英語版リスト


1503 Heavy Metal ‘Mech Design Generator

メックの製作ソフトです(LV3対応)
これで、作ったメックのシートをプリントアウトする事もできます。現在は絶版ですが……。
Drawing Board、BattleMech Designer等の優秀なフリーソフトが存在しますので、特に不自由はしないでしょう。

入手難易度:難(もしくは普通)

 

1503 Heavy Metal Pro ‘Mech Design Generator

上記のソフトの新バージョンです。アメリカでの評価は、「優秀なフリーソフトがあるから必要無し」だそうです。
しかし、企業の手によるソフトなので出来は素晴らしく、データ部分の充実もさすがです(全てのメックのテクニカル・リードアウトのテキストが収録されています) また、本家のルールの追加に合わせてアップデートが重ねられ、レベル3ルールの幾らかにも対応しています。
更に、公式の画像の使用が可能で、ユーザー独自の装備のカスタマイズも可能という他にはない特徴も有しています。
余裕がある方には是非お薦めしたい逸品でしたが、さすがに現行環境では古さが目立ちます。バトルテック・マスタールール環境でゲームをプレイするのならば役立つソフトでしょう。

入手難易度:普通

 

1603 Combots

バトルテックの前身的な存在。絶版。
かなり前衛的な内容です。メタルフィギュアが2体付属してます。

入手難易度:稀少

 

1604 Battledroids

全ての始まり、バトルテック・ファーストエディションです。表紙を飾った記念すべきメックは、ウォーハンマー(トOO−ク)
名前からして、危険な雰囲気が漂っています。もちろん、絶版です。OOOOOOOがらみがその理由です。

入手難易度:かなり稀少

 

1604 BattleTech Second Edition

バトルテック日本語版の基礎になったルールです。絶版。

入手難易度:難

 

1604 BattleTech Third Edition (Thin Box)

基本的には、2ndとあまり変わっていません。プラスチック・フィギュアが付いています。絶版。

入手難易度:難

 

1604 BattleTech Third Edition (Thick Box)

箱の材質が変わった事以外は、さほどの変化はありません。絶版。

入手難易度:やや難

 

1604 BattleTech Fourth Edition

バトルテック・マスタールール下での主力となったボックス製品です。絶版。
サード・エディションと違う点は、デザイン的にまずいメックを削除していることです。
ユニットカウンターからも、当然、削除。BOXの表紙は、アトラス――ちょっと、不気味です。

入手難易度:やや難

 

1605 Tales of the Black Widow Company

ウルフ竜機兵団のブラック・ウィドウ中隊を扱った、戦闘シナリオ集。絶版。
日本語版が出ていますが……翻訳時に、一部の内容が改変されています(妥当な変更だとは思われます)
グループSNEが改変する前のオリジナルの内容は凄いです。特に、スーパーグリフィンの性能などは思わず、「連邦のメックは化け物か!」と言いたくなるでしょう。

入手難易度:難

 

1606 The Fox's Teeth

恒星連邦の「マッキノン・レイダーズ」の戦いを扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
革新的な戦術家に率いられた部隊だけあって、奇襲で始まるシナリオが多いです。日本語版が出るとの予定もあったのですが……。
何と、スペイン語版も存在しています。ただ、表紙が若干、変化しています。別のものと混同しないよう注意が必要です。

入手難易度:難

 

1607 MechWarrior: The BattleTech Role Playing Game

バトルテックをRPGとして遊ぶ為のルールブックです。絶版。
日本語版の基になった本です。

入手難易度:やや難

 

1608 CityTech

バトルテックの市街地等を舞台とした追加戦闘ルールブック。絶版。
戦車、歩兵のルール、メックが追加されています。日本版のシティテックの礎です。

入手難易度:難

 

1608 CityTech Second Edition

シティテックの改訂版。時代の進行に合わせてルールを追加、変更しています。
付属のプラスチック・フィギュアは、あればあったで役に立つかもしれません。

入手難易度:やや難

 

1609 AeroTech

気圏戦闘機の戦闘を扱った、ルールブック。絶版。
表紙の戦闘機は、どこかで見たような? ルール改訂前の掃射はとにかく強いです。
(ルール的には、いろいろ不可解な事も存在しています。戦闘機の航続距離が短かすぎるのは何故なのでしょう?)
同梱されているエアロテック用の独特の重力MAPは面白いと思います。良作ですがプレイするにはそれなりのスペースが必要でしょう。

入手難易度:難

 

1610 BattleTech Map Set (Cardboard)

バトルテックの厚紙の予備マップ&追加マップです。絶版。
今ですと、特に必要は無いでしょう。

入手難易度:やや難

 

1611 BattleForce

大隊〜連隊規模の戦闘を可能とするルールです。絶版。
キャンペーンの戦闘をこれでやるのも、一興でしょう。

入手難易度:難

 

1612 The Succession Wars

国家間の規模の戦闘ルールです。プレイヤーは国家の首長の役をやります。絶版。
ルール的には普通ですが、数値化された各国の主要人物の値は興味深いです。なんと、歴代のリーダー達も載っています!
傭兵部隊の(数値的な)双璧は、ジェイム・ウルフ(ウルフ竜機兵団)と、ナタン・アームストロング(エリダニ軽機隊)です。いいライバルのようですね。

他に見所としては、同梱されたコムスター・ビルです。本物のコムスター・ビルを知る事ができます(笑)
これは、メックウォリアーの雰囲気作りの小道具としても使えるかもしれません。

入手難易度:稀少

 

1613 The Galtor Campaign

惑星ガルターIIIで行われた戦闘のシナリオ+資料集です。絶版。
表紙のアーチャーが、やたらと印象的です。何とその全編がバトルフォースのシナリオ。
これはこれで面白いのですが。稀有な存在です。一大戦役の資料としての価値は高いと思います。

入手難易度:稀少

 

1614 Cranston Snord's Irregulars

ウルフ竜機兵団を離脱した、クランストン・スノードが作り上げた傭兵部隊の戦闘シナリオ集です。絶版。
部隊のメックはボロボロですが、個性的な改造(外部スピーカー等。音楽を戦闘中に流すとか)がされており、興味深いです。
中でも傑作なのは、独自製作の「ハイブリッド・ライフルマン」でしょう。また、部隊全体が、社会不適格者の集団なのも面白すぎです。
シナリオのシチュエーションも凝っています。後の歴史の伏線にもなっている良作です。

入手難易度:難

 

1615 Battle Blueprints (Rolled)

メックの設計図です。絶版。
初期のメックの内部図解等です。

入手難易度:難

 

1615 Battle Blueprints (Folded)

上のと内容は、ほぼ同じです。絶版。
貴重品では、あるかもしれません。

入手難易度:難

 

1616 The Mercenary's Handbook

3025年の傭兵部隊の資料集です。絶版。
傭兵部隊作成ルール、主な傭兵部隊の部隊マークなどが載っています。あの、悪名高い部隊維持コストも、もちろん掲載されています。
これによると、エリダニ軽機隊(3個連隊)は、月々22924559C−ビルが必要だそうです。
その他に、エリダニ軽機隊、ワコー特戦隊、ウィルソン軽機隊の略歴/全部隊編成と維持コストが書かれています。

入手難易度:やや難

 

1617 The Gray Death Legion

あの、グレイ・デス軍団の戦闘シナリオ集――有名ですね。絶版。
日本語版が出ていますが、日本語版はシナリオが二つ削除されています。
エアロテックのルールを必要とするシナリオなので、削除された模様です(注釈とかでフォローされていれば良かったのですが)
絵など日本語版とのギャップには、ある種の感慨が湧きます。グレイソンとかゴメス・ド・ヴィラールが別人の様です。

入手難易度:難

 

1618 BattleTech Map Set 2 (Cardboard)

バトルテックの追加マップです。絶版。
マップ的には面白いのですが、ヘクス地形の曖昧な書き方が使う時に問題になりやすいのは欠点です。

入手難易度:難

 

1618 BattleTech Map Set 2 (Paper)

バトルテックの追加マップです。絶版。
材質が厚紙から薄い紙になっています。厚紙の方とは互換性が無いので要注意です

入手難易度:やや難

 

1619 DropShips and JumpShips

降下船、航宙艦の資料集です。絶版。
詳しく、それらの船のスペック/歴史等が書かれており、資料としての価値は非常に高いです。
また、降下船、航宙艦の運用ルール、メックウォリアー1st用の追加装備、追加技能も掲載されています。

入手難易度:稀少

 

1620 House Kurita: The Draconis Combine

ドラコ連合の資料集です。絶版。
ハウス・ブックの一冊目。コムスターの報告書といった形式で、ドラコ連合の歴史、政治、経済、文化、軍事力が詳細に書かれています。
日本人としては……な部分も存在していますが。また、挿絵にも脱力するものがあります。巻末に、ドラコ連合のMAPが付属しています。

入手難易度:やや難

 

1621 House Steiner: The Lyran Commonwealth

ライラ共和国の資料集です。絶版。
3025年の、ライラ共和国の歴史、政治、経済、文化、軍事力が詳細に書かれています。
ライラの豊かさには驚かされます――メックの生産能力は、かなり高いようです。巻末に、ライラ共和国内のMAPが付属しています。

入手難易度:やや難

 

1622 House Marik: The Free Worlds League

自由世界同盟の資料集です。何故か、すぐに絶版になっています。
自由世界同盟の歴史、政治、経済、文化、軍事力が詳細に書かれています。書式が今までのと、若干ですが変化しています。
ヤノス・マーリックの額の刺青の形と意味を、これで初めて理解できました(笑) 巻末に、自由世界同盟のMAPが付属しています。

入手難易度:かなり稀少

 

1623 House Davion: The Federated Suns

恒星連邦の資料集です。絶版。
恒星連邦の歴史、政治、経済、文化、軍事力、人物が詳細に書かれています。
モデルとなった国の所為か、要職の座にある女性の数が中心領域で最大のような気がします。
巻末には、恒星連邦のMAPが付属。

入手難易度:かなり稀少

 

1624 House Liao: The Capellan Confederation

カペラ大連邦国の資料集です。絶版。
ハウス・ブックの最後の一冊。カペラ大連邦国の歴史、政治、経済、文化、軍事力が詳細に書かれています。
他には、リャオ家の追加特製メックが掲載されています。巻末には、カペラ大連邦国のMAPが付属。

入手難易度:稀少

 

1625 BattleTech Reinforcements

メックのレコードシート集です。絶版。
ユニットカウンターも付属しています。あれば、役に立つでしょう。しかし、今だったら必要は特に無いですね。

入手難易度:やや難

 

1625A BattleTech Reinforcements (Record Sheet Only)

こちらは、レコードシートのみです。絶版。

入手難易度:やや難

 

1626 BattleTech Manual: The Rules of Warfare

バトルテック、シティテック、エアロテックのルールを、まとめた本です。絶版。
表紙に描かれているメックは、アトラスです。この頃のアトラスは、やたらとのっぺりしています。
特に追加要素は無く、基本的に上記のルールのみしか書かれてないのは少し寂しいですが、3つが1つにと考えれば、お得な製品と言えるでしょう。

入手難易度:難

 

1627 Sorenson's Sabers

ドラコ連合のソレンソン部隊を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
個性的な部隊です。メック小隊の編成に戦闘機も含めているのは、この部隊ぐらいでは?――何と、指揮小隊に「サムライ」戦闘機がいます。その他にも、フェニックスホークLAM、ロングボウ、ヘルメスIIIも存在しています(K型メックも多いです)
ユニークさでは、中心領域NO.1でしょう。構成人員も変人揃いです(マスクマンとか) インパクトでは、スノード・イレギュラーズを超えたかもしれません。
シナリオも含めて見所が多々あります。傑作です。

入手難易度:稀少

 

1628 Comstar

3025年のコムスターを扱ったソースブックになる予定だったと思われます。
未発売。プレ版が存在するとの噂があります。

入手難易度:不可?

 

? AquaTech

幻の製品です。バトルテックの水上・水中戦闘を扱ったルールブックの予定だった様です(ソースはジョーダン・ワイズマン氏へのインタビュー記事)

入手難易度:不可?

