GS-021: スコット・グレーヴズ (Scott Graves)
メック: HL-SS ヘリオン “クワンタム”
典型的なメック戦士ではないのであるが、スコット・グレーヴズは仕事に対して何も必要とはしていない。その華奢な体格にも拘らず、多少の訓練は彼にバトルメックの操縦という過酷なものを身に付けさせた。戦闘に於いて、彼の小柄な体はそのヘリオン“クワンタム”のコクピットを広々としたものに見えるようにしており、実際には強みなのである。グレーヴズの戦争に対する興味は、デヴリン・ストーンが残したと噂されている隠されし技術の貯蔵所を発見したいというその知的欲求に主に由来するものである。
IF AT FIRST
このユニットが1つの目標敵対フィギュアに対する射撃攻撃に失敗した際、この攻撃ロールから1つもしくは2つ、或いは3つのダイスを振り直す事ができます。あなたが致命的失敗から1つもしくは複数のダイスを振り直しをし、その新たな出目が致命的失敗でない場合、このユニットは致命的失敗のダメージを加えられはしません。この振り直しをしたダイスで、決定的成功は起り得ます。この能力は1ターンにつき一度のみ使用できます。
GS-022: アベニ・ジハーリ (Abeni Zikhali)
メック: GHK-S2B ゴスホーク “イングヴェ(レパード)”
メック戦士アベニ・ジハーリに関する唯一の伝統的な事柄は、彼女がメックのパイロットという事である。証拠はジハーリが自分のゴスホークに居住をしている事を指し示しており、その事は、彼女はシーフォックス氏族と結び付きがあるのではないか、と幾人かに推測させているのであった。ジハーリは1人でいる事に非常に慣れており、その単独戦闘のスリルは彼女の能力を、彼女の雇用者に注目されない事がない程の質にまで向上させている。ジハーリとその“イングヴェ”の居場所を突き止めるのは容易なものではないが、その効果はその努力をする価値があるものである。
LONE RANGER
これの8インチ以内に友軍フィギュアが存在していない場合、このユニットはその攻撃値と防御値に+1を得ます。
GS-023: ジュリー“ジュルズ”コルチャーク (Julie 'Julz' Kolchak)
メック: NSR-K1 ナイトストーカー “ジャック”
ナイトストーカーはヴィクトリー・コンディションズ・インダストリー社の設計であり、この新興企業による偵察メック分野への最初の進出である。報告によると、このナイトストーカーは“ソラリスVII”の闘技場にて賭け金の一部として獲得されたものとの事である。(賭け金の)支払いを受け取ったコルチャックは、即座にそれに“ジャック”と名付け、傭兵業務に関する専門知識の習得に取り掛かった。コルチャックのその最新のメックの所在は不明であるが、事情に通じている者達は、コルチャックが自分独自の傭兵部隊を作りつつある、と話している。
MARKED FOR DEATH (選択)
このユニットから6インチ以内に存在し、このユニットもしくはこのユニットに友好的なフィギュアからの射撃攻撃の目標にされた如何なる敵対フィギュアも、この攻撃に於いてはその防御値に−1を得ます。
GS-024: レクス・コーパツ (Lex Corpuz)
メック: NTL-UG ネアンデルタール “ビュフォード”
技術者レクス・コーパツは自分の問題を直ちに解決するのを好んでおり、この事は彼が愛情を込めて“ビュフォード”と呼んでいる新製品のネアンデルタールに対する彼の大いなる愛情を説明するものとなっている。雇用者達もまた、コーパツの戦闘に対するその実際的なアプローチに対して大いなる好意を抱いている。幾つかのソースはこのネアンデルタールが新たに設立されたタクティカル・アドヴァンテージLLC社の製品である事を指し示しており、噂によればそれは(ネアンデルタールに対する)興味を起させる為にコーパツに贈られたものであるとの事である。伝えられる所によると、惑星“ソラリスVII”にてコーパツと“ビュフォード”の戦闘が見られた後、タクティカル・アドヴァンテージ社には注文が殺到しているそうである。
