出典: Technical Readout: 3057 Revised Edition
ブラックライオン級巡洋戦艦
技術: 星間連盟(2750年)/氏族
製造年: 2691年
重量: 810000t
全長: 772m
帆直径: 1433m
燃料: 1000t(2500)
重量(t)/噴射日: 39.52
安全噴射: 3
最大噴射: 5
帆強度: 4
K-F機関強度: 17
放熱器数: 1837(3674)
中枢強度: 75
BV: 247597
装甲
艦首: 151
前方両舷側: 168
後方両舷側: 168
艦尾: 151
貨物[星間連盟]
第1隔室: 戦闘機(18) 扉数4
第2隔室: 小型船(10) 扉数2
第3隔室: 積荷(70426t) 扉数1
貨物[氏族]
第1隔室: 戦闘機(20) 扉数4
第2隔室: 小型船(10) 扉数2
第3隔室: 積荷(68540.5t) 扉数1
降下船搭載可能数: 4
重力デッキ数: 2(直径65m、直径85m)
脱出ポッド数: 20
救命艇数: 0
乗員数: 士官48人、下士官/兵員160人、砲手64人、隔室人員85人[星間連盟]、隔室人員90人[氏族]
弾薬: NAC/20弾薬400発(160t)、NAC/30弾薬400発(320t)、バラクーダ・ミサイル弾薬60発(1800t)、ホワイトシャーク・ミサイル弾薬80発(3200t)
注[星間連盟]: 1157tのフェロカーバイド装甲を装備
注[氏族]: 841.5tのラメラーフェロカーバイド装甲、リチウムフュージョン・バッテリーを装備
武装:
艦首(発熱400)
2×NAC/30(46発)
2×NAC/30(46発)
左/右前方舷側(発熱470)
4×ホワイトシャーク(40発)
1×バラクーダ(10発)
2×NAC/30(44発)
2×NAC/30(44発)
左/右主舷側(発熱490)
3×NAC/20(36発)
3×NAC/20(36発)
2×NAC/20(24発)
1×バラクーダ(10発)
左/右後方舷側(発熱490)
3×NAC/20(39発)
3×NAC/20(39発)
2×NAC/20(26発)
1×バラクーダ(10発)
艦尾(発熱600)
2×NAC/30(44発)
2×NAC/30(44発)
2×NAC/30(44発)
概要:
このブラックライオン級巡洋戦艦は、2691年にSLDFで軍務に就いた。ブラックライオン級の重量は800000tを僅かに超えているものであったが、それにも拘わらず、それは輸送船の大部分を機動力で上回る事が可能であり、2.5G加速をする能力も持っていた。しかしながら、ブラックライオン級の持つ駆動システムの大きさと複雑さはその整備維持を非常に困難にするものであり、それはこの艦の軍事的価値を些か減少させていた。
この欠点にも拘わらず、このブラックライオン級の優秀な速力・兵装・装甲は、それを海軍の戦闘群を率いる為の人気のある選択へとした。このブラックライオン級にエネルギー兵器が欠如している事は弱点であるとしてしばしば言及されたが、“再統合戦争”、そして後にはケレンスキーの“地球”解放に於いて、この艦は非常に効果的な存在である事を証明した。しかしそれでも、ブラックライオン級は戦闘航宙艦の大部分と同様に戦闘機の攻撃に対して脆弱なままであった――本級の多くは、その長き戦役の最中に破壊された。実際、ブラックライオン級で生き残ってエクソダス艦隊に同行したのは、1ダースに満たなかった。
ブラックライオン級の幾隻かは銀河隊の旗艦として活動しており、中心領域にてその姿が目撃されている。これらの氏族版のブラックライオン級は改修されており、船殻シーリングユニット、リチウムフュージョン・バッテリー・システム、ラメラーフェロカーバイド装甲を備えている。氏族のブラックライオン級の大部分は、星間連盟版で搭載されていた3個戦闘機中隊をオムニ戦闘機の2個星隊に置き換えている。