 

1629 The Periphery

3025年の辺境の資料集です。絶版。
辺境の歴史、政治、経済、文化、軍事力、人物が詳細に書かれています。
辺境ならではの設定には、大変興味深いものがあります。賞金首も濃い連中が揃っています。
ヘンドリック・グリムなどは、225000k−ビルの賞金が掛けられているそうで。巻末には、辺境の地図が付属。

入手難易度:稀少

 

1630 The Star League

星間連盟の資料集です。絶版。
星間連盟成立までの過程、その後の歴史、政治、軍事力についてが詳細に記されています。
星間連盟が強大な理由は、その圧倒的な軍事力と、それを支える経済力にあるようです。星間連盟軍のバトルメック部隊は、メック2個連隊(旅団)を中核とした、「師団」単位で編成されているのが面白い所です。
しかも、その数も尋常ではありません。なんと、連隊換算で、1000個以上という途方もなさです! 銀河を制したのも、頷ける強さですね。

注目は、代表的な惑星の紹介です。これによると、火星や、金星にも人類は植民しているようです。
驚くべき事に、金星は、テラフォーミング化され、人類が居住可能になっているとの事。……星間連盟の技術力は、ものすごく高度な段階に到達していますね。
他にも、エクソダスにおける、連盟軍の行方を纏めた表があります。ケレンスキー将軍に従った部隊の詳細なデータもこれにより解かります。
資料としての価値は、極めて高いと思います。これは、星間連盟期でのプレイをするのならば、欠かせない逸品ですね。

入手難易度:極めて稀少

 

1631 Wolf's Dragoons

ウルフ竜機兵団の3029年までを解説した、資料集。絶版。
ウルフ竜機兵団の全戦闘序列と主要な戦いの解説が書かれています。ドラコ連合との最後の戦闘の描写は圧巻です。
両者にとっての最悪の戦場……惑星“ミザリー”。ここで、ウルフ竜機兵団は戦力の50%を失うという大損害を受けています。
(いちいち、全戦死者の名前が載っているのが凄いです)

他に、注目は、「部隊離脱者」の項目です(自業自得ですが、ファドレ・シンに合掌)

入手難易度:稀少

 

1632 Camo Specs

メック、車輌への塗装を解説した本。絶版。
表紙からしてアレですが、まあ、参考にはなるかもしれません(?)意外と読み物としても楽しめます。

入手難易度:難

 

1633 PlasTech

メックのプラスチック・フィギュアのセットです。絶版。
特に必要性は無い製品でしょう。デザインがアレですので、コレクターズ・アイテムとしての価値はあります。

入手難易度:難

 

1634 NAIS Fourth Succession War Military Atlas Volume 1

第4次継承権戦争前半の資料集です。絶版。
NAISのドクター・バンザイが編纂したとの設定で第4次継承権戦争の経過が解説されています。これを見れば、第4次継承権戦争の主要な戦闘の経過を知る事が出来ます。かなりの量です。

入手難易度:稀少

 

1634 NAIS The Fourth Succession War Atlas

旧・1634と1635を一冊にまとめたバウンド・フォトコピー・バージョンです。或る意味、FASA最後の作品と言えるかも?
ただし、バウンド・フォトコピー版の名称通り、イラスト、地図等の印刷状況が劣悪なのが問題ですが。

入手難易度:やや難

 

1635 NAIS Fourth Succession War Military Atlas Volume 2

第4次継承権戦争後半の資料集です。絶版。
NAISのドクター・バンザイが編纂した軍事書物です。様々な戦闘の経緯、戦訓が書かれています。
この本のノリは、「コマンドマガジン」や「丸」に近いかもしれません。第4次継承権戦争をバトルフォースでやるのならば必携の書です。

入手難易度:難

 

1636 BattleTech Reinforcements 2

メックのレコードシートです。絶版。
追加のメックが載っています。あれば、プレイに役立つでしょう。

入手難易度:やや難

 

1637 BattleTroops

歩兵の戦闘を扱ったルールです。絶版。
MAPが二枚と各国の歩兵ユニット・カウンターが付属。
戦場の主役、歩兵の生き様を体感できます―なかなか興味深いです。各国の戦術・編成の違い等の記述もあります。
プラトゥーン・リーダーの責任は重いです。部下をいたずらに死なせないように注意ですね(特にメックに挑む際は)

対メックの特別ルールには、注目です。日頃のメックに対する恨みを歩兵が晴らせるかも?

入手難易度:やや難

 

1638 BattleTech Map Set 3

バトルテックの追加マップです。絶版。
マップは面白いのが揃っているのですが、相変わらずヘクス地形が曖昧なのは問題でしょう。

入手難易度:やや難

 

1639 20 Year Update

3030〜3050年の中心領域の各国家の変遷を綴ったものです。絶版。
3050年時の、各国のユニットが全部載っています(辺境含む) それと、歴史、人物などが、解かり易く紹介されています。
一部、?な情報もあったりしますが。

入手難易度:やや難

 

1640 BattleTech Compendium

バトルテック、エアロテック、シティテックを、1つにまとめた本。絶版。
バトルテック世界の時代の進行に対応してルールが追加されています。持っておきたい製品ですね。

入手難易度:難

 

1641 MechWarrior Second Edition

3050年に合わせて、メックウォリアーのルールを大幅に改訂した新たなRPG用のルールです。絶版。
しかし、1stの方とのコンバートは可能です。クランのキャラクターを作る事もできます。
メック獲得のルール等は、こちらの方を使った方が良いかもしれません。

入手難易度:やや難

 

1642 Wolf Clan Sourcebook

ウルフ・クランの資料集です。絶版。
彼等の成り立ち、思考様式、主要人物、軍事力、中心領域への侵攻の過程等が書かれています。中には、あの人の姿も?

入手難易度:難

 

1643 Rhonda's Irregulars

スノード・イレギュラーズの続編。部隊の指揮は、彼の娘のロンダ・スノードが行うようになっています。絶版。
スノードの目的、ウルフ竜機兵団との関係などが明らかに? いろいろ興味深いものがあります。クランとの戦闘は彼等にとっても、辛かったようです。

入手難易度:難

 

1644 Jade Falcon Sourcebook

クラン・ジェイドファルコンの資料集です。絶版。
彼等の成り立ち、思考様式、主要人物、軍事力、中心領域への侵攻の過程等が書かれています。

入手難易度:普通

 

1645 Invading Clans

中心領域に侵攻してきた、クラン・ゴーストベアー、スモークジャガー、スチールバイパー、ノバキャット、ダイヤモンドシャークについての資料集です。絶版。
彼等の行動様式、歴史、軍事力が書かれています。中心領域への侵攻の過程なども。読んでて、ゾクッとしました。
しかし、瞬殺された辺境の蛮王は哀れです(生首男爵のエピソードには、思わず笑ってしまいました)

入手難易度:やや難

 

1646 Living Legends

メックウォリアー用のシナリオです。
異色の作品では?(タイム・スリップにより起こった奇妙な事件が扱われています)

入手難易度:普通

 

1647 BattleMech Record Sheets Volume 1: Light ‘Mechs

軽量級のメックのレコードシートを纏めたものです。絶版。
一部にここにしか載ってないメックがあります。

入手難易度:やや難

 

1648 BattleMech Record Sheets Volume 2: Medium ‘Mechs

中量級のメックのレコードシートを纏めたものです。絶版。
一部に、ここにしか載ってないメックがあります。

入手難易度:やや難

 

1649 BattleMech Record Sheets Volume 3: Heavy ‘Mechs

重量級のメックのレコードシートを纏めたものです。絶版。
一部に、ここにしか載ってないメックがあります。

入手難易度:やや難

 

1650 BattleMech Record Sheets Volume 4: Assault ‘Mechs

強襲型のメックのレコードシートを纏めたものです。絶版。
一部に、ここにしか載ってないメックがあります。このシリーズは使えますので、持っておいて損は無いでしょう。

入手難易度:やや難

 

1651 Rolling Thunder

レグルス第1軽機隊に所属しているローリングサンダー中隊を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
装備の充実した部隊です。メックの総合力だけでいえば、この時期のシナリオ集の部隊中、最強と言えるでしょう。
バトルフォースと、メックウォリアーのシナリオも載っています。

入手難易度:難

 

1652 The Kell Hounds

ケル・ハウンド部隊を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
メックウォリアー紹介の所が、興味深いです。いろいろと伏線が? バトルフォースとメックウォリアーのシナリオも載っています。
注目は、ファントム・メックの項目です。これは必見! バトルテック世界の中に存在する神技が、ここで書かれています。

入手難易度:稀少

 

1653 The Black Magic Battalion

表題の部隊を扱った戦闘シナリオ集の予定だった様です。未発売。

入手難易度:不可?

 

1653 Battle for Twycross

惑星“トワイクロス”での戦闘のシナリオ集です。絶版。
奇跡とまで呼ばれた戦闘が描かれています。ですので、厳しいシナリオが多いように思えます。
クラン相手に勝つのには、自爆も辞せずということでしょうか? 凄惨なものがあります……。
これには他に、バトルトループスのシナリオも掲載されています。

入手難易度:難

 

1654 The Fourth Succession War: Volume 1

第4次継承権戦争の戦闘シナリオ集です。絶版。
工夫の凝らされたシナリオが楽しめます。軽量級36機VS重量級12機のシナリオ等、面白いものが多々あります。
他に、メックウォリアーとバトルフォースのシナリオもあります。

入手難易度:難

 

1655 Comstar

コムスターについての資料集です。絶版。
コムスターの歴史、組織、軍事力、目的が書かれています。他に、ワード・オブ・ブレイクの成立の過程や組織概要についてや、メックウォリアー2nd用追加アーキタイプ、メックも紹介されています。
中心領域の裏の歴史を知るのには必読の書と言えるでしょう。

入手難易度:やや難

 

1656 Unbound

メックウォリアー用のシナリオです。絶版。
主に、惑星ソラリスを舞台としています。圧巻は、このシナリオに出てくるメック用の装備です。
何ともまあ、危険なものばかりです。ノリはまるで、シャドウラン? 
OSサンダーボルト、DNI等は、反則では……。(これらの装備は、タクティカル・ハンドブック、マキシマムテックにも未収録です)

入手難易度:難

 

1657 More Tales of the Black Widow Company

ブラックウィドウの続編の戦闘シナリオ集です。絶版。
もはや、中隊ではなく、ブラックウィドウ大隊になっています。波乱に満ちた部隊の歴史を体感できます。後半のシナリオは、ウルフ氏族参加後を扱っています。
ナターシャ・ケレンスキー最後の乗機である「ダイシ・ウィドウメイカー」の機体説明もあります。
また、主要人物のデータも掲載されているのですが(MW1形式)……。ルール的には、間違っているような?(技能分野数制限を越えています)

入手難易度:稀少

 

1659 Solaris: The Reaches

メックの闘技場で有名な、惑星“ソラリス”のソラリスシティー外縁部を扱った資料集です。絶版。
決闘のルール、ソラリスの資料が書かれています。使い難いのですが、闘技場のMapも付属しています。

入手難易度:やや難

 

1660 Solaris VII

惑星“ソラリスZ”のルール/資料集(BOX)です。絶版。
決闘のルール、惑星の詳細な記述などが、書かれています。妙なメックの姿も?(絶版になった原因……)
他に、マップも付属しています。版によって、微妙に内容が異なっている様です。

入手難易度:稀少

 

1661 OmniMech Blueprints

メックの設計図です。絶版。
メックの内部構造が書かれていますが……。再販版では、メックが追加されています。

入手難易度:難

 

1662 Medium OmniMech TechPrints

メックの設計図です。絶版。
特に必要は無いでしょう。再販版では、メックが追加されています。

入手難易度:難

 

1663 BattleTech Map Set 4

バトルテックの追加マップです。絶版。
前作と較べるとかなり良くなっています。プレイのアクセントの為に、持っておきたいですね。

入手難易度:やや難

 

1664 ClanTroops

バトルトループスの追加ルール/サプリメントです。絶版。
追加のMAPが5枚と、バトルアーマー、障害物等のカウンターが付属しています。
内容は、バトルアーマー関連が中心です。クラン戦を扱ったシナリオが16本収録されています。
バトルアーマー、圧倒的な強さです。

入手難易度:やや難

 

1665 Objective Raids

中心領域の主要な工場の場所、生産物をまとめた資料です。絶版。
凄まじい量のリストです。そこに駐屯している部隊も載っていますので。シナリオ作りに便利かもしれません。
ただし、3050年代の編成ですが……。しかし、ある程度は3025年代にも使えると思います(工場の配置は、3025年と概ね変化が無いですので)

入手難易度:やや難

 

1666 Bloodright

メックウォリアーのシナリオ集です。絶版。
クランのキャラ用に作られたシナリオです。PCはクラン上層部に呼び出され、任務を命じられます。
「200年前に殲滅された、クラン・ウルバリーン。しかし、彼等には生き残りがいた。そう、我々は過ちを犯していたのだ。
その愚を繰り返してはならない。――中心領域の惑星OOに、裏切り者がいるようだ。複数の情報が、それを肯定している。奴らを抹殺しろ!――失敗は許されない。」

クラン・ウルバリーンの影を追え!というシナリオです。ライバルのチームの存在等、シナリオとしては良作。
クラン用の追加ルールも載っています。

入手難易度:難

 

1667 BattleMech Record Sheets Volume 5: Vehicles

車輌のレコードシートを纏めた物です。絶版。
あれば、役に立つでしょう。

入手難易度:やや難

 

1668 BattleMech Record Sheets Volume 6: 3055 ‘Mechs

新型のメックのレコードシートを纏めた物です。絶版。
持ってて損は無いでしょう。

入手難易度:やや難

 

1669 McCarron's Armored Cavalry

マッカロン装甲機兵団の、戦闘シナリオ集です。絶版。
3044年に起きた、ダヴィオン家の要塞攻略戦を扱っています。
幾つかの新型メックが紹介されています。シティテックの戦闘は、かなり凝っていて参考になります。

入手難易度:難

 

1670 Mercenary's Handbook:3055

マーセナリーズ・ハンドブックの新版です。絶版。
1616でのルールを改良してあります。他には傭兵部隊の運用方法、日常などが紹介されています。
有名な傭兵部隊――ウルフ竜機兵団、ケル・ハウンド、グレイ・デス軍団、スノード・イレギュラーズ、ブラックソーンの編成なども書かれています。

入手難易度:難

 

1671 MechWarrior Companion

メックウォリアー2nd用の追加ルールです。絶版。
追加のアーキタイプ、装備が充実しています。メックウォリアーRPGをプレイする際に非常に役立ちます。

入手難易度:やや難

 

1672 Null Set

メックウォリアー用のシナリオです。絶版。
シナリオ自体は短めです。内容の半分以上を、HPG施設と惑星“アウトリーチ”の解説が占めています。
メックウォリアー用の追加ルールもあります。

入手難易度:難

 

1673 Intelligence Operations Handbook

各国家の諜報・防諜組織についての資料集です。絶版。
組織の形態や、歴史の裏が詳しく書かれています。メックウォリアー用の追加ルールもあります。

入手難易度:やや難

 

1674 BattleMechs: Plastic Miniatures

追加のメックのプラスチック・フィギュアです。絶版。
特に必要は無いでしょう。

入手難易度:難

 