EXCESSIVE FORCE
このユニットが白兵戦攻撃に成功した際に、その攻撃の数値が目標の防御値を3以上超えたのならば、その目標に対する攻撃に於いてはこのユニットのダメージ値を2倍にします。
GS-025: アルベルト・デイエスース (Alberto DeJesus)
メック: NTL-AG ネアンデルタール “エル・ディアブロ・ロッホ”
その専門技術と能力を“ソラリスVII”の闘技場の外にまで広げているアルベルト・デイエスースは、その戦場での誇大なセンスを未だに維持している。対戦相手達はデイエスースの戦闘スタイルを遥か昔の華やかなレスラーにたとえており、そして、彼のネアンデルタールはそのイメージを増幅しているのであった。デイエスースは勝負に負けた時でさえも良く戦った様に見え、この事は無数のファンからの敬愛を彼にもたらしている。不敬な対戦相手達は、しばしば、毒を込めて“エル・ディアブロ・ロッホ”を“チャージモンキー(突撃馬鹿)”と呼んでいる。
THE PEOPLE’S SHOULDER
このユニットが成功した突撃の特殊攻撃を行った際、このユニットはそのメインダメージ値に+1ではなく+2をしたものと等しい衝突ダメージを目標に入れます。突撃の特殊攻撃を解決した後、その突撃が成功したかどうかに関係なく、このユニットにはそのメインダメージ値の半分に等しい値ではなく2点の強行軍ダメージが与えられます。
GS-026: ジェイムズ・ショート (James Short)
メック: KGC-10 キングクラブ “チーフ”
ジェイムズ・ショートは、決してその名前の通りではない――彼は最も長身である現役メック戦士の1人なのである。幾人かは、彼のキングクラブのコクピットが彼の長身へ適合させる為に改修されている、と噂さえしている。“チーフ”を操縦している際には、ショートは戦場にて慈悲や寛大さを全く見せはしない。また、彼は非常に経験豊かであり、より劣るパイロット達のフェイントや機動に引っ掛る事は全くない――もし、ショートが嫌うものが何か存在するとするのならば、それは驚愕なのである。
FOOL ME ONCE
このユニットは、他のフィギュアの“高速移動”を無視します。このユニットが“おとり”を持つ1つのフィギュアを目標にした際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が5か6であった場合、このユニットはその攻撃に於いては目標の“おとり”を無視します。
GS-027: アベニ・ジハーリ (Abeni Zikhali)
メック: GHK-S2B ゴスホーク “イングヴェ(レパード)”
メック戦士アベニ・ジハーリに関する唯一の伝統的な事柄は、彼女がメックのパイロットという事である。証拠はジハーリが自分のゴスホークに居住をしている事を指し示しており、その事は、彼女はシーフォックス氏族と結び付きがあるのではないか、と幾人かに推測させているのであった。ジハーリは1人でいる事に非常に慣れており、その単独戦闘のスリルは彼女の能力を、彼女の雇用者に注目されない事がない程の質にまで向上させている。ジハーリとその“イングヴェ”の居場所を突き止めるのは容易なものではないが、その効果はその努力をする価値があるものである。
WILLIAM TELL (選択)
このユニットが1つの敵対フィギュアと台座接触をしておらず、このユニットが自分に友好的なフィギュアと台座接触している1つの敵対フィギュアを射撃攻撃で目標にした際、このユニットは友軍射撃修正を無視します――そして代りに、それはこの攻撃に於いてその攻撃値に+1を得ます。
GS-028: ジュリー“ジュルズ”コルチャーク (Julie 'Julz' Kolchak)
メック: NSR-K1 ナイトストーカー “ジャック”
