出典: Technical Readout: 2750
コンフェダラート級降下船
重量: 1860t
乗員数: 10人
エンジン: ソーダン650X
船体: エンドースチールAN
全高: 32.6m
全幅: 36.4m
気圏戦闘機収容数: 2/0
バトルメック定数: 4/6
装甲板: フェロタイル87
武装:
14×サンダーボルトDT 大口径レーザー
20×ハーモン 中口径レーザー
製造元: コング・インターステラー
通信システム: レンダー200
照準・追尾システム: レンダーTA-5
コンフェダラート級降下船
分類: 降下船
中枢強度: 8
戦闘機デッキ数: 2
戦闘機隔室扉数: 2
メック収納室数: 4
メック隔室扉数: 4
エンジン:
安全噴射: 4
最大噴射: 6
燃料数(12噴射点/1t): 135
燃費: 1.65t/噴射日
装甲値:
船首: 160
右前部側面: 128
左前部側面: 128
右後部側面: 128
左後部側面: 128
エンジン: 128
武器
船首:
2×大口径レーザー
2×中口径レーザー
前部両側面:
3×大口径レーザー
5×中口径レーザー
後部両側面:
2×大口径レーザー
3×中口径レーザー
エンジン:
2×大口径レーザー
2×中口径レーザー
概要:
“コンフェダラート級降下船”は、星間連盟防衛軍の標準的なバトルメック小隊輸送船である。芸術的な魅力で知られてはいないが、これは戦場へメックを輸送するのに非常に効果的な船なのである。
エネルギー兵器を基礎に置いて誕生したコンフェダラート級降下船は長期間戦場に留まる事が可能で、しばしば気圏戦闘機中隊へ支援火力を与える為にも使用される。この船は、戦闘の只中にメックを降ろす攻勢作戦時用に多数のレーザーを搭載しているのである。
性能:
このコンフェダラート級降下船は、SLDF(星間連盟防衛軍)で最も先進的なエンジン・ベイの1つを誇っている。この信頼性が高く効率的な駆動システムは、それ以前のものよりも船の利用可能空間の消費が20%低く、重量もほぼ10%軽減されているのである。整備の必要は高くなっているが、この船に乗せられた余裕のある空間は他の軍艦よりも整備に消費する時間を少ないものにしている。また、(積載された)多数の修理設備・貨物起重機・交換用装甲・マイアマーの束・電子部品によって、メックの修理もより効率的なものになっている。
その戦闘機区画のサイズはメック区画の2倍となっており、多くの場合に於いて融通のきくものとなっている。前もって区画を戦闘機の離発着用・メック降下殻用・増設貨物空間用に調整する事により、戦闘機区画は気圏戦闘機やメック、または貨物のどれでも搭載が可能なのである。
機器に惜しみなく空間が与えられて個人用の領域がそれに取られている事により、その艦橋と乗員区画は質素だが機能的なものとなっている。しかし、乗員区画は狭いのであるが、大部分の兵達は、コンフェダラート級降下船に乗船して輸送をするのは、他の幾つかの船よりは困難でない事に賛同しているのであった。
私的解説:
コンフェダラート級降下船は重量的・性能的に見て、レパード級降下船を長球型降下船にしたものと言えます。テクニカル・リードアウトを読んでみますと星間連盟軍が標準としていただけのことはあり、かなり使い勝手の良い艦船の様です。
残念ながら、その先進的なエンジンを整備するのに手間が掛かる事から中心領域では数を徐々に減らしていき、3025年代に稼動しているコンフェダラート級降下船は非常に少数となっています。ちなみに、ケレンスキー将軍の中心領域脱出時に星間連盟軍はこの船を多数持ち出していったので、氏族は結構な数を保有しています。氏族の編成ではバトルメック1個星隊が5機のメックで構成されていますので、この船は彼等の軍事ドクトリンでの運用に適しており、ブロードソード級降下船と共に重宝されているようです。
BACK