1675 BattleMech Recognition Cards

バトルメックの描かれたカードです。絶版。
150種類程のメック(バリエーション含む)をフルカラーでプリントしてあります。
カードには、メックのスペックも書いてあります。意外に、役に立つかもしれません。

入手難易度:難

 

1676 Royalty and Rogues

メックウォリアー用のシナリオです。
丁寧に作られています。(格闘戦用クルセイダーなど)闘技場での戦闘は面白いものがあります。

入手難易度:普通

 

1677 Day of Heroes

グレイ・デス軍団の続編。時代も進み、名声を得た軍団は過酷な戦場に送られています。絶版。
主要メンバーは、殆どが現役です。「3039年戦争」、「リターン・オブ・ケレンスキー」、「スカイアの反乱」の戦い等のシナリオが載っています。
あの強さに磨きのかかった彼等でも、クラン相手には苦戦しています。敵との損失比率は、1:3と不利になっています。
古参メンバー、デルマー・クレイの戦死などは、ショックでした(黙祷) 窮地に陥る軍団。ギリギリで間に合った、新型メック。借りは返せるのでしょうか?
燃えるシチュエーションのシナリオが多いです。降下船爆破アタックなど、無茶も相変わらずです。
グレイソンの息子、アレクサンダー・カーライルは、蛙の子は蛙の典型かもしれませんね。

入手難易度:やや難

 

1678 Luthien

ドラコ連合の首都、惑星“ルシエン”の攻防戦を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
この戦闘に関わった、主要人物、部隊の事も書かれています。タカシ・クリタ、死相がでていますね。
MAPも1枚(インペリアル・シティー)、付属しています。

入手難易度:難

 

1679 Hot Spots

シナリオのアイディアが掲載された補助サプリメントです。絶版。
様々なシチュエーションが書いてあります。量も膨大で、非常にシナリオ作成の参考になります。

入手難易度:難

 

1680 BattleSpace

エアロテックの代わりに出された新たな宇宙戦闘ルールです。絶版。
なるべく、ルールを簡略化しようとしているようです。良作です。
リプリント版だと誤植が直されていて、内容物も若干ですが変わっています。

入手難易度:難

 

1681 Explorer Corps

辺境の資料集です。絶版。
コムスターの探査隊によって調査の進んだY+方向の辺境の国々、クランの中継拠点の惑星が解説されています。
他に、バトルスペース用の追加ルールが書いてあり、バトルスペースのエキスパンション・ブックといった側面もあります。
宇宙空間での生活、航宙艦のジャンプ等についての解説は非常に役に立ちます。しかし、本書のテーマであるクラン本国の発見は果して可能なのでしょうか?(これの顛末は後のサプリメントに書かれています)

入手難易度:やや難

 

1683 BattleTech Map Set 5

バトルテックの追加マップです。絶版。
これも、出来が良いです。プレイのアクセントの為に、持っておきたいですね。

入手難易度:やや難

 

1684 The Fall of Terra

ワ−ド・オブ・ブレイクによる、“地球”侵攻作戦の戦闘シナリオ集です。絶版。
ワード・オブ・ブレイクの手口や“地球”の事が書かれています。

入手難易度:やや難

 

1685 Tukayyid

地球を賭けた決戦、“バトル・オブ・ツカイード”を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
ツカイードの戦いの経過、コムスターの戦術・装備(新型メック)等が詳しく書かれています。シナリオは各氏族(7氏族)で独立したものが、計25本掲載されています。
中心領域側50個連隊VSクラン側25個ギャラクシーという空前の規模の戦いだけあって、どのシナリオも緊迫した雰囲気に満ちています。

入手難易度:稀少

 

1686 Black Thorns

傭兵部隊“ブラックソーン”の戦闘シナリオ集+資料集です。絶版。
部隊は、元ノースウィンド・ハイランダーズ、元コムガードのジェレミア・ローズに率いられています。なかなか、複雑な経歴の持ち主です。
この本では、ツカイード戦、対ノバキャット戦が扱われています。幾つかの新型メックも載っています。

入手難易度:普通

 

1687 1st Somerset Strikers

バトルテックのアニメシリーズの資料集です。絶版。
アニメのシナリオをバトルテックにコンバートし、バトルテック上で遊べるようにしています。
派手なシナリオは、なかなか面白いです。出てくる兵器も個性的なのが揃っていますし……バンシー戦闘機とか(笑)
このシナリオの主人公は、アダム・シュタイナーです。彼の惑星“サマーセット”への帰還がテーマです。クランに占領された、彼の故郷は今?

入手難易度:普通

 

1688 Chaos March

3057年の、“ケイオス・マーチ”(紛争地域――自由世界同盟=カペラ大連邦国連合軍の侵攻により生じました)の資料集です。絶版。
その地域の、社会情勢、背景、軍事力等が解説されています。ウルフ竜機兵団の本拠、惑星“アウトリーチ”もここに含まれています。
メックウォリアー2nd用の追加ルールもあります。

入手難易度:やや難

 

1689 The Falcon and The Wolf

拒絶戦役の戦闘シナリオ集です。そこに至るまでの背景、主要人物などが書かれています。

入手難易度:普通

 

1690 BattleTech Compendium: Rules of Warfare (HC)

前作(1640)の改訂版です。この版になって、エアロテックが削除されています。絶版。
本はハードカバーで、頑丈です。

入手難易度:難

 

1690L BattleTech Compendium: Limited Edition (HC)

1000部のみ刷られた限定版です。絶版。
手書き(?)の通し番号が、コレクターには堪らないかもしれません。

入手難易度:不可

 

1691 BattleTech Compendium: Rules of Warfare (SC)

この版でも、エアロテックが削除されています。絶版。
いろいろと、追加部分もあるので価値はあるのですが……ちょっと残念です。表紙もソフトカバーになっています。

入手難易度:やや難

 

1692 The Periphery

3050年代の辺境の資料集です。
各国の詳細なMAP、主要人物、歴史、軍事力が書かれています。
若干の追加ルールも掲載されています。

入手難易度:普通

 

1693 The Battle of Coventry

ジェイドファルコンによる、限定攻勢作戦の戦闘シナリオ集です。
中心領域への侵攻再開が可能かどうか、確かめる為に起こった戦いのようです。
過去の怨讐を捨てて団結した中心領域軍対ジェイドファルコンの対決を扱っています。
惑星“コベントリー”を巡り、熱い戦いが繰り広げられました。ウルフ竜機兵団も戦闘に加入しています。

入手難易度:普通

 

1694 BattleTech Record Sheets: 3055 & 3058

メックや車輌のレコードシートを纏めて掲載したものです。絶版。
バリエーションも含めて載っているので、非常に便利です。唯一の欠点は誤植です……。
役に立つアクセサリーなので、是非、入手しておきましょう。

入手難易度:やや難

 

1695 BattleTech Record Sheets: 3025 & 3026

3025年のメックや車輌のレコードシートを纏めて掲載したものです。絶版。
バリエーションも含めて載っているので便利です。ただ、これにも誤植がありますが。

入手難易度:やや難

 

1696 BattleTech Record Sheets: 3050

3050年+それ以前の、メックや車輌のレコードシートを纏めて掲載したものです。
バリエーションも含めて載っているので便利です。シナリオ集、ソースブックのメックも収録されています。

入手難易度:普通

 

1697 First Strike!

新規のプレイヤー用に作られた、バトルテックのガイドブック+シナリオ集です。
初心に戻って、プレイするのもいいかもしれません。意外に、シナリオに歯応えもありますし。時代ごとに設定されたキャンペーンルールも面白いです。

入手難易度:普通

 

1698 Field Manual: Draconis Combine

各勢力の軍部隊の詳細を解説するフィールドマニュアル・シリーズの第1弾です。
今まで謎だったドラコ連合の軍部隊の歴史/詳細が、これで明かされています。3059年に導入された新兵器も追加されています。

入手難易度:普通

 

1699 Field Manual: Free Worlds League

フィールドマニュアル・シリーズの第2弾で、3059年の自由世界同盟軍の資料集です。
新兵器の追加もあります。新型バトルアーマーのデザイン、いい感じです。

入手難易度:普通

 

1700 Maximum Tech

究極のバトルテック・ボードゲーム用の拡張ルールブックと言えるでしょう。絶版。
今までの資料で出てきた特殊ルール、装備(新・旧)、チャートのかなりの部分が収録されています。
これさえ買えば、特殊な状況下でもルールに悩まされる事が少なくなるかもしれません――何故か、Tactical Handbookのデータが欠けています。
(収録しなかったのは、バランスをとる為だそうです)

入手難易度:やや難

 

1700 Maximum Tech Revised Edition

何故か、出版されたマキシマムテックのRevised Editionです。絶版。
上のオリジナルのものに較べて、シェイプされて若干薄くなっています。
そして、ルールも幾つかが削除されています。チャートが新しくなっているのは評価できるのですが。
Revisedの前に出た、他のソ−スブックの新兵器も追加されているのですが、これも説明が無かったりと、不親切です。
(FASA版は入手が難しいですが、FanProによって新版で再販されており、当時は入手が容易でした)

入手難易度:やや難

 

1701 Field Manual: Mercenaries

フィールドマニュアル・シリーズの第3弾。傭兵部隊の資料集です。絶版。
マーセナリーハンドブックの3060年版とも言えます。膨大な量で傭兵部隊が紹介されています。
傭兵部隊の特徴を表したルール、傭兵用のRPGルール、傭兵部隊作成ルール、傭兵部隊運用ルールも掲載されています。
それらの中でも、交渉点を算出し、その交渉点を消費しつつ傭兵契約交渉を行うシステムは面白いと思います。

入手難易度:難

 

1702 Northwind Highlanders

高名な傭兵部隊であるノースウィンド・ハイランダーズの戦闘シナリオ集+資料集です。
表紙のハイランダー三機には、脱力しました(笑)
部隊の歴史、バトルテック/バトルスペース用のシナリオ、新型メック、車輌が載っています。

入手難易度:普通

 

1703 BattleForce 2

小隊以上の単位で行われる、大規模戦闘を扱ったルールです。絶版。
メックコマンダーをやるのには、最適のルールだと思います。付属品が非常に豪華です。
また、付属品の中心領域の地図、戦闘用のフィールドマップは使いでがあります。
いい戦闘マップなのですが、Map Setのものと縮尺が微妙に違い互換性が無いのが唯一の欠点です。

入手難易度:稀少

 

1704 The Dragon Roars

星間連盟軍による、クランへの反攻作戦……ブルドッグ作戦の戦闘シナリオ集です。
全体的にスケールが大きい話です。シナリオの中には、連隊同士の戦闘も!
プレイしたら、何時間かかるのでしょう?

入手難易度:普通

 

1705 BattlePack: Fourth Succession War

第4次継承権戦争のシナリオ集です。絶版。
新型メック、新Mapが追加されています。その中でも、生まれ変わったチャージャーには要注目です。
あの駄作機が……努力も続けていれば、報われる事があるんですね(笑)
入手難易度:やや難

 

1706 Field Manual: Crusader Clans

フィールドマニュアル・シリーズの第4弾。クルセイダー派の氏族の軍部隊を紹介しています。
内容は、主に軍事力(部隊編成、戦闘序列)についてです。また、各氏族ごとの他の氏族に対する見解も書かれており、氏族を理解する上で参考になります。新兵器の追加もあります。

入手難易度:普通

 

1707 BattleTech Master Rules

バトルテックの、決定版とも言えるルールブックです。Revised Editionが発売されたので、存在意義は薄れてしまいましたが。
入手困難になりつつあります。絶版。

入手難易度:やや難

 

1707 BattleTech Master Rules Revised Edition 画像

“Total Warfare”発売までバトルテックのスタンダード・ルールであったマスタールールのFASA最終版です。絶版。
テクニカル・リードアウト、フィールドマニュアル・シリーズに分散していたルール、データが統合の上、一括掲載されています。
また、一部ルールが改訂、追加されていますし、誤植も直っていますので、ファンなら迷わず購入しましょう!