ナイトストーカーはヴィクトリー・コンディションズ・インダストリー社の設計であり、この新興企業による偵察メック分野への最初の進出である。報告によると、このナイトストーカーは“ソラリスVII”の闘技場にて賭け金の一部として獲得されたものとの事である。(賭け金の)支払いを受け取ったコルチャックは、即座にそれに“ジャック”と名付け、傭兵業務に関する専門知識の習得に取り掛かった。コルチャックのその最新のメックの所在は不明であるが、事情に通じている者達は、コルチャックが自分独自の傭兵部隊を作りつつある、と話している。
FORWARD OBSERVER (選択)
このユニットが何らかの妨害地形の6インチ以内にいる際、このユニットとそれに友好的なフィギュア達は砲弾ダメージの射撃タイプを使用した射撃攻撃を行う時、車線を引くにあたってはそれらの地形を無視できます。このユニットから6インチ以内に存在し、このユニットもしくはこのユニットに友好的なフィギュアからの射撃攻撃の目標にされた如何なる敵対フィギュアも、この攻撃に於いてはその防御値に−1を得ます。
GS-029: レクス・コーパツ (Lex Corpuz)
メック: NTL-UG ネアンデルタール “ビュフォード”
技術者レクス・コーパツは自分の問題を直ちに解決するのを好んでおり、この事は彼が愛情を込めて“ビュフォード”と呼んでいる新製品のネアンデルタールに対する彼の大いなる愛情を説明するものとなっている。雇用者達もまた、コーパツの戦闘に対するその実際的なアプローチに対して大いなる好意を抱いている。幾つかのソースはこのネアンデルタールが新たに設立されたタクティカル・アドヴァンテージLLC社の製品である事を指し示しており、噂によればそれは(ネアンデルタールに対する)興味を起させる為にコーパツに贈られたものであるとの事である。伝えられる所によると、惑星“ソラリスVII”にてコーパツと“ビュフォード”の戦闘が見られた後、タクティカル・アドヴァンテージ社には注文が殺到しているそうである。
MAXIMUM FORCE
このユニットが白兵戦攻撃を行った際、このユニットはその射程シンボルに示されているダメージではなく衝突ダメージを入れます。
GS-030: セレーネ・ペトロス (Selene Petros)
メック: HVC-P9 ハボック “ハーピー”
タクティカル・アドヴァンテージLLC社によって作られたこのハボックは、その余りにも多数の射程延長型中口径レーザーとその余りにも少数の放熱器により生じた熱問題に早い内から悩まされていたものである。しかし、“ハーピー”はかような問題に余り悩まされてはいなく、これは明らかにセレーネ・ペトロスが代金を支払っての改良の結果である。ペトロスは人並み外れた震えのない手を持っており、彼女は走行中に射撃を受けていたり暇であったりする時に関係なくその射撃術を保ち続けている。
DEADLY STRIKE
アサルト命令を与えられた際、このユニットはアサルト修正を無視します。
L-018: カタナ・トーマーク (Katana Tormark)
メック: HK-P ヒトツメコゾウ “クロハ(ブラックブレード)”
カタナ・トーマークは、かつてはドラゴンズ・フューリーの指導者であった。クリタ家がカタナ・トーマークとその勢力に対して攻撃を行った後、彼女はドラコ連合宙域へ再び迎え入れられた様である。この“帰郷”についてのレポートはまだ制作中であるが、トーマークがドラコ連合内での地位を手に入れたのは明白に見えるものである。そして、そこにて、彼女はその新たに下賜されたヒトツメコゾウに対して“ブラックブレード”との愛称を与えたとの事である。彼女の以前のメックである“コリュウ”として知られるニュクスは、噂によれば彼女と共に(ドラコ連合への)移動をしたそうであるが、その運命については現在の所は不明である。
INTO THE BREACH (選択)
このユニットが1つの敵対フィギュアに対する白兵戦攻撃に成功した際、このユニットはその攻撃に於いては入れるダメージに+1を得ます。このユニットは白兵戦攻撃を行う為にアサルト命令を与えられた際には、ランを使用する事ができます。あさると命令を与えた際にこのユニットがランを使用した場合、このユニットはランの使用による1の熱を得る事はありません。
