出典: Technical Readout: 3057 Revised Edition
ハンター級航宙艦
技術: 氏族
製造年: 2832年
重量: 95000t
全長: 302m
帆直径: 852m
燃料: 400t(4000)
重量(t)/噴射日: 9.77
位置維持噴射: 0.1G(0.2噴射)
帆強度: 3
K-F機関強度: 3
放熱器数: 93(186)
中枢強度: 1
BV: 1915
装甲
艦首: 8
前方両舷側: 6
後方両舷側: 6
艦尾: 8
貨物
第1隔室: 積荷(356.5) 扉数1
第2隔室: 積荷(356t) 扉数1
第2隔室: 積荷(356t) 扉数1
降下船搭載可能数: 1
重力デッキ数: 無し
脱出ポッド数: 0
救命艇数: 4
乗員数: 士官3人、下士官/兵員8人、砲手2人
弾薬: ストリークSRM4弾薬125発(5t)、AMS弾薬96発(4t)
注: 40tの通常型装甲を装備
武装:
艦首(発熱15)
1×大口径パルスレーザー
1×ストリークSRM4(25発)
2×AMS(96発)
左/右前方舷側(発熱20)
2×大口径パルスレーザー
左/右後方舷側(発熱6)
2×ストリークSRM4(50発)
艦尾(発熱0)
ハンター級航宙艦[リチウムフュージョン・バッテリー搭載型]
BV: 1915概要:
このハンター級は、敵艦隊や新たな星系を探す為に設計された偵察航宙艦である。氏族の創設直後にゴーストベアー氏族によって開発されたこの小型の艦はジャンプ・シグネチャーが小さく、それはこの艦を偵察任務に理祖的な存在へとした。ハンター級は、大抵の場合に於いて、敵対的になっている可能性がある星系へ進入する最初の艦であった。
ハンター級は元々はリチウムフュージョン・バッテリーを持たずに製造されていたが、それはこの級の有用性を深刻に減じていた。しかしながら、30世紀中期には、ハンター級の大部分にはその先進的なシステムが搭載される様になっていた――その改修はハンター級の貨物積載容量を減少させるにも拘わらず。未改修のハンター級は極少数が残存しているものであり、それらはフリーバースの部隊で任務に就いているものと思われる。ウルフ竜機兵団の航空宇宙艦隊も幾隻かのハンター級を保有しているが、それらの艦がリチウムフュージョン・バッテリー・システムを搭載しているかどうかは不明である。
100000tに少し足りない質量を持つこのハンター級は、スカウト級航宙艦より多少大型である。スカウト級の様な加速能力は持っていないが、このハンター級は航続時間に関して際立った強みを持っている。コムスターのマゼラン級と同様に、ハンター級の燃料タンクは他の艦船に1年間に渡って補給をする用に設計されており、この事はハンター級を長期的な作戦に理想的な存在へとしているのである――しかしながら、改修されたハンター級の貨物搭載容量で1年間に及ぶ任務に十分な補給物資を収納できる事は稀である。従って、ハンター級の大部分は、基地から6ヶ月以上離れて行動する事は不可能となっている。
このハンター級は重力デッキを欠いており、その乗組員に人口重力を提供するのに加速をするという手法に頼らざるを得ない。この重力供給機動なしでは、乗組員の健康と士気は急速に悪化するものである。ハンター級の艦長達の大部分は、その利点からするとかの行動を実行している間の燃料消費もそれをする価値があるものである、と見なしている。
このハンター級は、氏族が設計した他の航宙艦と比較すると軽武装である。ハンター級はアンチ・ミサイルシステムと共に一握りのパルスレーザーとストリークSRMシステムを搭載しており、それはこの艦に交戦をする事とミサイルを撃破する事を可能にさせている。しかしながら、それらのシステムがハンター級の艦首部に搭載されている事は、その機関区画とカーニィ=フチダ・ドライブをミサイル攻撃から防御するのを妨げているものである。