入手難易度:やや難

 

1708 BattleTech Record Sheets: 3060

3060年のメックや車輌のレコードシートを纏めて掲載したものです。絶版。
バリエーションも含めて載っているので便利です。プロトメックも載っています。

入手難易度:やや難

 

1709 The Clans: Warriors of Kerensky

氏族を総合的に解説した資料集です。絶版。
これより以前に出された資料集では紹介されなかった他のクランの事が纏められています。年表なども載っており、非常に解かりやすくクランの事が書かれています。
注目は、遂に明らかになった、氏族本国のMAP+惑星のワールドガイドです。これで、氏族でのプレイが楽になるかもしれません。
ちなみに、氏族の通貨単位はケレンスキーだそうです(笑)(1ケレンスキー=5コムスタービル) 他には、サーペント作戦の結果も書かれています。

入手難易度:やや難

 

1710 Twilight of the Clans

氏族本国への侵攻――サーペント作戦を扱った戦闘シナリオ集です。絶版。
サーペント任務部隊の編成、主要人物が書かれています。バトルフォース2のシナリオもあります。
最後の戦闘シナリオは運命の決戦と呼ぶに相応しいでしょう。アリアナ・ウィンストンの女傑振りには、惚れ惚れします。

入手難易度:やや難

 

1711 Field Manual: Warden Clans

フィールドマニュアル・シリーズの第5弾。ウォーデン派の氏族の軍部隊を紹介しています。
フィールドマニュアル:クルセイダー・クランの続編的内容です。新兵器の追加もあります。

入手難易度:普通

 

1712 Shattered Sphere

3061年の中心領域のワールドガイドです。
各国の主要人物、部隊などが、まとめられています。これより前に出たシナリオの事件も収録されています。
他に、各国の星域地図も載っているので役に立ちます。持っていて損は無いでしょう。

入手難易度:やや難

 

1713 Operation: Stiletto

キャンペーン用のシナリオ作成支援の為のソースブックです。グラスホッパーが目印。バトルテックのキャンペーン・シナリオが掲載されています。
即興でシナリオを作る時に助かるかもしれません。

入手難易度:普通

 

1714 Field Manual: ComStar

フィールドマニュアル・シリーズの第6弾。コムスター&その他勢力の軍部隊の資料集です。
コムスターの他に、自由ラサルハグ共和国、ワード・オブ・ブレイク、SLDF、ノバキャット氏族の事も書かれています。
フィールドマニュアル全般に言えることですが、メックのデザインが良くなっています。恒例の新兵器の追加もあります。

入手難易度:普通

 

1715 MechWarrior Third Edition

2ndエディションの改訂版の新たなるメックウォリアーRPGのルールです。絶版
ルールが大きく変化しています。旧版とのコンバートは無理でしょう。ただ、数値部分は余り変化してないので流用は可能です。
武術のルールなんかは使うと楽しそうです(――テコンドーやカラテが使えるようになっています(笑))3060年の情勢も載っています。
(現在は入手が若干困難ですが、FanProによる再販が予定されています)

入手難易度:やや難

 

1715A MechWarrior Third Edition Limited Edition (HC)

500部のみ刷られた、限定版です。絶版。
まあ、コレクターズ・アイテムですね。装丁の豪華さ、頑丈さは、特筆すべき物があります。

入手難易度:不可

 

1716 MechWarrior's Guide to Solaris VII

メックウォリアー3rdの“ソラリスZ”追加サプリメント、といった所です。絶版。
ソラリスZの事も含めて、様々な情報が追加されています。

入手難易度:やや難

 

1717 Field Manual: Capellan Confederation

フィールドマニュアル・シリーズの第6弾。カペラ大連邦国の軍部隊の資料集です。
軍事力が詳細に紹介されています。新兵器の追加もあります。

入手難易度:普通

 

1718 AeroTech 2

エアロテックのルールを改良した、新たな航空機戦闘ルールです。
ルールは、旧・エアロテックとバトルスペースを足して2で割った感じです。それに伴い、戦闘機のデータ等も変化しています。
削られた物も若干あります……(LAMは、何処に?) 全体的には良い出来だと思います。

入手難易度:普通

 

1719 Field Manual: Federated Suns

フィールドマニュアル・シリーズの第7弾。恒星連邦の軍部隊の資料集です。
連邦の3062年の軍事力が紹介されています。
中でも注目は、新たに追加された新兵器のRAC(ロータリー・オートキャノン)です。元は Mech Force UK のスペシャル・ウェポンなのですが……ついに本家に登場しました!
まごうことなき、バトルテック最凶兵器の1つです――多少UK版のものより弱体化されていますが。
どうやら、この先、UK版との統合を図るのかもしれません。その第一歩でしょうか?(追記:メックフォースUK消滅により、これは幻になったようですね……)

注:RACの項には誤植があります。RAC/2、RAC/5の本当の装備重量は、それぞれ8t、10tです。

入手難易度:普通

 

1720 Field Manual: Lyran Alliance

フィールドマニュアル・シリーズの第8弾。ライラ同盟の軍部隊の資料集です。
例の如く、軍事力、新兵器が紹介されています。
新たに追加されたのは、ヘビーガウスライフルとライトエンジンの二つ。ライラの技術力の高さが窺えます。
メックは格好良いですね。

入手難易度:普通

 

1721 Operation: Flashpoint

バトルテックのキャンペーン&戦闘シナリオ集です。
オペレーション・スティレットの続編的製品です。3063年の戦闘を楽しめます。ゲームマスターへのアドバイス等は参考になると思います。
対抗部隊作成のルールも載っています。

入手難易度:普通

 

1722 Lostech: The MechWarrior Equipment Guide

メックウォリアー3rdの追加装備/ルール集です。絶版。
もの凄い量のアイテムが紹介されています。どこら辺がLostechかは、アイテムを見れば解かると思います。
他に、3rdの追加ルールも載っています。是非とも、手に入れておきましょう。

入手難易度:やや難

 

1723 BattleTech Map Set 6

バトルテック用の追加MAP(8枚)です。絶版。
いろいろと工夫が凝らされています。まず、City Mapが4枚ありますが、今までの物とは違い、地図に建物が直接書かれています。
何と、「摩天楼MAP」の中には、レベル30の建造物も! まさに、大都市を演出するのに相応しいMAPだと思います。
残りのMAPの河川、森林、谷も出来が良いです(この内の森林MAPは、“1705 BattlePack”に付属していたMAPの改良版です)
最後の1枚は、BattleForce 2 の戦闘MAPの縮尺をバトルテック用に直したものです。
他に注目は、付属の地形カウンターです。MAPのHEXと同サイズで、その場に置くだけで、地形の変更が出来ます。
橋、森、荒地の設置が任意に出来るのは、非常に便利です。購入したら、プレイの幅が広がりそうです。

入手難易度:普通

 

1724 The Inner Sphere

中心領域・辺境の資料集です。絶版。
中心領域・辺境の歴史、文化等を解説した総合的な資料集です。
The Clans: Warriors of Kerensky と同じ様な形式で書かれていて、かなり読み易くなっています。
重要な星系データ――アトレウス、ルシエン、ニューアバロン、アウトリーチ、シーアンや、最新のMAPも掲載されていて、資料としての価値は、かなり高いです。今なら、Shattered Sphere よりも、これを購入した方が良いと思います。

入手難易度:やや難

 

1725 MechWarrior's Guide to the Clans

メックウォリアー3rd用の、クラン追加ルール集/ソースブックです。
新たに、氏族ごとのライフ・パスや、追加アーキタイプの航空兵、戦車兵、プロトメック・パイロット、科学者等を加えてあります。
また、“1681 Explorer Corps”に掲載されていた、深宇宙のMAPの3062年版も載っています。
他には、クランの一般社会の解説も。特に、惑星“ストラナ・メクティ”首都のカチューシャ・シティについては、詳細に書かれています(MAP付きで)
メックウォリアー3rdで、クランのプレイするのならば、持っておきたい品と言えるでしょう。

入手難易度:やや難

 

1726 Field Manual: Periphery 画像

辺境を解説した、フィールドマニュアル・シリーズ最後の一冊にして、FASA最後のバトルテック新サプリメントです。絶版
3062年時の辺境国家/海賊の軍事力、政治体制、歴史、一般情報が書かれています。特に、今までのサプリメントでは省略されていた、軍の編成、部隊の設定等は、非常に参考になります。また、近年の辺境に生じた新たなる伝説なども興味深いものが有ります(宇宙英雄……?)
そして、注目は、深宇宙の国家群(中心領域、クラン領域間に存在している)の設定です。“1692 The Periphery”、“1681 Explorer Corps”では簡単に触れられているだけだった、ハンザ連盟、ノバ・カスティリャの事が詳しく紹介されています。丁度、クランと中心領域の中間点にある国家なので、ここでプレイするのも面白そうですね。
資料としての価値は高く、辺境でのプレイには欠かせない一冊と言えるでしょう。
(FanProによって再版されています。再版されたバージョンは入手が容易です)

入手難易度:稀少

 

1728 BattleTech Record Sheets: Upgrades

3060年以降の新型メック、車輌、プロトメックのレコードシートです。
メックフォース、PCゲームのメックコマンダー、メックウォリアー4のメックも収録されています。
メックデザインで注目するとすれば、やはり、あのマッドキャット・Mk-IIですね。手堅い設計ではあります――機動力の低下はいただけませんが。
他にも、LV2ルールで作られたメックや、新型のアトラスや、アニヒレーター、インプ等、興味深いものが掲載されています。
3060年代でプレイするのならば、持っておきたい製品です。

入手難易度:普通

 

?1727 MechWarrior Third Edition Companion

2001年7月発売予定だったのですが……FASAレーベルでの出版は中止されました。
しかし、FanProにて出版が為されました。(某所にて、FASA版の一部のデータは公開されています)

 

?1740 BattleTech Compendium CD-ROM

1995年6月発売予定だったそうですが、発売は中止されています。
バトルテック・コンペンディウムを一枚のCDに纏めて収録するものだった様です。

 

? Waco Rangers Sourcebook

未発売。ワコー特戦隊関連のソースブックだった様です。

 


8601 Decision at Thunder Rift

グレイ・デス軍団の小説の第一巻です。シャドウホークは無敵でしょうか?

入手難易度:やや難

 

8602 The Sword and Dagger

バトルテックの初期の小説の1つ。内容は、恒星連邦に仕掛けられたカペラ大連邦国の無茶な作戦――“オペレーション・ドッペルゲンガー”の推移と結末についてを語ったものです。
この作戦は、ハンス・ダヴィオンの影武者と本物を入れ替えて、恒星連邦を徐々にカペラ大連邦国で併呑していくという……
壮大なのか、誇大妄想なのか良く解からない作戦です(笑) こんな作戦が順調に進んでしまうというのも不可思議な事です。
結局、ハンス・ダヴィオンの友人にして第一の腹心であるアーダン・ソーテック将軍が異変に気付き、国王の救出に動き始めます。
物語は彼を軸に動き、最後には大団円となります。
まあ、こんな話ですから、とにかく、アメリカでの評価はかなり低いようです。レビュー等で曰く――

「この本を最初に読んだ為に、以後、バトルテックの小説は読む価値が無い物と思ってしまった。スタックポールの小説を偶然読むまでは……。この本の所為で、他の良作から目を背けていた。許しがたいものがある」

「この本の価値は、ただ1つ、コレクションを完成するために必要というだけだ」

「平坦で薄っぺらいストーリー。見るべき所は皆無。面白さを求めるなら、スタックポールの小説を読むべきだね」

「僕は10年この本を探してきた。ebayで見つけて競り落としたけど……高い金を払う価値は無かったよ」

――酷評の嵐です(苦笑) (以後のバトルテック世界の礎になったとの評価もありますが)
読んだ後だと頷ける評価が多々あります。けれど、それが逆に面白いとも言えるかもしれません。

入手難易度:極めて稀少

 

8603 BattleTech Technical Readout: 3025

メックのカタログです。各メックの歴史、装備品、バリエーション、代表的なパイロットなどが語られています。
それ以外にも、降下船、気圏戦闘機、車輌が紹介されていて、資料的価値は結構高いです。(ライセンス権問題で)現在は絶版です。
絶版の事情はさておき、ややこしい事に、このサプリメントには複数のバージョン違いが存在しています。
大まかに言うと、第1版、第2版、第3版以降の三種類です。このうち一番多く出回っているのが第3版以降のものです。
さて、第1版、第2版は何が違うのかと言えば……テキストの多数の誤植、ミスプリント等の余り嬉しくないものだったりします。
他には、ハンチバックが70tメックだったり、オストカウトとオストロックの絵が入れ替わっていたり、一部のメックの名前が違っていたり等々……ともかく、持っていたらいいネタになるであろう逸品ではあります。

入手難易度:難〜稀少

 

8603 BattleTech Technical Readout: 3025 Revised Edition

上記の3025を、デザイン的にまずいメックを削除して、発売し直したものです。絶版。
新たに、TR2750掲載メックのダウングレード版が追加(いたことに)されており、これはこれで買う価値があります。
一部、前版の記述が削除されています。中でも、代表的メック戦士の記述削除は、少し残念です。

入手難易度:普通

 

8604 The Spider and the Wolf

バトルテックのコミックです。内容は、ウルフ竜機兵団のブラック・ウィドウ中隊のお話です。絶版。
ヨシュア・ウルフ殺害に対する報復を行うブラック・ウィドウのエピソードが描かれています。

入手難易度:稀少

 

8605 Mercenary's Star

グレイ・デス軍団の小説の第ニ巻です。シャドウホークから、マローダーに。ゲリラ戦の見本ですね。絶版。

入手難易度:やや難

 

8606 BattleTech Technical Readout: 3026

主に車輌を扱ったカタログです。それ以外にも、若干の航空機などが収録されています。絶版。
他にも、掲載されている追加の個人装備などは参考になりますので、この本も持っていて損は無いでしょう。

入手難易度:やや難

 

8607 The Price of Glory

グレイ・デス軍団の小説の第三巻です。絶版。巨大な陰謀に巻き込まれた軍団。彼らを嵌めたのは誰なのか?目的は?
怒涛の展開。バトルテック世界のターニング・ポイントです。

入手難易度:やや難

 

8608 Warrior En Garde

ウォリアー・シリーズの一作目。著者はあのマイケル・スタックポール氏です。絶版
恒星連邦より追放されたジャスティン・アラード。彼が自身の技量・名誉を(予定)亡命先のカペラ大連邦国に証明するには、ソラリスVIIのメック闘技場で勝利をする必要があった。左手を失わせ、彼からメック戦士の誇りを奪った男――グレイ・ノートンに復讐をする為にも……。
その頃、彼の兄弟ダニエル・アラードは、傭兵部隊ケル・ハウンドの一員として活躍中であった。時を同じくして、両兄弟が歴史を揺るがす困難に直面するのは、運命の皮肉であろうか?
動き出す歴史。ハイジャックされそうになる、結婚式の為に地球へ向かうメリッサ・シュタイナーの船。メリッサを救うべく戦うケル・ハウンドの前に現れたのは、復活した伝説のメックウォリアー、ヨリナガ・クリタ(恒星連邦国王イアン・ダヴィオンを戦死させた事で有名。モーガン・ケルとの戦闘直後に隠遁していた)であった! パトリック・ケルVSヨリナガ・クリタ。果して、因縁の戦いを制するのはどちらの陣営であろうか?
伝説の機体「レジェンド・キラー・ライフルマン」を前にしたジャスティン・アラードは、闘技場で勝利を手にするのか?