L-019: マット・D・ロッシー (Matt D. Lossey)
メック: SCT-VP シャドウキャット “セイバートゥース”
そのノヴァキャットの同胞達の多くと同様に、マット・ロッシーは予知視を得ている――特に、そのシャドウキャット“セイバートゥース”を操縦している際に。そして、これらの予知視は正に、ロッシーにその攻撃を促している様に見えるものである。戦闘の熱に一度突入したのならば、ロッシーはしばしばその敵手を愕然とさせる程にまで“朦朧”となるのであった。ロッシーのシャドウキャットは、ジェイドファルコン氏族によって製造された重量級設計機であるシャドウキャットIIとは非常な相違がある。そして、幾人かは、それはノヴァキャット氏族がそのオリジナルのシャドウキャットを改良した重量級の設計機である為である、と噂してもいる。
FAST AND FURIOUS (選択)
このユニットがアサルト命令を与えられた際、このユニットはその移動力の値で移動をし、射撃攻撃をする事ができます。このユニットが“パルス”を使用しその目標に対する成功した2度目の射撃攻撃を解決する際、このユニットは3度目の攻撃をその目標に対して行う事ができます(この3度目の攻撃に於いてはこの目標はその防御値に+2を得ます) この3度目の攻撃は、命令を消費はしません。3度目の攻撃の解決後、このユニットは命令により発生した他の全ての熱に加えて2の熱を得ます。
L-020: キショウ・ノヴァキャット (Kisho Nova Cat)
メック: WNO-VP ウェンディゴ “ネビュラ”
ノヴァキャット氏族の階層内にて、キショウ・ノヴァキャットは単にキショウとしてのみ知られている――これは彼のその氏族内でのミスティック(ミスティック・カースト)としての地位を示すものである。キショウと他の全てのミスティック達は、先の大統領セオドア・クリタの末子であったミノル・クリタの遺伝子的な子孫である。ミノル・クリタはその二勢力間の友好のシンボルとして、先のノヴァキャット氏族の族長にボンズマンとして託されていたのであった。キショウのそのウェンディゴ、“ネビュラ”を操縦する並外れた能力は、この氏族の未来のメック戦士達の何かを示すサインかもしれないものである。
TRAINED EYE (選択)
このユニットが射撃攻撃命令かアサルト命令を与えられた際、6面ダイスを1つ振ります。その出目が3〜6であった場合、このユニットの射撃攻撃はその命令の持続時間内に於いては他のユニットの“おとり”と“アーマー(armor)”の名が付いた他の防御の特殊装備を無視します。
L-021: マクシミリアン・マリウス (Maximillian Marius)
メック: KGC-20 キングクラブ “フェルフィンシュテルンク”
ナーゲルリンク士官学校の卒業生であるマクシミリアン・マリウスは、貧しい生まれの出である。彼の士官学校時代は闘争に満ちたものであった――この非貴族と貴族生まれの生徒達が衝突をし、多少の傷と複数の骨折した鼻を残すという結果になった為である。彼は我慢をし、最終的には強襲型のキングクラブのメック戦士となるのに十分な程に高い成績で以て卒業をした。彼は、それを“フェルフィンシュテルンク(エクリプス)”と愛情を込めて呼んでいる。
DEFY ENTROPY (選択)
このユニットの熱ダイヤル上にてダイス・ロールの必要な熱効果が2つ以上示された際、あなたはそれらの内の1つを選択して無視する事ができます。白兵戦攻撃や射撃攻撃がこのユニットに対してダメージを入れた際、6面ダイスを1つ振ります――この出目が4〜6である場合、その入れられたダメージを1点減少させます。
L-022: レイン・オブロイン (Reign O’ Broin)
メック: NSR-K3 ナイトストーカー “リュウ(ドラゴン)”
