した。現在、騎士として2年を過ごしたランドルは騎士団の指揮小隊に配属されており、その小隊の同僚達へ力と防護の両方を与えつつ、それと同時にしばしば戦闘にて他の部隊を指揮してもいる。そのメック、マリス“ピースメイカー”により、ランドルは自分と自分の機体を最大限にまで使い、自分を現在の地位にまで進めた軍事の知識とノウハウを使用する事により、自分の全てをスフィア共和国に捧げている。


PUSHING THE ENVELOPE (選択)
 このユニットにアサルト命令が与えられた際、このユニットはその移動力の値まで移動をし射撃攻撃を行う事ができます。



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