豪華な顔ぶれで綴られる、第4次継承権戦争への序曲を描いた傑作です。戦闘の描写、ファントム・メック等、見所が多々あります。

入手難易度:難

 

8609 Warrior Riposte

ウォリアー・シリーズの二作目。スタックポール氏入魂の作品。絶版。
メリッサ・シュタイナーとハンス・ダヴィオンの結婚を控えた中心領域には、緊張が漂っていた。何かが起こる……。
マイケル・ハセク=ダヴィオンは、その頃、ある決意を固めていた――「恒星連邦を手にするのは私だ!」
着実にカペラ大連邦国での地歩を固める、ジャスティン・アラード。彼には目的があった。キャンダス・リャオとの出会いは何を意味するのか?
そして、隠遁生活から復帰したモーガン・ケルとヨリナガ・クリタ。地球にて、出会う両者。邂逅は何をもたらしたのであろうか?
「単純な事だ、アキラ・ブラーヘ中佐。再び両者が戦場で出会うとき……どちらか片方が死ぬであろう」―ジェイム・ウルフ
結婚披露宴にて、ハンス・ダヴィオンは宣言をする――「我が愛しの君。君にカペラ大連邦国をプレゼントしよう」
第4次継承権戦争の勃発、暗躍するコムスター、マイケル・ハセク=ダヴィオン。しかし、マイケル・ハセク=ダヴィオンの行く手には、本人も予想だにしなかった運命が横たわっていた……。

第4次継承権戦争序盤〜中盤を描いた壮大なストーリーの傑作です。

入手難易度:やや難

 

8610 Warrior Coupe

ウォリアー・シリーズの三作目にして最終巻。スタックポール氏の筆が走っています。絶版。
チコノフ自由共和国の成立。オペレーション・ダガー、オペレーション・リポストの失敗。第4次継承権戦争は、連邦=共和国の圧倒的な優位下に進んでいた。そして、ついに正体を現すジャスティン・アラード。
長年の対立に決着をつける、カトリーナ・シュタイナーとフレデリック・シュタイナー。同時期、メリッサとカトリーナの暗殺を狙う者が共和国の宮殿に侵入していた。彼女達の運命は?
そして、戦場で再び相対した、モーガン・ケルとヨリナガ・クリタ。どちらかの死によってしか因縁に決着はつかないのか? 「私は誓う――貴方を殺す!」―ヨリナガ・クリタ 「私は君を殺しはしない!」―モーガン・ケル 決闘の結末は?
カシールでの戦闘から始まったモーガン・ハセク・ダヴィオンの大胆な策……シーアンに乗り込んだ彼等の作戦とは? 続く、デス・コマンドによるNAIS襲撃を以って、第4次継承権戦争はクライマックスを迎える……。

第4次継承権戦争の後半を描いた傑作です。特に、フレデリック・シュタイナーの最後は必見です。やたらと格好が良いです。
(この後、フレデリックがどうなったかは、“Heir to the Dragon”にて書かれています)
また、コムスター司教ミンドー・ウォータリーの不気味さも必見。とにかく、お勧めの小説。日本語訳がでないのが惜しい作品です。

入手難易度:やや難

 

8611 Shrapnel

バトルテック小説の短編集です。絶版。ドラゴン・ノベルで例えると、ドラゴンランス「英雄伝」の趣です。
収録されている短編の数は14本。どれもバトルテック世界への愛情で一杯です。
注目はグレイ・デス軍団を扱った短編です。なんとトレーシー・ケントが主人公! 「孝行娘」を駆る彼女の活躍が楽しめます。
他にも、ナターシャ・ケレンスキーへのインタビュー、リコル公爵の出てくる短編等、良作が揃っています。

お勧めの一冊です。表紙には、ギョッとしますが(ヘルマー・ヴァラセックの笑顔です)

入手難易度:難

 

8612 Wolves on the Border

ウルフ竜機兵団の3021〜3028年における変遷、ドラコ連合離脱の経緯を書いた小説です。絶版。
“ミザリー”での真実がここに明かされる! ドラコ連合のサムライ、ミノブ・テツハラの生き様は必見です。
地球でジェイム・ウルフがタカシ・クリタに向けて放った言葉こそが第4次継承権戦争の行方を決定づけたと言ってもよいでしょう。

"From this day, the Dragoons are at war with you and  your House, Takashi Kurita! If you think you can take us, go ahead and try. We'll in ruins. Watch your border!"

Wolves on the Border……

ウルフ竜機兵団ファンなら必読の書でしょう。

入手難易度:難

 

8613 BattleTech Technical Readout: 2750

星間連盟のメック、車輌、航空機、降下船、戦艦、装備などのカタログ本です。絶版。
星間連盟の超兵器のルールが載っています。個人装備品の所も注目です。
なんと、星間連盟の貨幣の単位が「スターリーグ・ドル」になっている事が解かります。ドルは強し! 

入手難易度:難

 

8614 BattleTech Technical Readout: 3050

3050年版のカタログです。バージョンアップされたメックと車輌、オムニメック、兵器のルール解説が載っています。
他には、クランのバトルアーマーの説明とルールなどもあります。3050年の歴史背景も、おおまかにですが記述されています。
絶版です。理由は……。

入手難易度:難

 

8614 BattleTech Technical Readout: 3050 Revised Edition

TR3050を発売し直した物です。デザイン的にまずいメックを削除してあります。
武器のデータも何故か、削除されています。
他のサプリメントを買えという事なのでしょうか? まあ、追加メックがあるので価値はありますが。

入手難易度:普通

 

8615 Lethal Heritage

ブラッド・オブ・ケレンスキー・シリーズの一作目です。著者はマイケル・スタックポール氏。絶版。
正に、バトルテック世界の“正史”を綴った小説と言えます。
3050年の中心領域へ行なわれた、クランによる侵攻の初期のエピソードが重厚に描かれています。

クランの捕虜となった傭兵部隊“ケル・ハウンド”隊員フェラン・ケルのエピソード、恐るべきスピードで行なわれるクランの侵攻の過程、惑星“エド”で行なわれたドラコ連合の抵抗、惑星“トワイクロス”でのカイ・アラード=リャオの英雄的な戦闘と後の恋人リーア博士との馴初め、惑星“ウォルコット”でのドラコ連合の勝利、暗躍するコムスター、そして恋人の仇を取る為のティラ・ミラボーグのクラン戦艦への特攻……。
以後のバトルテック世界の展開・拡大は、この小説から始まったと言っても過言ではありません。
バトルテック小説の最高峰。ボリュームもたっぷりの名作中の名作です。日本語訳が出なかったのが本当に惜しまれる作品です。

入手難易度:やや難

 

8616 Blood Legacy

ブラッド・オブ・ケレンスキー・シリーズの二作目です。絶版。
ティラ・ミラボーグの特攻により一時的に氏族の侵攻は停止し、中心領域は時間的余裕を得た。その時、沈黙を破り、ウルフ竜機兵団は惑星“アウトリーチ”に継承国家の首脳陣を招待し、氏族についての情報提供と氏族に抗する為の軍事訓練の提供を申し出た……。
“アウトリーチ”にて継承国家首脳部は会談を行い、カペラ大連邦国を除いて一定の信頼関係を築く事に成功する――自由世界同盟が連邦=共和国とドラコ連合へ氏族に対抗する為の物資/兵器の提供する事に合意し、連邦=共和国とドラコ連合間での相互不可侵協定が結ばれたのである。
これにより、連邦=共和国とドラコ連合は互いの国境線沿いに配備された戦力の氏族戦線への転用を可能としたかのように見えた。だが、氏族の次の侵攻目標がドラコ連合の首星“ルシエン”であるとの情報がもたらされた時、事態は極めて危険な方向へ動いた。連邦=共和国にとって、これはドラコ連合を打倒する千載一遇の好機でもあったのである。
果して、セオドア・クリタは、長年の敵手である“狐”のハンス・ダヴィオンを信頼する事はできるのか? 帝都“ルシエン”の防衛は可能なのか?

“アウトリーチ”での対氏族訓練の風景、“ルシエン”での大激戦、氏族に戦士として受け入れられたフェラン・ケルの戦闘、ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオン/ホヒロー・クリタ/カイ・アラード=リャオの間で徐々に深まる友情――等々が、その他の新旧キャラと共に重厚な文章で描かれています。
また、この巻で新世代のキャラ達の存在感が大きくなっていき、かなり魅力的な個性が見えてきます。そして、氏族の侵攻に震撼する中心領域の動きは非常に劇的で、面白く読めます。前作の勢いを全く損なっていない、名作バトルテック小説です。

入手難易度:やや難

 

8617 Lost Destiny

ブラッド・オブ・ケレンスキー・シリーズの三作目です。絶版。
ハンス・ダヴィオンが送り込んだ援軍――ウルフ竜機兵団、ケル・ハウンドと、セオドア・クリタの緻密な防衛計画により、ドラコ連合の“ルシエン”は守られた。そして、氏族の最終的な目的が明らかになった……氏族は人類発祥の地でありコムスターの本拠地でもある“地球”を奪還し星間連盟を再生する事こそが、侵攻の目的だったのである。この事実を知ったコムスターは態度を硬化し、氏族との対決を決意した。
コムスター軍の全権を委ねられた軍司教アナスタシアス・フォフトは、“地球”を賭けた神判を氏族に対して提案した。コムスターが勝利した場合、氏族は“地球”方面への侵攻を15年間停止する。氏族が勝利した場合、コムスターは“地球”を彼等に明渡す。それを決める決戦の舞台は、ラサルハグ共和国の一惑星である“ツカイード” 勝利の天秤はどちらに傾くのであろうか? しかし、この裏側で、コムスター総主教ミンドー・ウォータリーは全てを裏切る“スコーピオン作戦”を実施しつつあるのをこの時は誰も知らなかったのであった。
一方、惑星“アリーナ”での敗北後、損害を癒しているヴィクターの前に、オミ・クリタの使者のシン・ヨダマが現れた。オミはヴィクターに、氏族の重囲下に陥っている自分の兄のホヒロー・クリタを救出する為の部隊を派遣して欲しいと懇願してきた。“ルシエン”戦後のドラコ連合には、救出部隊を編制する余力が無かったのである。果して、ヴィクターはライバルの救出に赴くのであろうか?
また、惑星“アリーナ”でヴィクターの撤退を援護して死亡したと思われていたカイ・アラード=リャオは、実は生存しており、惑星からの脱出法を探して孤独な闘争を続けていた。そして、彼はコムスターの“スコーピオン作戦”に遭遇し、氏族の戦士達と奇妙な共同戦線を張る事になる。彼はコムスターの“スコーピオン作戦”の魔手から、惑星を救う事はできるのであろうか?

今までの全ての出来事が、決着へと収束していきます。謎の人物であったアナスタシアス・フォフトの正体が明かされます。また、フェラン・ケルのブラッドネーム神判、ヴィクターのホヒロー・クリタ救出、ツカイード戦等々、全てが劇的な展開を見せます。ブラッド・オブ・ケレンスキー3部作を締め括るのに真に相応しい作品だと思います。
特に、カイ・アラード=リャオの英雄的な活躍振りには惚れ惚れとします。バトルテック・ファンなら、是非とも読んでおきたい、傑作小説です。

入手難易度:やや難

 

8618 Heir to the Dragon

中心領域列強の一角であるドラコ連合。セオドア・クリタは、ここの王子として生まれた。
しかし、彼の将来は決して約束されたものではなかった。この国では、トップに立つ過程にて様々な試練に打ち勝たなければいけない……。
彼のトップへの挑戦を描いた小説です。絶版。ドラコ連合の資料としても一級品(日本人としては、苦笑するような描写もありますが)
また、3029年のフレデリック・シュタイナーとの会見、その後が描かれているのも見所です。彼との話し合いで、セオドアはある決意をします。
3039年戦争でのドラコ連合の勝利も、これを読めば頷けます。

入手難易度:難

 

8619 BattleTech Technical Readout: 3055

3050年代中盤のメックカタログです。殆どのメックが新型です。絶版。
注目は、クランのオムニファイターと一部のメックです。
どれも、デザインがすっきりしています(メックとは大違いです) 一部のメックのデザインは、日本のものの様ですね(ビクター製?)