スフィア共和国が弱体化し始め、ドラコ連合が惑星群の奪還を開始した時、オブロインはノヴァキャット=クリタ家連合小隊に参加させるべく選ばれた最初のパイロットの内の1人であった。この“無敵”小隊(別名“インビンシブル”小隊)は、その二勢力間の合同軍事演習の実例の1つである。オブロインの役割は、無敵小隊の他のメンバー達の為に目標を識別し示す事である。彼女を良く知っている者達は、彼女のナイトストーカーの愛称である“ドラゴン”の後に“レディ”という単語を付け加える傾向がある。
EYES OF THE DRAGON (選択)
このユニットから8インチ以内に存在し、このユニットもしくはこのユニットの友好フィギュアの射撃攻撃の目標となった如何なる敵対フィギュアも、その“カモフラージュ”、“おとり”、“高速移動”の特殊装備、“電子(electronic)”の名を持つあてはまる特殊装備、あてはまる干渉地形、が無視されます。
L-023: カスミ・チョウ (Kasumi Cho)
メック: HK-F ヒトツメコゾウ “テッケン(アイアン・フィスト)”
カスミ・チョウは、無敵小隊の指揮をドット・ノストラと共有している。チョウ自身は時折“アイアン・フィスト”として戦場にて知られており、彼女は大抵の場合に於いて、戦場にて自分と戦いその地歩を保つ事ができない敵に対しては慈悲を全く示さないのであった。彼女はしばしば、自分の小隊員達によって弱らせられた目標に止めを刺す為に戦場の中心に突入するものである。
NO QUARTER
このユニットが敵対フィギュアをそれが持つものよりも低い攻撃値で目標とした場合、このユニットはこの攻撃に於いてはそのフィギュアに対する攻撃値に+1を得ます。
L-024: ドット“パッチェス”ノストラ (Dot 'Patches' Nostra)
メック: SCT-VP シャドウキャット “ライトフット”
ノヴァキャット氏族の暢気な一員であるドット・ノストラは、その小隊仲間達に自分を“パッチェス”と呼ぶのを許している事で知られている。彼女は無敵小隊の指揮をカスミ・チョウと共有しており、この2人は戦闘の前に誰が指揮をするかを決めている――もし、その片方に揺らぎが生じたのならば、もう片方が素早く引き締めをするのである。そして、この事は、無敵小隊をドラコ連合とノヴァキャット氏族によって企図された最も成功した軍事演習の1つとしているのであった。
SYNCHRONICITY (選択)
このユニットがアサルト命令を与えられた際、その命令の解決後に6面ダイスを1つ振ります。その出目が5か6であった場合、あなたは異なる1つの友好的なメックにアサルト命令を与える事ができ、これはこのターンに於けるあなたの総命令数に数えはしません。
L-025: アーズ・シシェクリ (Arzu Shishekli)
メック: WNO-VP ウェンディゴ “ライジング・サン”
アーズ・シシェクリは、最近の攻撃の最中にノヴァキャット氏族によって捕虜とされた。その獰猛さと戦闘技能により、彼女がボンズマンにされた時にその手首に巻かれたボンドコードの3つの紐の内の1つは即座に切られており、彼女の優れた能力を象徴するものとなっている。戦死した氏族メック戦士のウェンディゴを与えられた後、シシェクリはそれを“ライジング・サン”と改名し、そして、彼女はノヴァキャット氏族の完全な一員として自分の地位を主張すべく励んでいる。無敵小隊は、この目的の為の彼女の手段である。
FEARLESS
このユニットが敵対するアサルトかヘビーのメック、もしくは70以上の点数を持つ車両を目標にした際、このユニットはこの攻撃に於いては目標に対するその攻撃値に+1を得ます。
L-026: カタナ・トーマーク (Katana Tormark)
メック: HK-P ヒトツメコゾウ “クロハ(ブラックブレード)”