入手難易度:難

 

8619 BattleTech Technical Readout: 3055 Revised Edition

オリジナルのTR3055の一部のメックを削除して再版したものです。削除されたものの代りに新型メックが加わっており、これはこれで別に購入する価値があるものとなっています。

入手難易度:普通

 

8620 BattleTech Technical Readout: 3057

降下船、戦艦、戦闘機、建造物、シャトルなどのカタログです。詳細な背景設定は、非常に資料として役に立ちます。
ただし、データはBattle Space形式のものなので、エアロテックだと使い難くなっています。
エアロテックの戦闘機データも、バトルスペース形式ですが載っています。巻末には、バトルスペースのエラッタもあります。
バトルスペース・ユーザーは入手しておくべきでしょう。

入手難易度:普通

 

8621 BattleTech Technical Readout: 3058

3050年代末期の新型メックと車輌、発掘メック、レアなメックの載ったカタログです。
中心領域製のオムニメックも載っています。注目はなんと言っても、最初のメック、「マッキー」でしょう(笑)
まさに、ビッO・ザ・Oドー。

入手難易度:やや難

 

8622 BattleTech Technical Readout: 3060

3060年のメックカタログ。中心領域の新型メックと、クランの新型メック、車輌が載っています。絶版。
中でも注目は、クランの新たな兵器である「プロトメック」のルールでしょう。

入手難易度:やや難

 

8630 BattleTech Tactical Handbook

バトルテックのルール・エキスパンション。絶版。
マキシマム・テックでは削られた、様々なルール、装備品が載っています。
LAMの運用ルールが掲載されたものとしては、最後の資料でしょう。メック一覧表の中には、見慣れない物もあります……(アレです)

入手難易度:やや難

 


8701 House Davion Cloth Patch

8702 House Kurita Cloth Patch

8703 House Stiner Cloth Patch

8704 House Marik Cloth Patch

8705 House Liao Cloth Patch

8708 Clan Wolf Cloth Patch

8709 Clan Smoke Jaguar Cloth Patch

8710 Clan Jade Falcon Cloth Patch

8711 Clan Ghost Bear Cloth Patch

8712 Federated Commonwealth Cloth Patch

 


8801 The House Davion Mechwarrior Personnel File

恒星連邦の主要なメック戦士の事が載っています。
恒星連邦公式の戦闘詳報記載用シートが付属しています。

入手難易度:稀少

 

8802 The House Kurita Mechwarrior Personnel File

ドラコ連合の主要なメック戦士の事が載っています。
ドラコ連合公式の戦闘詳報記載用シートが付属しています。

入手難易度:稀少

 

8803 The House Steiner Mechwarrior Personnel File

カトリーナ・シュタイナー等の、ライラ共和国の主要なメック戦士の戦闘記録、肖像が載っています。
ライラ共和国公式の戦闘詳報記載用シートが付属しています。

入手難易度:稀少

 

8804 The House Marik Mechwarrior Personnel File

自由世界同盟の主要なメック戦士の事が載っています。
自由世界同盟公式の戦闘詳報記載用シートが付属しています。

入手難易度:稀少

 

8805 The House Liao Mechwarrior Personnel File

カペラ大連邦国の主要なメック戦士の事が載っています。
カペラ大連邦国公式の戦闘詳報記載用シートが付属しています。

入手難易度:稀少

 


5150 Wolf Pack

晩年を生きるタカシ・クリタ。3054年“ルシエン”攻防戦の終結後、彼はジェイム・ウルフを帝都“ルシエン”に呼んだ……それが事件の幕開けであった。
その頃、ウルフ竜機兵団内の名誉・在り方を巡った軋轢、トゥルーボーン達の苦悩は頂点に達しつつあった。
そして、地図にも記載されていない秘密の星系“ブリストル”で、ある作戦に従事していた、ジェイム・ウルフの(生存している)最後の息子であるマッケンジー・ウルフに起こった悲劇が全ての引き金となった!

ウルフ竜機兵団内に起きた争乱のお話です。トゥルーボーンのメーヴェ、ノバキャット氏族のエレメンタルだったエルソンを軸に話は描かれています。
ウルフ竜機兵団氏族回帰派 VS 従来のウルフ竜機兵団――戦闘力はどちらも互角です。
今まででに出会った中で最強の敵――しかも身内(!)を迎え撃つジェイム・ウルフ。彼の心情はどんなものだったのでしょうか?
また、Wolves on the Borderでの因縁の決着も、この巻でつきます。タカシ・クリタ切腹の経緯は必見!(この男、やってくれます)
メーヴェの出生にまつわる秘密も見所です。ただし、この小説は、文の構造上から読みにくいのが難点だと思います。

入手難易度:難

 

5158 Way of the Clans

ジェイドフェニックス・シリーズの一作目。

入手難易度:やや難

 

5164 Bloodname

ジェイドフェニックス・シリーズの二作目。

入手難易度:やや難

 

5194 Mercenary's Star

旧作の新装版です。

入手難易度:やや難

 

5200 Falcon Guard

ジェイドフェニックス・シリーズの三作目。

入手難易度:やや難

 

5217 The Price of Glory

旧作の新装版です。

入手難易度:やや難

 

5219 Natural Selection

ツカイード戦の勝利により停戦協定が結ばれ、氏族の全面侵攻は停止した。しかし、氏族の散発的な襲撃は連邦=共和国とドラコ連合に対して継続して行われており、この事は特に侵攻の当事者であるスカイア連邦等の不満を高め、徐々に連邦=共和国に亀裂を広げていたのであった。
そして、衝撃的な事件が起きた――伝説の海賊“レッド・コルセア”の名を掲げた無法な海賊集団が、突如、連邦=共和国と氏族占領地域との国境近辺に出現し、国境沿いの連邦=共和国の惑星を次々と襲撃したのである。海賊らしからぬ優秀な装備で武装した無法者達は現地の守備軍を次々と撃破していき、討伐に派遣した傭兵部隊も逆に壊滅させられるという有様であった。しかも、海賊は氏族の占領地域から来たものと推測されたのである……。
この事態に、ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオンは氏族の大族長に釈明を求めた。そして、氏族の大族長は潔白を証明する為、討伐部隊の編成と連絡役を兼ねた特使の派遣をヴィクターに提案した。そして、その特使の名は、フェラン・ケル――ヴィクターの従兄弟であり、今ではウルフ氏族に受け入れられ彼の敵となった男だったのである。
また、ヴィクターが新たに編制した“レッド・コルセア”討伐軍の主力は、高名な傭兵部隊であるケル・ハウンド。彼等にしてみれば、フェランは裏切り者である……果して、ウルフ氏族との共同作戦はうまくいくのであろうか? 彼等を信頼する事はできるのであろうか?
同時期、ヴィクターの母親で最大の擁護者でもあるメリッサ・シュタイナー=ダヴィオンにも危機が迫りつつあった。しかし、その事には、誰も気付いていなかったのであった。連邦=共和国の前途には何があるのであろうか?

氏族の強硬派が実施した、ツカイード協定を破る事を目論んだ陰謀を扱った小説です。海賊を装った氏族の特殊部隊である“レッド・コルセア”の頭目はなかなかの女傑で、魅力的です。彼女と引退したケル・ハウンドの隊員であるガイストとの絡みは、要注目でしょう。また、フェラン・ケルの活躍や、バトルテック最凶の危険人物となる暗殺者(ダンシング・ジョーカー)の初登場も見所です。
そして、陰謀の真相――クルセイダー派とウォーデン派の氏族の争いの凄惨さには、戦慄を覚えます。“ブラッド・オブ・ケレンスキー”シリーズに続く新たなバトルテックの展開を切り開いた、マイケル・スタックポール氏の傑作小説です。

入手難易度:稀少

 

5221 Decision at Thunder Rift

旧作の新装版です。

入手難易度:普通

 

5309 Ideal War

ポール・マスターズ大尉――マーリック騎士でもある彼は、メックウォリアーの理想といってもよいであろう。彼は、無数の戦闘を経験した歴戦の勇士で、卓越した戦闘技能を持つ人物である。
だが、反乱の起こった惑星鎮圧の任務を受け、そこへ向かった彼の前にあったのは理想的な戦場では無かった。血で血を洗うような、ルールも無い、最悪の戦場で彼はどうするのか?

自由世界同盟の新たなるステップを描いた作品です。ナイツ・オブ・ジ・イナースフィアの事を知りたい人にお薦めの作品。

入手難易度:やや難

 

5312 Main Event

熟練のメック戦士であるジェレミア・ローズが、傭兵部隊“ブラックソーン”を結成するまでの過程を描いた小説です。
ソラリスVIIのメック闘技場を舞台に、様々なエピソードが展開されていきます。メック闘技場の臨場感を味わいたい方にお薦め。

入手難易度:やや難

 

5315 Blood of Heroes

著者はアンドリュー・キース(ウィリアム・H・キース,Jrの弟)です。兄との共同執筆のようで、グレイ・デスの正統な続編と言えるでしょう。
グレイ・デス軍団の「スカイア反乱」時のエピソードが描かれています。

入手難易度:難

 

5335 Assumption of Risk

あの伝説のスパイにしてメック戦士であるジャスティン・アラードと、キャンダス・リャオの間に生まれた息子である、カイ・アラード=リャオ。彼は不屈の精神力を持つ男であり、既知宇宙で最強のメック戦士と言っても過言ではないであろう。
しかし、彼にも弱点はあった――数年前に別れたディアドラ・リーア博士。そして、秘密裏に生まれていた彼の息子であるデイヴィッド・リーア……この2人である。
その頃、自由カペラ軍の指導者であるトーマノ・リャオは、カペラ大連邦国を恐怖政治から解放する為に、旗頭を必用としていた。そして、そんな彼が目を付けたのは、カイ・アラード=リャオであった。トーマノ・リャオは、カペラ大連邦国と連邦=共和国との間に戦争を勃発させる計画を実行する為に、カイ・アラード=リャオを必用としていたのである。
誘拐され、惑星ソラリスVIIの一角に幽閉されたディアドラとデイヴィッド。そして、トーマノより示された、彼女達を解放するのに必用な条件とは、

――ソラリスVIIメック闘技場での優勝だったのである!

今、愛する人々を守る為、自身の名誉を証明する為、カイ・アラード=リャオの過酷な闘争が始まる……。

ソラリスVIIのメック闘技場を舞台にしたロマンスと策謀の溢れる小説です。父親の跡を辿るカイの姿が興味深いです。
(周囲で陰謀を企む、ライアン・シュタイナーとその末路も必見です)
また、ブラッド・オブ・ケレンスキー・シリーズで登場した懐かしい面々もカイを助ける為に集まってきて、活躍を見せてくれます。
特に、スコーピオン作戦の阻止に協力したジェイドファルコンの戦士達の再登場は高ポイントです。
この小説は、スタックポール氏の手によるだけあり、情感に満ちた文章が素晴らしいです。読後の余韻が爽快な名作と言えるでしょう。

入手難易度:稀少

 

5337 Far Country

ドラコ連合の力の象徴の1つである、DEST。この部隊は、ドラコ連合の中でも精鋭中の精鋭と言える、恐るべき部隊である。
戦場にて、彼等の有効性に疑問を持つ余地は無いであろう。しかし、別のルールの下では?
ジャンプシップの不調により、未知の星系に出現し、ある惑星に放り出されたDESTと傭兵達。彼等の前に立ち塞がるのは、過酷な自然環境と、未知の生物−エイリアン達であった。Far Country……。
果して、DESTチームは生き残れるのか? 脱出する事は可能なのであろうか? 最後には意外な事実も判明します。

異色のバトルテック小説です。メックの有り難味がよくわかるお話です(笑) フェニックスホークLAMは本当に便利かと。

入手難易度:やや難

 

5364 D.R.T

傭兵部隊ブラック・ソーンの小説です。彼らは、クラン占領地域の偵察・攻撃という困難な任務を引き受けます。当然、うまくいきませんが。
そして、始まる、ノバキャット氏族との戦闘。最後の決闘は、ハラハラさせられます(しかし、まあ、隊長のローズは、強いですね)
エピローグの彼等の誓いは、近いうちに果たされるでしょう。

入手難易度:やや難

 

5429 Close Quarters



入手難易度:難

 

5441 Bred for War



入手難易度:やや難

 

5446 I am Jade Falcon



入手難易度:難

 

5489 Highlander Gambit

リャオ家は、過去の恨みを忘れる事は決してない……。
30年前、第4次継承権戦争の最中、ノースウィンド・ハイランダーズはカペラ大連邦国を裏切り、恒星連邦に寝返った。
カペラ大連邦国の第4次継承権戦争での大敗の責任の一端は、彼等にある筈である――彼等には報いを与えなければならない。

カペラ大連邦国首相であるスン=ツー・リャオは、リャオ=マーリック攻勢によって連邦=共和国が分裂した今こそが、復讐の時であると感じていた。
そして、彼は1人の男を惑星“ノースウィンド”に送り込み、連邦=共和国とノースウィンド・ハイランダーズへの工作を行わせる事にした。
その男の名は、ローレン・ジェフレイ――現デス・コマンドの隊員で、カペラ大連邦国に残留したノースウィンド・ハイランダーズの戦士の孫である。リャオ家の復讐の道具として、正に完璧な存在であった。
彼の任務は、ノースウィンド・ハイランダーズ内に潜入し、連邦共和国とノースウィンド・ハイランダーズを離間するように仕向け、あわよくば両者に戦争を行わせる事である。
計画がうまくいった場合、リャオ家は労せずして彼等を壊滅させ、復讐を果す事が可能であろう……。
しかしながら、ローレン・ジェフレイは冷酷なデス・コマンドの一員でありながらも、その内部には戦士の誇りが存在し、同時にノースウィンド・ハイランダーズの血も流れていたのであった。
果して、ノースウィンド・ハイランダーズの運命はどちちらに向かうのであろうか?

高名な傭兵部隊であるノースウィンド・ハイランダーズの小説の1つです。1人の男が故郷を見出すまでの話とも言えます。
ブレイン氏の作品らしく情熱的で読みやすい、佳作といえる作品です。

入手難易度:やや難

 

5490 Tactics of Duty

グレイ・デス軍団の続編。

入手難易度:やや難

 

5492 Lethal Heritage

旧作の新装版です。

入手難易度:普通

 

5493 Blood Legacy

旧作の新装版です。

入手難易度:やや難

 

5494 Lost Destiny

旧作の新装版です。

入手難易度:普通

 

5528 Black Dragon



入手難易度:やや難

 

5529 Impetus of War

高名な部隊である“ノースウィンド・ハイランダーズ”関連の小説です。
ドラコ連合に雇われたノースウィンド・ハイランダーズ。辺境の深部に位置する惑星“ウェイサイドV”――ここに設置されている大規模な物資集積所を破壊するのが彼等の任務であった。そこを破壊できれば、来るべきスモークジャガーへの反攻作戦時にドラコ連合軍は優位に立てる。失敗は許されない……。
だが、彼等は予想外の事態に立ち往生する事となった。現地にはスモークジャガーの強力な部隊が存在していたのである。この辺境の奥地では増援は期待できない……苦境に立たされたハイランダーズ。しかし、ここで1人の男が立ち上がった。彼の名は、ローレン・ジェフレイ――元リャオ家のエリート特殊部隊“デス・コマンド”の一員であった特異な経歴を持つ人物である。彼の大胆な作戦指導はどのような結果を生むのであろうか?

バトルテック小説の大家であるブレイン・リー・パードゥ氏の手によるだけはあり、読みやすくテンポのいい佳作小説と言えます。

入手難易度:難

 

5530 Star Lord



入手難易度:やや難

 

5531 Malicious Intent

3057年〜3058年の、惑星コベントリーで起きた事件の物語。主人公は、ある意味「最後の」ウルフ氏族の戦士です。
エピローグの、カトリーナ(キャサリン)・シュタイナーの最後の言葉の意味は?(しかし、仲の悪い兄妹です)
まあ、今だったら、解かると思いますが(笑)

入手難易度:難

 

5532 Wolves on the Border

バトルテック10周年を記念して発売されたバージョンです。

入手難易度:やや難

 

5533 Hearts of Chaos

ドラコ連合のブラック・ドラゴン関連の小説です。

入手難易度:やや難

 

5534 Operation Excalibur

グレイ・デス軍団の続編。3058年の惑星ヘスペラス、惑星グレンギャリーの事件の話です。
この話の中で異彩を放っているのが、「サイクロプス」の強さです。
ローリーが搭乗した「ゼウス改」、マッコール搭乗の「ハイランダー」、2機を相手に、一歩も引かない戦闘力を発揮しています(笑)

入手難易度:やや難

 

5535 Heir to the Dragon

バトルテック10周年を記念して発売されたバージョンです。

入手難易度:普通

 

5597 Double-Blind

3058年に、マリアン・ヘゲモニーとカノープス統一政体との間に起きた紛争のお話です。
カノープス統一政体に雇われた高名な傭兵部隊“アヴァンティ・エンジェルズ”。彼等の仕事はマリアン・ヘゲモニーの攻撃に備える事であった。
だが、戦場で彼等は予想外の敵を目にする事となった――辺境では稀な筈の高度なテクノロジーで武装された部隊が敵に存在したのである。
そして、判明した敵の正体は――ワード・オブ・ブレイク教団であった! 彼等の目的とは? 最悪の狂信者達を相手にする事となった“アヴァンティ・エンジェルズ”の運命は?

困難な状況でも諦めない傭兵部隊――初期のグレイデス軍団を彷彿とさせる“アヴァンティ・エンジェルズ”のしぶとさが素敵です。
傭兵部隊が好きな人にお薦めの、爽快さに満ちた小説です。辺境で暗躍するワード・オブ・ブレイク教団の不気味さも必見です。今になってみますと、後の歴史の伏線になっていますね。

入手難易度:普通

 

5633 Binding Force

カペラ大連邦国の“武家”についてを扱った小説です。

入手難易度:やや難

 

5634 Exodus Road

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの1作目。
「常に、裏切りは世界を変化させるものであろう」――裏切りはEXODUS LOADを暴く……。
辺境より遥か遠くに位置する世界で、長年、クランは中心領域に帰還し、征服する機会を窺ってきた。だが、彼等の言う“義挙”は、想像だにしなかったツカイードの敗戦にて頓挫を余儀なくされた。
スモークジャガーのある1人の戦士。彼もまた、ツカイードの敗戦にて名誉を汚され、戦士としての挫折を味わっていた。しかも、スモークジャガー上層部は、彼から名誉挽回の機会を奪い、敗戦の責を負わせたのである。この状況を前にし、その戦士――トレントは、遂に、反逆を決意したのであった!
彼は、スモークジャガーの母星の場所と、そこに到るまでのルート――“エクソダス・ロード”の情報を中心領域に伝えるつもりであった。情報を手土産に中心領域側の戦士として戦い、政治を弄びニコラス・ケレンスキーの理念を汚した現在のスモークジャガー上層部への復讐と、戦士としての自分の価値を証明するのを目的として……。彼の計画は果して成功するのであろうか?

クランの黄昏――クラン戦争終結への過程を描いた一連のシリーズ、最初の小説です。
氏族人の裏切りをテーマにした、非常に興味深い話です。生粋の戦士にとって“政治”は常に障害となるもののようです。巻の最後の方でのトレントとプリセンター・マーシャル:アナスタシアス・フォフトの会見は、“政治”について互いに語り合うものでした。過去の経験から、フォフトはトレントの心情を良く理解できたようです。
氏族の一面を理解するのに役立つ、面白い小説と言えるでしょう。

入手難易度:やや難

 

5635 Grave Covenant

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの2作目。

入手難易度:難

 

5637 The Hunters

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの3作目。
クランへの抗戦続行を決意した継承国家群。その一環として、スモークジャガー占領地域への攻撃が開始された。その一方で極秘の作戦――“サーペント作戦”も同時期に開始されていた。クラン本国への直接的な侵攻という大胆な作戦である。
この作戦が可能となったのは、クラン離反者が古のケレンスキー将軍が中心領域脱出に使ったルート――“エクソダス・ロード”の情報を継承国家に伝えてきたからである。
長年、中心領域はクランに“狩られる”存在であった。しかし、今、全ての戦争を終らせる為に、狩られる側は……“狩猟者(THE HUNTERS)”となる!

“エクソダス・ロード”を辿りクラン本国を目指すサーペント任務部隊の道程を書いた小説です。辺境深部での作戦行動の困難さの描写、ゴーストベアーの航宙艦との戦闘等々のエピソードが見所です。
軽妙なるテンポで綴られる文が心地よい佳作。(個人的には、ある男の死が非常に残念ですが)

入手難易度:やや難

 

5715 Freebirth

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの4作目。

入手難易度:普通

 

5716 Warrior: En Garde

バトルテック10周年を記念して発売されたバージョンです。

入手難易度:難

 

5718 Warrior: Riposte

バトルテック10周年を記念して発売されたバージョンです。

入手難易度:普通

 

5719 Sword and Fire

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの5作目。
スモークジャガーの本拠、惑星“ハントレス”に侵攻したサーペント任務部隊。中心領域に平和を取り戻すには、ここでの勝利が必要であった。
だが、サーペント任務部隊を深刻な打撃が襲う――総指揮官のモーガン・ハセク=ダヴィオン元帥が謎の暗殺者の凶刃に倒れたのである!
天才的作戦家で信望も篤い司令官を失い、作戦の成功が危ぶまれる中で立ち上がった人物は……アリアナ・ウィンストン! 高名なる傭兵部隊エリダニ軽機隊の総司令官である彼女は、この危機に敢然と立ち向った――“ハントレス”戦の行方は何処に?

サーペント作戦の推移を描いた小説です。“ハントレス”での苦闘がよく解かります。
スモークジャガーの本国だけに最新の装備が幾つかあり、サーペント任務部隊は苦しめられました。特に、初登場の新兵器――“プロトメック”は、あの自由世界同盟最良のメック戦士であるポール・マスターズをも戦慄させました。
また、アリアナ・ウィンストンの女傑振りには惚れ惚れします。エリダニ軽機隊ファンにお薦めの佳作小説。
氏族贔屓の人には、辛い話かもしれないのが問題ではありますが……。

入手難易度:普通

 

5721 Shadows of War

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの6作目。
多大な犠牲を払いながらもスモークジャガーの本拠、惑星“ハントレス”の制圧に成功したサーペント任務部隊。彼等の続く任務は、援軍が来るまでの間の“ハントレス”の維持と、スモークジャガーの戦争能力の破壊である。
だが、メック工場、軍施設等の解体/破壊は予想以上に時間が掛かるものであった。その上、惑星上のスモークジャガーの残存軍は通常の氏族の行動様式から外れたゲリラ戦をも仕掛けてきた。
更に悪い事は続く――ブルドッグ作戦により、中心領域から撤退してきたスモークジャガーの軍勢が“ハントレス”に帰還し、自分達の本国が占領されている事に気づき、怒り狂ってサーペント任務部隊に襲い掛かってきたのであった!
損害が十分に回復しない状態で、敵を迎えたサーペント任務部隊の運命は果たして?

回復不可能な損害、次々と倒れていく僚友達、悪化していく戦況――しかし、戦士達は不屈の闘志で以って戦いを続ける……。
スモークジャガー、サーペント任務部隊共に、自分達の生存を賭けて戦う姿が、非常に凄惨かつ、心に迫るものがあります。
(宇宙での艦隊戦も、凄惨なものでした。最期まで降伏を拒否して戦い沈んだリベレーター級巡洋艦の姿には戦慄しました)
DESTのマイケル・ライアン少佐のプロフェッショナリズムに溢れた態度・犠牲心には、これぞ、ドラコ魂!と感嘆します。また、スモークジャガー族長リンカーン・オシスの苦悩を思うと、泣けてきます。
(サーペント任務部隊=エリダニ軽機隊総指揮官アリアナ・ウィンストンの最期も、心にくるものがあります)

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの1つの絶頂とも言える、素晴らしい小説です。

入手難易度:難

 

5722 Warrior: Coupe

バトルテック10周年を記念して発売されたバージョンです。

入手難易度:やや難

 

5723 Prince of Havoc

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの7作目。
惑星“ストラナ・メクティ”でのクランとの決戦が描かれています。中心領域側は、この戦い(決闘)に勝利し、クランとの休戦に成功しました。

「スモークジャガーにより始まった侵攻は、今日、最後のスモークジャガー戦士の死により終った。彼の霊よ安らかなれ……」―ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオン

人を殺す事を嫌った、ヴィクターの優しさと、強さ、苦悩が読み取れる、良作です。
しかし、中心領域に寧日無し。彼の不在時に故国で起きた事件とは? かくして、混沌は続く……。
(エピローグにて、カトリーナがオミ・クリタの暗殺をダンシング・ジョーカーに依頼しているのも要注目です! なんと、暗殺への報酬は550万ライラ・ハウス・ビルだそうです。空前絶後の金額です)

入手難易度:普通

 

5739 Falcon Rising

トワイライト・オブ・ザ・クラン・シリーズの8作目。

入手難易度:普通

 

5745 Threads of Ambition

カペラン・ソリューション・シリーズの一作目。
新・星間連盟首長、スン=ツー・リャオの夢は、カペラ大連邦国の失った領土を取り戻し、再び昔日の栄光を取り戻す事であった。
彼は、その一環として、セントアイブス協定との問題解決を決意した……果して、その結果は?
カペラ大連邦国の中興を描いた作品です。

入手難易度:普通

 

5754 Killing Fields

カペラン・ソリューション・シリーズのニ作目。

入手難易度:稀少

 

5780 Dagger Point



入手難易度:普通

 

5791 Illusions of Victory

ソラリスVIIを舞台にした小説です。舞台がそこですので、出てくるメックの種類が多彩です。
果して、闘技場での勝利の意味は? 自由とは?

入手難易度:普通

 

5798 Measure of a Hero

ライラ同盟で発生した反乱のお話です。惑星“ソーリン”。ここにて、反カトリーナ感情は頂点に達し、爆発しようとしていた。
事態は最悪の方向へ動いた――現地のライラ同盟軍の司令官は一般民衆への弾圧を開始したのである。そして、犠牲者の中には、ジャーナリストとして現場にいた惑星軍指揮官であるアーチャー・クリスティフォーリの妹も含まれていたのであった!
かくして復讐の為に、アーチャーは惑星軍メック連隊を率いて立ち上がった――アーチャーズ・アヴェンジャーズの誕生である。
果して、アーチャー・クリスティフォーリ率いる反乱は成功するのか? バトルテック最終エピソードの序曲を描いた作品です。

入手難易度:普通

 

5808 Path of Glory



入手難易度:普通

 

5825 Flashpoint

デイヴィッド・マッカーシー――彼はクラン本国での戦闘で苦闘の末に勝利を掴んだ部隊、“第1カシール・ウーランズ”の数少ない生き残りである。
苦い勝利の味を噛み締めつつ故郷に帰った彼を待ち受けていたのは――連邦=共和国内戦の現実であった!
彼の故郷である惑星“カシール”には中心領域でも最大級の航宙艦ドックが存在しており、勢力を確固たるものとしたいカトリーナ(キャサリン)には放置しておけない要地だったのである。
そして、カトリーナが送り込んできた第8連隊戦闘団は惑星を地元の市民軍の手に委ねるのを拒否し、抵抗勢力の弾圧を開始したのであった。
この事態を前に、デイヴィッドは愛する故郷を守る為に市民軍を率い、強力極まりない存在である第8連隊戦闘団に立ち向う事を決意した……果してその結果は?