カタナ・トーマークは、かつてはドラゴンズ・フューリーの指導者であった。クリタ家がカタナ・トーマークとその勢力に対して攻撃を行った後、彼女はドラコ連合宙域へ再び迎え入れられた様である。この“帰郷”についてのレポートはまだ制作中であるが、トーマークがドラコ連合内での地位を手に入れたのは明白に見えるものである。そして、そこにて、彼女はその新たに下賜されたヒトツメコゾウに対して“ブラックブレード”との愛称を与えたとの事である。彼女の以前のメックである“コリュウ”として知られるニュクスは、噂によれば彼女と共に(ドラコ連合への)移動をしたそうであるが、その運命については現在の所は不明である。
BORN LEADER (選択)
このユニットに1つの命令が与えられた際、その命令の解決後にあなたは1つの友好的な車両か歩兵に1つの命令を与える事ができます。この命令は、このターンに於けるあなたの総命令数に数えはしません。
L-027: マット・D・ロッシー (Matt D. Lossey)
メック: SCT-VP シャドウキャット “セイバートゥース”
そのノヴァキャットの同胞達の多くと同様に、マット・ロッシーは予知視を得ている――特に、そのシャドウキャット“セイバートゥース”を操縦している際に。そして、これらの予知視は正に、ロッシーにその攻撃を促している様に見えるものである。戦闘の熱に一度突入したのならば、ロッシーはしばしばその敵手を愕然とさせる程にまで“朦朧”となるのであった。ロッシーのシャドウキャットは、ジェイドファルコン氏族によって製造された重量級設計機であるシャドウキャットIIとは非常な相違がある。そして、幾人かは、それはノヴァキャット氏族がそのオリジナルのシャドウキャットを改良した重量級の設計機である為である、と噂してもいる。
SLOW AND DELIBERATE (選択)
このユニットがアサルト命令を与えられた際、このユニットはその移動力の値で移動をし、射撃攻撃をする事ができます。このユニットが射撃攻撃の命令を与えられた際、このユニットはこの攻撃に於いてはその攻撃値に+1を得ます。
L-028: キショウ・ノヴァキャット (Kisho Nova Cat)
メック: WNO-VP ウェンディゴ “ネビュラ”
ノヴァキャット氏族の階層内にて、キショウ・ノヴァキャットは単にキショウとしてのみ知られている――これは彼のその氏族内でのミスティック(ミスティック・カースト)としての地位を示すものである。キショウと他の全てのミスティック達は、先の大統領セオドア・クリタの末子であったミノル・クリタの遺伝子的な子孫である。ミノル・クリタはその二勢力間の友好のシンボルとして、先のノヴァキャット氏族の族長にボンズマンとして託されていたのであった。キショウのそのウェンディゴ、“ネビュラ”を操縦する並外れた能力は、この氏族の未来のメック戦士達の何かを示すサインかもしれないものである。
ANTICIPATE
このユニットに命令を与える前に、あなたはこのユニットに1つの移動命令を与える事ができ、これはこのターンに於けるあなたの総命令数に数えはしません。このユニットは、この移動の最中にはランを使用する事はできず、この移動の終了時に如何なる敵対フィギュアとも台座接触をしていてはなりません。この移動の解決後、このユニットは1の熱を得ます。
L-029: マクシミリアン・マリウス (Maximillian Marius)
メック: KGC-20 キングクラブ “フェルフィンシュテルンク”
ナーゲルリンク士官学校の卒業生であるマクシミリアン・マリウスは、貧しい生まれの出である。彼の士官学校時代は闘争に満ちたものであった――この非貴族と貴族生まれの生徒達が衝突をし、多少の傷と複数の骨折した鼻を残すという結果になった為である。彼は我慢をし、最終的には強襲型のキングクラブのメック戦士となるのに十分な程に高い成績で以て卒業をした。彼は、それを“フェルフィンシュテルンク(エクリプス)”と愛情を込めて呼んでいる。
SOMETHING TO PROVE
このユニットが敵対する1つのエリートかユニークの階級を持ったフィギュアを目標にした際、このユニットはこの攻撃に於いてはその攻撃値に+1を得ます。このユニットの熱ダイヤル上にてダイス・ロールの必要な熱効果が2つ以上示された際、あなたはそれらの内の1つを選択して無視する事ができます。