連邦=共和国内戦の序盤――正に内戦の“Flashpoint”を描いた小説です。圧倒的な敵に立ち向う市民軍の勇戦は必見です。
また、小説の最後に出てくるアヴァロン級戦闘巡洋艦“ロバート・ダヴィオン”に対したエクスカリバー級降下船の行動は涙を誘います。
Loren Coleman氏の手によるだけはあり、これこそバトルテック小説!と言える迫力に満ちた佳作です。

入手難易度:普通

 

5836 Test of Vengeance

視点は違いますが、小説“Path of Glory”の続編と言える小説です。
ゴーストベアー氏族のエレメンタルから見た、ドラコ連合とゴーストベアー・ドミニオンの戦闘の推移と結末が描かれています。

入手難易度:普通

 

5845 Patriots and Tyrants

“Prince of Havoc”の続編。恒星連邦・ライラ同盟を巡るヴィクターVSカトリーナ(キャサリン)の内戦に到る過程が描かれています。
アーサー・ダヴィオンの暗殺(実はOOしていますが)、オミ・クリタにも迫る謎の暗殺者ダンシング・ジョーカー……。その後の暗雲を感じさせる展開です。
そして、注目はヴィクターの前に立ち塞がる人物――バトルテック・アニメシリーズの主人公であったアダム・シュタイナーです。
ライラ同盟内屈指のメックウォリアーに成長した彼とヴィクターとの一騎打(ダイアー・ウルフ対サンダーホーク)は必見です。
またアイシス・マーリックの素顔も要チェックです。名作小説と言えるでしょう――ただ、ちょっと短いのが惜しまれる点ではありますが。

入手難易度:普通

 

5856 Call of Duty

“Measure of a Hero”から話が繋がっています(続編と言えますね)
ライラ同盟領内の惑星“オデッサ”――ここはカトリーナ(キャサリン)派のニコラス・フィスク伯爵が治める場所であった。そして今、罠と知りつつも敢えてアーチャーズ・アベンジャーズは、そこに踏み込もうとしていた。
ヴィクター派のアーチャー・クリスティフォーリ中将は、この作戦を成功させる必要があった。何故ならば、成功すれば、あの高名な傭兵部隊「スノード・イレギュラーズ」を味方に引き込める可能性がでてくるからである。
しかし、ニコラスは両者にある謀略を仕掛けていた。誤解による衝突の発生。オデッサ戦の行方は果して……?

この話で久し振りにロンダ・スノード、スノード・イレギュラーズが登場します! この生ける伝説も今回はちょっと不幸でしたが(笑)
また、時を経ても、イレギュラーズのスカベンジャー的性質が変わっていないのも嬉しい所です(「宝石を見つけるまでは、動かないよ!」―ロンダ・スノード)
エピローグにて、舞台はクランとの因縁の惑星“ツカイード”へ移る予感が。かつて中心領域が勝利した場所で高まる戦機。まさか、クランが動く? 物語は次の巻へ続きます。
(エピローグのカトリーナの行動には、もの凄く笑ってしまいました。必読ものです!)

入手難易度:普通

 

5876 Storms of Fate

“Patriots and Tyrants”の続編。
連邦=共和国の内戦は、衰える事なく続いていた。カトリーナ(キャサリン)は焦っていた――彼女が簒奪した王権がゆっくりとヴィクターの手に取り戻されていく事に……。
彼女の焦りは、圧制の温床となっていった。そして、内戦を好機と捉え、再び牙を剥き侵攻してきたクランの軍勢。混沌は頂点に……。
ヴィクターは、彼女の野望を阻止する最後の計画の準備をする――彼の戦場は星間連盟の議会であり、彼女が星間連盟首長の座に就くのを何としても阻止する必要があった。
しかし、勝利がヴィクターの手に収まるかと思えた正にその時に、カトリーナ(キャサリン)の邪悪な反撃が彼を襲う!
燃え上がる裏切りの炎は、ヴィクターを焼き尽くし、更には中心領域をも焼く災厄への前兆なのであろうか……。

バトルテック・最終エピソードの小説も、いよいよ佳境に入りました。内戦の行方は果して? オミ・クリタの暗殺、星間連盟首長選挙の行方等、激動の時代が描かれています。
注目はカトリーナ(キャサリン)の冷酷・冷徹なる言動です――彼女に思わず惚れ込んでしまいそうになりました。
あの悪辣さ――彼女の支持者が多いのも頷けます。あれをカリスマと言うのでしょう。バトルテック・ファンなら必読の小説です。
(「暗殺者は、まだルシエンに居る」「セオドア・クリタに知らせなければいけない」―ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオン 次の巻でダンシング・ジョーカーの居場所が判明?)

入手難易度:普通

 

5885 Operation Audacity

“Call of Duty”、“Patriots and Tyrants”の続編。
連邦=共和国の内戦は、ヴィクターが(カトリーナより)被った最近の大敗北により、凄惨で荒れ狂う展開となっていた。
そして、更に悪い事は重なる――ジェイドファルコンがライラ同盟領に侵攻してきたのである! 内戦は、彼等に再侵攻の好機を与えたのであった。
しかし、ヴィクターには、大胆なる秘策があった――ジェイドファルコンの占領地奥深くに、アーチャー・クリスティフォーリの軍勢を侵攻させ、ファルコンの攻勢能力を壊滅させるという……。
だが、作戦を成功させるには、カトリーナの最も忠実な勇士で英雄のアダム・シュタイナー少将を説得する必要があった。
彼等が抹殺を誓った昨日の「敵」を信頼する事は、可能なのであろうか? 氏族の再侵攻に苦悩する、中心領域の明日は何処に?

タイトルの通り、“Operation Audacity”――ジェイドファルコンの侵攻に対する大胆なる作戦を扱った小説です。
大胆なる作戦とは、アダム・シュタイナー、フェラン・ケルが戦線を支えている間に、アーチャー・クリスティフォーリがジェイドファルコン占領地の奥深く――惑星“トワイクロス”へ侵攻するというものでした。そして、この時“トワイクロス”を守っていたジェイドファルコンの部隊は、エイダン・プライドの伝説継承者と自負しているラヴィル・プライド率いるファルコンガード!
ファルコンガードにとって“トワイクロス”はカイ・アラード=リャオの策略に掛かり、不名誉を被った因縁の惑星です。今、惑星“トワイクロス”を巡り、暗雲が再び巻き起る……アーチャー VS ラヴィル・プライドの決戦は意外な結末を迎えます。
――いったい何が起きたのか? 何故、ラヴィル・プライドはあのような事を? そして、窮地に陥るアーチャーズ・アヴェンジャーズ。
彼等は生き残れるのか? 最後まで怒涛の展開が続いて飽きが来ない素晴らしい小説です。
特に、ナターシャ・ケレンスキーの墓所の話は、胸に来るものがありました。傑作。
(エピローグにて、ブレイン・リー・パードゥ氏恒例の、カトリーナに対するアレがあるのもポイントが高いです(笑))

入手難易度:普通

 

5893 Endgame

“Storms of Fate”の続編にして、バトルテックの最終エピソードを綴った小説です。
それは、ヴィクター・シュタイナー=ダヴィオンと、妹のカトリーナとの間で戦われた内戦中で、最も先行きの暗い時期であった。――最愛の人、オミ・クリタが暗殺されたショックはヴィクターを手酷くうちのめすものであった。
そして、ヴィクターが戦場から姿を消し、精神的な再建を試みている間、反カトリーナ同盟軍は指導者が不在の状態だったのである。しかも、その間に、カトリーナは軍の再編成を終えてしまっていた。
しかし、ヴィクターに最後のチャンスが到来した。そして、彼が勝つには、彼の強力な支持者達、全ての協力が必要であろう。ケル、アラード=リャオ、マーリック、サンドヴァル、ソーテック……同盟軍である彼等の役目は、カトリーナ支持者達を駆逐しヴィクターの前に道を開く事である。
これが勝利への最後の機会である――暴君を倒し、法の下に裁き、2つの恒星間国家に正当で慈悲のある君主を玉座に返す……。
モーガン・ケルが、カイ・アラード=リャオが戦場に姿を現す! まさに、最終決戦に相応しい内容でしょう。
バトルテック最終エピソードの結末は?

――この小説にて、バトルテックの1つの時代がエンディングを迎えました。ヴィクターとカトリーナ(キャサリン)の関係にも遂に決着がつきます――ウルフ氏族の意外な介入によって。
その他にも、希代の暗殺者ダンシング・ジョーカーの最期、カイ・アラード=リャオとのひとまずの別れ、忠臣アーダン・ソーテック将軍の犠牲的行動等が描かれています。
1つの時代の終焉なのでしょうか――物悲しい雰囲気に満ちています。しかし、エピローグにて明らかにされた意外な事実により、物語は希望に満ちた明るさでエンディングを迎えます。
非常に感動しました。バトルテックの最終小説に相応しい内容だと心から思います。是非、読んでみて下さい――きっと満足できるでしょう。

(これ以後の小説はダークエイジの時代、3132年を舞台にしたものになります。しかし、個人的にはこのシリーズの続編希望!です。これで終るには惜しいと思いますので)

 

 

5767 MW1 MechWarrior: Ghost of Winter



入手難易度:やや難

 

5768 MW2 MechWarrior: Roar of Honor

ゴーストベアー氏族とウルフ氏族の戦闘を扱った小説です。

入手難易度:普通

 

5769 MW3 MechWarrior: By Blood Betrayed

辺境の国家“リム・コレクション”の一惑星の農場で暮らす少年ハーレイ・ラソール。彼は幸せであった――エリート傭兵部隊“エイブル・エース”に加わった兄が戦死するまでは。
父の望みにより彼は傭兵部隊に入隊し、兄に何が起こったかを知ろうとする。そして入隊した彼の前に現れた彼の教官役のメック戦士は、兄の前の恋人であった! これの意味する所は?
また、傭兵部隊“エイブル・エース”は資金問題から混乱の極みにあり、解散の危機に瀕していた。そこへ来襲した海賊達――この危機を前にした部隊の運命は果して?

1人のメック戦士が誕生する過程を描いた小説です。また、“血の復讐”もテーマにしています。
辺境を舞台にしているのも面白く、気軽に読める良作と言えるでしょう。

入手難易度:普通

 

5851 MW4 MechWarrior: Initiation to War



入手難易度:普通

 

5866 MW5 MechWarrior: The Dying Time

(In a universe of war, even legends must die...)「この戦乱に於いては、伝説でさえも死ななくてはいけない……」――表紙に書いてある言葉です。

伝説的なメックウォリアーであったグレイソン・デス・カーライルの死から数日後の事であった。グレイ・デス軍団は、任務の為に呼び出された。新たなる任地は中心領域最大のメック工場の在る事で有名な“ヘスペラスII”。……数々の伝説と血で彩られたこの地を、連邦=共和国内戦の間隙をついて攻撃してくる勢力から守るのがグレイデス軍団の任務である。
軍団を率いるのは、未亡人となったローリー・カーライル。しかし、彼女の前に広がるのは避けられない敗北への道であった……。

グレイ・デス軍団の栄光の終焉が描かれています。“ヘスペラス”は不落の伝統を持ちます。しかし、その伝統は戦士達の犠牲により成り立っていると言えるでしょう。
グレイソンの息子アレックス・カーライルの手に残された物は? 歴史は繰り返すのでしょうか? 涙無しには読めない小説です。
ですが、全体に漂う悲壮感、コムスター施設へのアヴァロン級巡洋艦の艦砲射撃の戦慄すべき描写、ラスト近辺でのローリーの言葉等(カトリーナの冷酷さも非常に魅力的です)、総合的には素晴らしい小説だと思います。
特に、小説の冒頭にグレイソン・デス・カーライルの若き頃の回想シーンを持ってきたのは、グレイ・デス軍団シリーズのファンとしては、胸が熱くなります。
興味を抱かれたのならば、是非、読んでみて下さい。きっと、何かを感じられる筈です。

入手難易度:普通

 

5872 MW6 MechWarrior: Imminent Crisis

連邦=共和国内戦の3065年〜3066年を舞台にした小説。
内戦中に恒星連邦のカペラ境界域支配者であるハセク家が行なった事態への対応とは、サンドヴァル家とは対照的なものであった。――彼等は可能な限り中立を貫こうとしたのである。
しかし、事態の推移は徐々に中立の維持を困難にしつつあった。そして、彼等は惑星“ニューシルティス”である計画を実行することにした。その結果は?

読みやすく、数あるバトルテック小説の中でも名作に入るといってよいと思います。
連邦=共和国の内戦の推移についての情報が各所に散りばめられていて、資料としても一級品。お薦めの作品です。

入手難易度:普通

 


Bound Photocopy

FASAが最後になって発売した、昔のサプリメントのモノクロ・フルコピー・バージョンの事です(期間限定製品です)
文章を読む分には問題はないのですが、イラスト、地図、チャート類の印刷状況は劣悪です。落丁、乱丁もあります……。


Black Widow, Fox's Teeth, MechWarrior 1st, Mercenary's Handbook, Gray Death Legion, Dropships & Jumpships, Sorenson's Sabres, Wolf's Dragoons, NAIS Fourth Succession War Atlas, Kell Hounds, The Star League, More Tales of The Black Widow, が作成されました。

入手難易度:難?(現在は、入手困難と思われます)

 

Mastersheets (ABT)

FASA発行のレコードシート・シリーズです。ABT101〜ABT108の製品番号で、様々な種類のシートが出ています。(通販限定)
注目は、ABT103 Inner Sphere Aerotech Combat Mastersheetです。これを使えば、製品版とは違った趣で楽しめるかもしれません。
見栄えは、良いと思います。

入手難易度:難

 

? FASA Update Flyer

昔のバージョン(93年以前)の「FASA Corporation Catalog」の事です。バトルテックのコーナーがあったようです。
特殊なメックも載っているそうです。

 

5104 Leviathan

FASAの出していた、Renegade Legionと言う名称のゲームのサプリメントです。
バトルスペースのルールの基になったものの様です。

 

1701 Top Gun

現代の戦闘機を、バトルテックで使うルールが載っています。
バトルテック世界でもF-14って、そこそこ強いです。特に、ミサイルの威力面では、31世紀を凌駕する様に思えます。
すぐ、弾切れになりますが……(苦笑)

入手難易度:難

 

1707 Shogun Sourcebook

FASAが昔出していた、ボードゲーム「Shogun」のサプリメントの様です。バトルテックとは、無関係みたいです。
何故か、過去の商品カタログ(1987年)には、バトルテックのカテゴリーで掲載されていましたが……? 

 


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